モダン・パラダイス
国立近代美術館へ。「モダン・パラダイス展 大原美術館+東京国立近代美術館―東西名画の饗宴」をみてきました。金曜は8時までなのがグッド。
チケットにはゴーギャンと岸田劉生が印刷。パラダイスよ!饗宴よ!と楽しみに出かけました。 大原美術館は、修学旅行で行ったきり。今、みると面白いかもと思っていたところ。想像通り、いえ以上の面白さ。
出口近くにあった 岡村桂三郎の「黄象05-1」が圧巻だった。格好いい。 横山操の「塔」息遣いを感じる空間に迫力がありカッコいい。高村光太郎の「手」は生きていそうだし、杉本博司のおなじ空間・おなじモノクロのジャマイカ・隠岐の写真は、静かできれいでした。
5つのパート分けにし、テーマごとに集め展示することの効果をすごく感じた。Ⅰ光あれ Ⅱまさぐる手・もだえる空間 Ⅲ心のかたち Ⅳ夢かうつつか Ⅴ楽園へ。並べるだけでもいろいろ想像できそう。
岡村桂三郎作品と出会うことができた。これが、一番うれしかった。これは、なんだろうと、木の固まりをみる。象ということはわかる。じっとみているとどんどん、みえてくる。あの眼。目?怖いようなあのまなざし。圧巻のだった。今生きている人です!すばらしい。なんて、格好いい作品なのだろう。衝撃。
モネ・マティス・デ クーニング・ポロック・リヒター・ピカソ・ミロ・ゴーギャン・萬鉄五郎・棟方志功・藤田嗣治・岸田劉生・・・・ゴロゴロしてました。有名だからでなく単によかった。作品量も多すぎずちょうどいい。大原美術館所蔵のものは、丁寧で清潔なもののような気がした。 上品でなかなかいい展示でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント