『デッドエンドの思い出』
よしもとばななの『デッドエンドの思い出』(文藝春秋文庫)を読む。
体調が悪い時、気持ちに与えるダメージ。ついつい忘れがで伝わりにくく、自分でも判断しにくいモヤモヤ感の危なさ。無気力感。うまい。
ばななさんの本には、大切なことがある。
私のは、たかが夏(雄)風邪ですが、すっきりしないってシチュエーションで 普通の時よりも、より何かを感じた気がする。
だらだらと調子が悪いのって人から気力を奪う。どこかが痛んだら、マイナスな考えをしてしまうかもしれない。そういう考えを、リアルに感じることが新鮮だった。
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