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2006年4月28日 (金)

幸せの黄色いハンカチ

Catkoj1x

黄緑だけど。
ムフフフフ。いただいちゃった。 『和楽』定期購読者様だけのお楽しみ、特別付録に「仁左衛門丈ハンカチ」がついていたそうなのです。 我が稽古仲間が太っ腹にも、歌舞キチのわたくしに下さいました♪ あぁぁぁ ありガトゥー。嬉しくって小躍り中。(否 コマワリ中)
おまけ、だーいスキ。お茶のペットボトルについてくるおまけから、前売り映画鑑賞券に付いてくるおまけまで、おまけ目当てで買いかねないわたしなのであった。

あー あと3つ寝ると團菊祭りだわぁ♪

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2006年4月26日 (水)

狂言の現在平成十八

神奈川県民ホールにて「野村万作・萬斎 狂言の現在2006」を観る。いかれなくなった方からのおもわぬおこぼれで、急に観劇できることに。その上1列目!西暦じゃなくていいじゃん。狂言の現在平成十八でどう?

最近「宗論」といえば歌舞伎の鏡獅子の間狂言でみることが多くサッサとしてハハハと笑わせるというパターンになれていたが、本家、狂言の宗論のとうとうとした説法論争は新鮮だった。

法華経と浄土宗と、僧がお互いの宗旨がいかにすばらしいか語る時に、とかく食べ物でその世界観をたとえるのが面白い。このポイントに気が付いたのは、萬斎氏の 細かいのだけど ちっとも面倒くさくならない、まったりとした解説 のおかげ♪極楽にいけるという謳い文句の宗教がはやり、話題の中心は食べ物という 昔って感じの時代のおおらかさがいい。

結局、ソコを間違えるんだ!というトンチンカンさを笑わせたあと、「仏も弥陀も隔てはあらじ」と謡で収めるところが、視覚的にも聴覚的にもきれいでよかった。

夜があけたというシチュエーションで照明が明るくなった。あの演出は不要だな。そんなのみてれば充分伝わるよ。そんな人工の力はいらないのだよ。想像力をなめることなかれ。

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2006年4月25日 (火)

シネマ歌舞伎

邦画ニ非ズンバ映画ニ非ズという意気込みで邦画を愛する我が友おさると、邦非映非連 直球ど真ん中の映画に。『日高川入相花王』『鷺娘』

気になったのは音の位置。前方全体から聞こえるのよね~。浄瑠璃は右から聞こえてほしいの。左の黒御簾の音と右の浄瑠璃の音が、交互に私の頭上でクロッシング!というのがしっくりくるのになぁ。

5.1chリミックスという音響効果のすごさは難しくてよくわからないが、玉さまのすごさはよくわかった。鷺娘の足先の動きなんて鷺より鷺らしい。もう鷺を超えたね。(本物の鷺をみたことがないような気がするけど。)日高川の人形振りも、どんなに大写しになっても、まごうかたなく人形で、人と思わせなかった。音のない世界での動の迫力という印象。それをより感じた。舞台で感じた静寂の緊張感というものは欠けていた。生の舞台のいいとこが全部シネマにあったら、それはまた変だけど。この価格でこの鮮明な迫力が楽しめるなんてすごい。よかった。もう一回みたかったが、いかんせん上映期間が短すぎる。どうなの松竹さん。

今みるならココなのに!って何度か思った。自分の好きな舞台ビジョンって人それぞれにあるものだなあって思いました。はからずも玉三郎丈のお誕生日でした。おめでとうございまーす。

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2006年4月23日 (日)

食彩浪漫

NHK『食彩浪漫』に海老蔵丈出演。そのエバりっぷり。もうツボでした。ステキ。そういう言い方したら・・・もう・・・っていうとこがイイネ。男は規格外!でも、ときおり ものすごーくいいことをポロって言っていました。あーそれ真実っだなあと思うようなことを。再放送も楽しみ♪おんなじだけどね。おんなじでもいいの。

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2006年4月21日 (金)

やーい、へちもの へちもの

060422_1106 六世中村歌右衛門五年祭「四月歌舞伎」夜の部へ。

今日の発見は勘太郎ちゃん。最近「この人うまくなったなぁ」と思っていましたが(エラソウ)今日また改めて思いました。うまくなった(再びエラソウ)。振り(しぐさ)も声もきれい。なによりも鷹揚な空気が流れているのがいい。現代のテンポじゃないもの。電気なんかない蝋燭のころの生活のテンポ。いいなあ。更に注目。

今日一番のお楽しみは仁左衛門さんの『伊勢音頭』。何をしても格好のいい人。怒っても、困っても、悔しがっても。その上すねると可愛らしい。いいとこしかないじゃん位しか悪口を思いつかない。東蔵さんのお鹿ちゃんかわいかった。おでこ広すぎだけど。広すぎてもキュート。恋敵のお紺さんにつっかかる時、「お紺もいいけどお鹿もいい。紺さん鹿さん仲良しさん」お鹿ちゃん、それは悪口なの?いじわる團蔵さん、常に悪人芦燕さん。そろっての悪口は「やーいへちものへちもの」のんきだわ。「伊勢乞食(伊勢っ子乞食)」小学生並みの悪口じゃん。福助万野は、本当にいじわるでした。(でもマイベスト万野は芝翫ちゃん。いじわるっぷりったらすごかった)貢さん、それだけ斬りまくれるほどの刀なら、それが「青江下坂」って気付くでしょうが!と思いつつも、仁左衛門さんの貢をみると、その狂気さゆえにこれこそがリアルに感じます。喧嘩しても飛びっきり格好よく、めちゃくちゃいじが悪く、それなのにのんきで・・すごいぞ伊勢音頭!

井伊大老の静かな美しさにジーンとして。口上で隅から隅までずずずぃーっと喜んで。ロボットぽいとこが普賢菩薩?と思って。しあげの伊勢音頭では咲十郎さんの血ダルマに注目したり、ブーム到来の左字朗さんを探したり(踊りがうまく可愛くそして踊りが上手かった)大忙し。最後に出待ちまでしちゃってフルコースで堪能。満腹。(でも、おみやげに購入した鯛焼きに手がのびそうになる夜中であった)

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2006年4月16日 (日)

人間国宝展

将来の夢は「人間国宝になること」?! なので視察をしに。横浜高島屋ギャラリーにて。新入社員ぽい人が配置にたっているようで、不必要に高島屋の人員が多かった。制度制定50周年記念の展覧会でした。案外、最近の制度なのですね。陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・截金・撥鍔・手漉和紙など読むことすらできない分野に圧倒。そして匠の技に圧倒。刀も壷も器も、良さも価値も全然わかりません。わかることは、美しいということだけ。すごいよ、国宝。着物はみているだけで楽しいし。欲しい!と物欲モードで鑑賞しました。志村ふくみさんの紬織着物『塔(華)』の赤の深みをみて、袖を通してみたくなったり、小宮康孝さんの絹地江戸小紋『菊通し』をみて、「これ仕立てていただくわ」と思ったり(遠くからみた地の色は上品で、よーくみるとなんともかわいらしい小さな菊の花がずーっと整列しているの)。精好仙台平袴地「嘉祥」は深みのある上品で凛とした色あい。何色ともいえない。袴を仕立てた時に、「仙台平の袴でしたら何十万」と、アボウトな値段しか言われなかった事を思い出し、これが仙台平か・・と深く納得。増田三男さんの箱『残雪雑木林』は月と雑木林と兎のモチーフがなんともモダンですてきでした。あぁ、こんな職人さんちの孫に生まれたかったなぁと思いました。「暫」にでてきそうな長い「太刀」もあり面白い展示でした。「人間国宝」への道はまだまだ遠いな。

おまけ(読み方はこうです)    截金(きりがね)・撥鍔(ばちる)→金銀箔を切って貼り付けた工芸。もともと仏像に施したものがが工芸に活用されるようになりました。撥鍔は象牙に施したものを指すようです。作品は何に使うものかわかりませんがとにもかくにも手がこんでいて美しかったです。

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2006年4月14日 (金)

「FUROSHIKI」展

クリエイションギャラリーG8にて開催中の「FUROSHIKI」展へ。地球温暖化を危惧して出かけたのではなく、海老蔵丈特別出品だったから。あと風呂敷愛好者ですしね。いかした「FUROSHIKI」がいっぱいでした。入り口には最初に海老蔵さんの作品。隈取。カッコウいい。贔屓だからじゃなく、シンプルで勢いがあってなかなかいいと思うのですがどうなのでしょう。もう普通の目でみる方法を忘れました。「FUROSHIKI」と、それでつつんだもの、本人のコメントという展示。風呂敷は包むとまた表情が変わり、またよいのです。よさ再確認。熊テツさんのは、ややメルヘンですがトウシューズを包むと色あいがよい。東儀さんは褒めにくいデザイン+テディベアとか包まれちゃ、コメントもない。日比野克彦社長の「FUROSHIKI」は、広げるとちょっとボンヤリしていて同行の親友おさるにもダメをだされていましたが、中のものが入るとGOOD。二人で褒めました。しかるべきしてこうしたのだよというデザインになっていました。プロってすごい。水丸さんのとか、浅葉さんのとか、ひびのこずえさんのとか「FUROSHIKI」みたり、つつんだ状態のをみたり、キョロキョロ楽しみました。1枚5500円にて予約販売していました。その掲示をみてから途端に物欲モードになってなめるように鑑賞。特別出品・特別展示のものは、販売なしとわかりました。なーんだ。でもやっぱりコレかコレかどっちか欲しい・・・と物欲おさまらず。 

とりあえず手持ちの風呂敷で「FUROSHIKI」袋を作って活用してみようっと。「FUROSHIKI」って便利♪一升瓶から、シーズー犬まで運搬可能なの。でも土佐犬はムリ。

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2006年4月12日 (水)

第34回野村狂言座

宝生能楽堂にて。今回は、「宗八」、「横座」、「釣針」の三演目。
「横座」男が牛を拾う。牛って拾うことができるの?拾った牛の価値が知りたくて目利きの男を訪ねていこうとすると、その男こそが牛の持ち主であったという、なんともおおらかな設定。万作・萬斎親子というありがたい共演を楽しむ。この牛はどうしたと問われると、あっけらかんと、これは見知らぬ人から買ったという男。この牛はみどものじゃ、子飼いのころから可愛がったので呼べば返事をするという男。100回読んで返事をしたら返せなど、のんきなやりとりがいい。結局3回で返事をさせてみようという駆け引きになる。横座(牛の名)と呼び終わるやいなや、ほらこれで一回と呼びかけ妨害する。その妨害を気にもせず、とくとくと真面目に牛に言ってきかせる。まじめでかつ、本気なの?というやりとり。そして、文徳天王の皇子の継承争いまででてくる、とうとうとした語りが始まる。語りの間じーっと待っている男。どこかぬけていて、小ざかしくなく、恨みがましくなく、泰平な空間になっているのがすごいと思った。熱演なのに淡々としてみえるのはなんでだろう。これが味というものなのだろう。あぁよかった。狂言で犬の泣き声は「びょうびょう」なので、牛の鳴き声ってどんなのかなと楽しみに待っていたが、最後にないたのは案外「もー」だった。普通じゃん。

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2006年4月 9日 (日)

こんぴらからの荷物

101_0160 否カナダからの手紙。ムリヤリのこんぴらつながり。単に送った宅急便が届いただけです。現地では、ちらしそのものの写真入りのものと、浮世絵風のアンティーク調ものと2種類のデザインのポスターがありました。フロントでデジカメで撮っていたら宿の方が浮世絵調のポスターを下さいました。ありガトゥー。届いたうどんをみてもこんぴらが恋しい。あー今日もやっているのよね。いいなあ。

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2006年4月 8日 (土)

こんぴら詣で

101_0130 「こんぴら歌舞伎」の興奮さめやらぬまま、今日は「こんぴら詣で」。その前に宿の朝食会場で、升寿さんをおみかけして幸せ気分。鳴り物の方々のお姿もちらほら。こっそりみつめてしまいました。遠征するとこんな幸運もまっているのねと、またまた道楽肯定指数があがりました。観劇&温泉よ。最強。女湯へ男の人が平然と入ってきてびっくり。女形さんだったらいいけどね。(自分の誤りに驚いたその人は平謝りに去っていきました。) 桜満開の中、ひたすら石段をあがり、金刀比羅本殿へ。ここまでで785段。桜をめでつ、鶯に聴きほれつつ、奥社までたどりつきました。合計1368段。奥社横の岩の斜面の上の方にカラス天狗と天狗の石面が奉ってありました。格好いい。彫ってから置くのか、登ってから彫るのか。しばし考え込む。答えでず。下りは、由一記念館の方に教えていただき、裏参道を通りことひら椿と桜をみてきました。桜満開のとってもいい時に参拝できてうれしい。これで鏡でなくブツ(仏)が拝めたら最高なのになあ。おかど違いですが。今日も金丸座へ。用もないけど見るだけでもうれしいのだもの。第一部もみたかったなあ。湯巡りチケットを活用して金丸座近くのお宿で温泉も堪能。あちこちの宿の「松竹歌舞伎ご一行様」という案内版にニマニマ。こんぴら歌舞伎はあるし、温泉はあるし、うどんは100円だし、もう琴平最高。こんぴら最高。

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2006年4月 7日 (金)

こんぴら歌舞伎

101_0105 Photo はるばる金毘羅までやって参りました。夢にまでみた「第二十二回こんぴら歌舞伎大芝居」第2部鑑賞。幸せ記念にブログを開始。金丸座は、気分だけでなく寸法も江戸でした。江戸の人って、そんなに小さかったの?一人当たりの持分はざぶとん一枚也。狭くても天国。おしりが痛くってもじもじしたって、そんなのふっとんじゃうほどのおもしろさ。与右衛門が殺意をいだいたあたりから、なんだか薄暗く寒々としてきました。それにしても海老蔵さんは惨殺とか壮絶とかそんな殺しっぷりがよく似合う。極悪非道の迫力ったらこのうえない。ものすごい勢いで足を高々とあげて花道を去っていく様のあまりの迫力に拍手も忘れ口をあけて見送っちゃいました。この位の大きさのところで、あんなことが起こったら、そりゃ江戸っ子も夢中になりますよ。私もですが。興奮して帰り道に真似して走ってみたけど、一足も真似でなかった・・亀治郎さんの腰元かさねの怨霊が与右衛門を引き戻す時の手の動きがよかった。全身よりも手だけなのに断然怖い。怨霊に引き戻されてグルグル廻される形が大好きなので、今回かなり楽しみでした。あぁ大満足。死ぬまでに一度は行ってみたい、そんなお伊勢参り気分で臨んだ「こんぴら歌舞伎」でしたが、一生に一度じゃ我慢できない。また行こうっと。そんな道楽心を増長させるすごい一日でした。あぁ本当に幸せ。

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