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2006年7月16日 (日)

『ぼんくら(上)』

わがことのようなタイトル『ぼんくら(上)』(講談社文庫)を読み直す。
宮部みゆきさんの『日暮し』の前編にあたる長編時代ミステリー。日暮しがとってもよかったので、読み返したくなった。案外忘れている部分が多く、またもやとっても面白い。日暮しを読んで知っていることを踏まえて読むのもまた楽しい。この2人、この先一緒になるのになあなんて思ったり。このころから、こうだったのか・・と思ったり。面白い。
人物の描き方がうまく、でてくるひとを端から好きになっちゃう。細君が、平四郎に対し「見てくれの良さというものは、けっして人のためになりません」と切々と訴える論も面白かった。それでも、尋常でないほど美しいといいなぁ 思っちゃう ぼんくらものです。 楽しみは下巻に続く。

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コメント

宮部みゆきさんを喰わず嫌いしていたのですが、去年、書店でなんの気なしに手に取った「ぼんくら」にはまり、「日暮し」まで一気に読んでしまいました。読み飛ばしたところも多そうなので、わたしも、もう一度読み返してみることにします。(^^)

投稿: kirigirisu | 2006年7月18日 (火) 12時23分

村上豊さんの画がいいですね。
「こいつは恐れ入った」とか、「あの渋い男前の番頭さんだね」とか、そういう世界が好き。読み返して楽しみましょう。
「だいぶ按配がよくなりました」ぐらいの言葉なら、普段にもつかえるかしら?

投稿: かいちょ | 2006年7月18日 (火) 22時35分

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