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2006年5月24日 (水)

おわっちゃった

今日は、MY千穐楽でした。
あー楽しかった、團菊祭。
燃え尽きました。
藤娘は、かわいらしく あでやかで かわいらしく、保名は胸にジンときました。すごい進化をまた体験。毎日を大切に生きているってことですね。無駄に暮らさないようにしよう。ゆっくりするのはいいけど、無駄に暮らすのはもったいない。藤娘に始まり藤娘に終わった幸せな5月でした。

GWごろ歌舞伎座においてあった「東京文花座」という冊子に團さま復帰の記事がありました。その中で菊五郎さんがこんなコメントをしていらっしゃいました。
「私たち役者は二十五日間勤め上げてこそ。本当にお祝いの言葉をかけられるのは、お客様に毎日喜んでもらい、千穐楽を無事に終えたときになると思います」
大切な仲間だからこその、その一言に感激しました。
明日がその千穐楽ですね。

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2006年5月23日 (火)

306人

それは人間国宝に認定された方の数(2005年時点)

週間人間国宝

モニター募集に応募したら当選したようで創刊号がおくられてまいりました。うしし。
ありがとう朝日新聞。
このような企画は、将来の目標「人間国宝」のための よい教則本になるわ。特別付録の人間国宝全名鑑(都道府県ごと)も、何やら便利。(何の役に立つのであろうか)
今回は陶芸でした。全くわからない世界なだけに、素直に面白かった。陶器って保守的なイメージでしたが、大胆で斬新。 東博にいってこうようかしらって気分になりました。 各地の美術館をみにいきたくなりそうなシリ-ズもの。 専用ファイルは、職人収容箱って名前にしたらどうであろうか。
70号も出るらしい。全部は無理ですが、歌舞伎・能楽・染色なんて号は購入しようかしらん。2号は染織、志村ふくみさん登場。3号は歌舞伎で表紙は歌右衛門丈です。
写真がきれい。
こういう薄~い雑誌は、ぜーんぶ「ディアゴスティーニ♪」社かと思ってました。
ごめんね朝日新聞。

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2006年5月20日 (土)

ごきげんよう

Photo_3 團菊祭、本日は2階から観劇。全体が見えて良い席なのだとわかりました。天覧歌舞伎のときの観劇席はあの辺りよ、近いわ。と皇室気分でした。
江戸の夕映えの最後のシーン。
全体のバランスのよさを実感しました。夕焼けを見る2人、夕日を浴びて見詰め合う2人の位置・気持ちが全体にあらわれていてキレイでした。
いい話しだなあ。要所要所にでてくるかたの渋さがいい。一言が泣かせるしね。若手が芯になっても見劣りしないのってすごいと思う。えらそうないい草ですが。

右近ちゃんのお芝居の間はすごいなあ。うまいなあ。初々しさじゃなく貫禄すらある。現代っこじゃない呼吸だなあ。いいなあ。なにより、踊りがうまいなあ。松緑さんとの踊りは爽やかで楽しくって好き。手指だけでなく、足指までちゃあんと3本なのに大喜びしちゃった。

左團児さんの大家さん、かっこいい。スラッとして大きくて、あの渋い声。姿勢とか発声とか態度とか、江戸っぽいし。手拭を頭にのせているときが、一番かっこいい。今月、再婚なさったというニュースがでていましたね。淋しい。
あれっ失恋?

お芝居が終ってからも、引き続き 天皇陛下気分で散財しました。売店で藤娘、小六、おりき姐さん、外郎売りの写真に飛びつき、合切袋に飛びつき。日本橋三越で家橘丈の目をしたカナリアのついていたベストにも手をだしました。横浜でビールを飲んで。あぁ楽しかった。
「人生を彩るのはムダなこと!」だとはいえ、こんなに散財してよいのかしらん。
天皇陛下気分って言っちゃたけど、陛下は散財なさらないと思うわ。

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2006年5月19日 (金)

またみちゃった

Photo_2 おおきいなんて言ってごめんね。
可愛らしかったわ。
全体を落ち着いて堪能してきました。
もう、藤の樹のもとで舞う藤の精でした。
初々しいのに色っぽい目をしてる藤の精。
あぁ、かわいかった。

哀しさがないなんてえらそうに言ってごめんね。
保名に切なさを感じました。
オーバーに表現するのでない、内にある哀しさを感じました。

あぁ、ごめんね2人とも。

反省のため、手ぬぐいトート作りを自分の課しました。
おわびに、がんばって作りました。
わーい。明日のおでかけに持っていこうっと。
だって、伊藤園とかまわぬのコラボてぬぐいなんだもん!
反省してないじゃん。

しかし、可愛らしかったなあ。
樹の陰に隠れる手前のとこがにくいの。可愛いの。
もう、にくかわいい。
これだから月に何度も観に行っちゃうんじゃないのぉ。もう!
 

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2006年5月18日 (木)

まねっこ

おさるのブログをみて、帰りに買ってかえろっと思った『かまわぬの 手ぬぐい使い方手帖』(河出書房新社)を購入。えへへ、まねっこ。この手ぬぐい持ってるわ、あーこれ買っておくべきだった、これ買いね!と鼻息荒く眺めました。色といい 柄といい うーん粋だねえ。こうして季節を愛でる心を養おう。一句よめたりするとなおよいのだけど。おニューのてぬぐいと、年季の入ったてぬぐいの 色目の濃さくらべもGood.色が薄くなっても味わいだすなんてにくいヤツ。 またもやおさるのまねっこして”手ぬぐいトート”も作っちゃおう。ミシンが壊れている我が家でも手縫いでなんとかなるのでは?と思わせるモノなのだもの。がんばるぞ。 お財布入れて歌舞伎座の売店をうろつく時に持つのに、ぴったりなトートではありませんこと?

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2006年5月17日 (水)

『狐罠』

北森鴻の『狐罠』(講談社文庫)を読み終わってしまった。あーあ。 『狂乱廿四考』で、すごいなぁこの人と思った。 それならばと、おさるに『凶笑面』『即身仏』と蓮丈那智フィールドファイルシリーズをすすめられ、読んでまたうなった。 今回はもっとうなった。すごいものがてんこもりすぎ。贋作作りへのこだわり。学芸員の裏の世界。骨董品や騙しあい地獄。そこにサツの旦那方まで、うまいことからんできて。プロのプライド合戦だね。おまけに恋愛の要素も忘れてない。(これ基本!) 職人のがんこさが格好いい。こんなに、あれこれ盛り込んでもったいないなぁ。ちょっとは出し惜しみすればいいのにと余計なことを思う。(つめこみすぎがくどいわけでは決してありません。)おみごと!な本でした。読み終わるのが惜しかった。でも『狐闇』『緋友禅』という 旗師・冬狐堂の魅惑のシリーズものが文庫で既刊なので、ホクホク。楽しみ。

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2006年5月15日 (月)

たった700円ぽっちで・・

乙女を満喫してきました♪
そろそろ禁断症状が・・ということで幕見にいってまいりました。
定時に退社し駆けつけると、そろそろ入場開始。列の後ろの我々に「お立ち見です」と言っていましたが座れました。
初日に、あれお顔がまぁるくなったかしら?と思った保名はすっきり顔になっていました。悲しさがやや自分に酔った風にみえる気もしますがそこが美しい。
そしてお待ちかねの藤娘。これが乙女でしたの♪初日にあまりにも「でっけぇ成田や」という印象が強かったからでしょうか?あれれ、乙女でした。大きい乙女。とにかく人目をひく方ですね。出てくるたびに、わぁ。わぁ。という感じ。ロンドンっこも喜ぶわね、きっと。そういう私も、やっぱり大喜び。大きな藤の木の下にいる様が、やっとわかりました。
お二人とも、一つ一つを丁寧に大切に踊っているのが伝わってきて、よかった。ひとつひとつの指先の動きが優雅。これが全体が優雅となる日がくるのを楽しみにしてます。

大声で藤娘について似合わないだとかあれこれいいながら降りて行く2人づれがいました。階段の幅を取って広がり、我が意見はこうだといわんばかりに。こっちは、あでやかなものをみて楽しく4階分の階段をおりていたところなのになぁ。そりゃ私も手放しで大絶賛はしないけど、観劇直後の辛口コメントは、大声でしないで欲しいと切に願う。大声じゃなきゃいいのに。


しかし、たった700円ぽっちで海老菊満喫できるとは。幸せ♪

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2006年5月14日 (日)

ピクニック石仏

大分の人に「大分の国宝です」といわれた、臼杵の石仏をみてきました。大分県だけの宝でなく日本の国宝でした。
思ったよりもまじかにみることができます。彩色の残っているものもありました。粘土層のところが帯状に欠けているのをみて、ああ自然の中にあるのだなあと思わせられました。
草木生い茂り、鳥が鳴き、「ヘビに注意」という看板があり!?目の前には一面のレンゲ畑。心の底から、のどかでゆったりとした気分になりました。バスが2時間に1本なの!
バス停そばの「ヤマコ臼杵
美術博物館」にも寄りました。お嫁入りのときにもっていく貝合わせ一式とかお歯黒道具一式とか、漆ものがよかった。発券場所には人がいました。が、中には客がいない。おまけに職員の姿も気配も感じなかった。無防備。
臼杵石仏は、仏に会いに行くというよりも風景を愛でにいくという感じでした。山に登ったら石仏もあったという風。鳥居がいくつもでてきて人生の岐路?!って感じで楽しかった。
仏をみている感がうすかったなぁ。手をあわせることを忘れてました。大日如来の前ではたと気が付き、手をあわせてきました。ピクニックだなぁ、これでは。

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2006年5月10日 (水)

ぎょうざぁ~ぎょうざぁ

会社からの帰り道、「たけやぁ~ さおだけぇ」の節で「ぎょうざぁ~ ぎょうざ」というアナウンスが聞こえてきました。???声(アナウンス)はすれども姿(バン)はなし。餃子?一応、オフィス街なのに。餃子?

私は何と聞き間違えたのでしょう。本当に餃子や?お昼なら、オムライスやらリゾットやらを作ってくれる小粋なバンが現われます。でも夕方に需要があるのであろうか。「その姿形、見間違えでなければ・・・餃子や?」とパック気分でつぶやきつつ帰路につきました。あぁ答えがしりたいよぉ。

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『妄想炸裂』

我が友おさるは、いかした本を読んじゃ、いかした”脳内キャスト”をしてます。ユーはプロデューサーか?そんなブログを読むと、その本を手にとりたくなるのであるよ。「”脳内キャスト”は妄想より高尚な作業だね」なんてコメントしにいったら、ウズウズしてきちゃった。

よみかえしました。三浦しをん大先生の『妄想炸裂』(ウィングス文庫)。これも、おさるに教えてもらった1冊。わたくしの煩悩たっぷりの妄想生活なんて、まだまだ洟垂れ小僧だわとおもわせるすばらしいエッセイです。妄想を、ああも見事に文章にできるなんて。しをん大先生、ステキです。なかでもボンサイダーには、妄想心をくすぐられました。梨園ヴァージョンで緻密に妄想し、言う人がいないので(聞いてくれる人がいないので)おさるに長々メールしましたっけ。最近、妄想してないわぁと思ったけど、ついさっき妄想していたのだったわ、わたくし。

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2006年5月 5日 (金)

待ってました!

團菊祭、昼の部観劇。
とにもかくにも團さまが帰ってきたことが嬉しい。劇場中が喜んでいるのがわかってゾクゾク。拍手がなりやまいの。でっけぇ成田屋。最初に揚幕の中から声だけが聞こえて大喜び。花道に登場で喜び、花道七三で止まって喜ぶ。舞台にあがって喜び、舞台中央に移動してまた大喜び。動くたんびに、やんややんやの我々でありました。おかえりなさい!
『江戸の夕映』ええ芝居でした!ほんとに。演者も話もいいの。おりき姐さん、どうかわっちにそのおんなっぷりを教えてください。おっしょうさんと呼ばせてください。かっこよかったなぁ。松緑さん、おおきくて(人間がおおきくて)よかったぁ。苦悩の海老蔵さんよかったです。願わくばもっと出てきて欲しかったけど。
『雷船頭』右近ちゃんやっぱり踊りうまい。かっぽれの時の踊りのうまさに驚きました。あれほどの驚きはないけどうまい。踊りが好きなのだろうなあ。こっちの松緑さんはすっきりしてみえました。10分ですっきり?型がいちいちキレイ。2人の踊りは若々しく爽やかでよかった。
『権三と助十』駕籠かきの2人がいいの。今日はお互いに台詞のトチリがあって、「ちゃんとしゃべりやがれ」って笑いをこらえて言い、なお面白かった。やたらとゾロゾロ人がでてきて楽しくってしかたない。ビバ井戸替え。十蔵さん・亀蔵さん、菊市郎さん菊史郎さんが兄弟単位で登場。
今月は、いろいろな演目で、いろいろな方々が、もろ肌脱いでます。お色気大会。

おりき姐さんの爪の垢でも煎じて飲んだなら、あやかれるだろうか。そうしたら幸せをつかめそうな気がする。なんだあの色気。犬神家の絶世の美女は、やっぱり菊之助さんでよいのではないだろうか。

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2006年5月 4日 (木)

丙午の女(ヒト)

道楽梯子。

演舞場、夜の部観劇。あーやっぱりこっちも楽しい。
亀治郎さんのお七よかった。うまい。人形よりもっと人形、とにかく人形でした。玉さまの人形振りには、理想の人形振りをも含めた完璧に美しい人形振りだけれど、亀ちゃんは写実に人形振り。北島マヤ タイプ?見ごたえがあって面白かった。雪で、更にキラキラとしてました。キレイ。人形遣いの方も凛々しかったです。どなたでしょう。写真が入るまで、筋書きはおあずけなの。
亀ちゃんと染五郎さんのお七、吉三をみて、菊之助丈・新之助丈の南座公演を思い出しました。あの菊さまのおねだりっぷりと、海老様のおとぼけっぷりは他の追従を許しませんことよ。自分の名前がわかんなくなっちゃったときにみるために、袖に「吉」っていれてるんだよねと思っちゃうほど、ぽーっとしてました。上品に。
吉右衛門さんのおふざけは、なんだか昭和っぽく、こんなにほのぼのと面白い一面もお持ちなのねと新発見。人を巻き込まず、自分ひとりでふざけるの。イイネ。「ちっちきちー」には腰を抜かすほど驚いちゃった。
今月夜の部の信二郎さんはALL悪役!!でもやっぱりいい方だと思うの。
石川五右衛門は、筋なんてどうでもいいって感じのおおらかさがいい(筋はありますよ)悪者がわかりやすいの。髪が大量だし。派手で飽きるヒマなし。
そして、やっぱりまた 歌昇さんと歌六さんの区別がつかない。あと一息でわかりそうなのに。私にとってのマナカナです。

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「杮落とし」否「柿落とし」

練馬文化センターリニューアル記念として、野村万作氏による『三番叟』。 こうなりゃいくしかありません。美しい三番叟でした。力強いのだけど、力んでいるわけでなく、意味のある動きが美しく連なっている。見た目がきれい、動きがきれいというのでなく (それもきれいだけど)、全体の呼応がきれい。みてよかった。

配布された解説に、杮落とし(こけらおとし)の、杮(こけら)は8画 柿(かき)は9画。というひとくちメモがありました。こうやって字面をみると違いがないみたい。こけらとは、うすい板や削り屑のこと。工事の最後に屑をはらうことからきた言葉だそうだ。ウンチクでしめてみた。

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2006年5月 3日 (水)

大鏡花祭り

鏡花三昧の幸せを、ちらし&ポスターで知ったのんきモノです。

「七月大歌舞伎」演目決定
平成18年7月7日(金)初日→31日(月)千穐楽
  泉鏡花/作
  坂東玉三郎/監修
【昼の部】
  一、『夜叉ヶ池』
  二、『海神別荘』
     美女             玉三郎
     公子             海老蔵
【夜の部】
  一、『山吹』
  二、『天守物語』
     天守夫人富姫       玉三郎
     姫川図書之助       海老蔵

すごいですね。すばらしいですね。七夕さまの日からえらいことが起こりますね。

もう鏡花はしばらく結構というほど鏡花づけ・鏡花まみれの7月を送りたいものです。

『海神別荘』をみて 泉鏡花を読み きれいな日本語だなあと思いました。7月を鏡花三昧ですごしたら、あたくしの言葉遣いもよくなるかしら・・

團菊祭の幸せ中に、またもやこんな幸せなお知らせ。幸せすぎて怖いわ。(おおげさ)

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2006年5月 2日 (火)

はじまりました團菊祭♪

今月は『藤娘』がみーんなさらっていきます。断言。他に何をみたのか忘れちゃうほどのインパクト。3階からみているのにオペラグラスに収まりきれないほどおおきかった。いろんな意味で。
お顔がすっきりしていました。逆に迫力が・・顔付きが妙に色っぽく、やたらめったら華がありました。肩が柔らかくないのかなあ?まだ風情がでていません。藤を扱う時に藤の花が軽そうにみえるし、引っ込みは超ダッシュだし。でも妙に華があるの。月末に変身するだろうなあ。幕見して途中経過を確認しよーっと。これが見ずにいられよか。
菊之助さんの『保名』きれいでした。幻想的で。でも恋人をなくした悲しさとか狂気をあまり感じられませんでした。でも美しい。若いってそういうことなんだ。お年を召した方の踊りは、狂おしさやはかなさや悲しさや嬉しさがでていて、みていて楽しい。若い方はとにかくきれい。いろいろな年代の踊りそれぞれにみどころがあって、やっぱり道楽をやめられないという結末に至るのであった。
『傾城反魂香』三津五郎さんが嬉しそうに踊ると、嬉しい気分がうつってくる。うまいなあ。でも手水に書いた絵はあまりうまくない。
帰り道、話題にでるのは藤娘ばかりなり。舞台荒しなおヒトだなぁ。

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