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2006年8月18日 (金)

モダン・パラダイス

国立近代美術館へ。「モダン・パラダイス展 大原美術館+東京国立近代美術館―東西名画の饗宴」をみてきました。金曜は8時までなのがグッド。
チケットにはゴーギャンと岸田劉生が印刷。パラダイスよ!饗宴よ!と楽しみに出かけました。 大原美術館は、修学旅行で行ったきり。今、みると面白いかもと思っていたところ。想像通り、いえ以上の
面白さ。
出口近くにあった 岡村桂三郎の「黄象05-1」が圧巻だった。格好いい。 横山操の「塔」息遣いを感じる空間に迫力がありカッコいい。高村光太郎の「手」は生きていそうだし、杉本博司のおなじ空間・おなじモノクロのジャマイカ・隠岐の写真は、静かできれいでした。
5つのパート分けにし、テーマごとに集め展示することの効果をすごく感じた。Ⅰ光あれ Ⅱまさぐる手・もだえる空間 Ⅲ心のかたち Ⅳ夢かうつつか Ⅴ楽園へ。並べるだけでもいろいろ想像できそう。
岡村桂三郎作品と出会うことができた。これが、一番うれしかった。これは、なんだろうと、木の固まりをみる。象ということはわかる。じっとみているとどんどん、みえてくる。あの眼。目?怖いようなあ
のまなざし。圧巻のだった。今生きている人です!すばらしい。なんて、格好いい作品なのだろう。衝撃。 
モネ・マティス・デ クーニング・ポロック・リヒター・ピカソ・ミロ・ゴーギャン・萬鉄五郎・棟方志功・藤田嗣治・岸田劉生・・・・ゴロゴロしてました。有名だからでなく単によかった。作品量も多すぎずちょうどいい。大原美術館所蔵のものは、丁寧で清潔なもののような気がした。 上品でなかなかいい展示でした。 

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» 「モダン・パラダイス展」 [弐代目・青い日記帳]
東京国立近代美術館で開催中の 「モダン・パラダイス展 大原美術館+東京国立近代美術館―東西名画の饗宴」に 行って来ました。 大原美術館へは考えてみると、もうかれこれ5年以上はお邪魔してません。 最後に行ったのはいつだったか… 現代アートにハマっていた頃はエル・グレコやモネよりも あそこの現代アートコレクションを観るのが楽しみでよく通ったものです。 今回、その大原美術館から「名作」がこぞって東京へ来るとのことで どんな作品が来るのか楽しみにしていました。 ↑の... [続きを読む]

受信: 2006年8月29日 (火) 00時04分

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