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2006年8月16日 (水)

『重力ピエロ』

2冊めの伊坂幸太郎、『重力ピエロ』(新潮文庫)を読む。
繋がりのうまさにうなった。ううむ。印象的なタイトル「重力ピエロ」にも。
非常にヘビィな問題を真摯にとらえる天才のストイックさ。
春の魅力・和泉の魅力。父も母も魅力的である。
新しい組み立て方の文体ですすんでいく。面白い。
言葉もよかった。
漠然と自分が思っていることが印象的な言葉になっていた。
ドキッとした。
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。」「重いものを背負いながら、タップを踏むように。」

Yonda?Pandaマスコット人形まで応募できちゃった。おおきに。

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