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2006年9月25日 (月)

『坊ちゃん忍者幕末見聞録』

金毘羅歌舞伎の舞台中継をみて、懐かしんでいるところ。
いい小屋ですね。こんなところでみたら、もう幸せ♪ 観に来ているお客さんを見て、いいなあってうらやましく思っちゃう。私も観たのに。
そういえば、このブログは金毘羅歌舞伎観劇記念に始めたのでした。なんだかうれしい。        
             

ピズモ(本屋)のおすすめコーナーは間違いなし!と勝手に太鼓判を押しているわたくし。そこにあったので購入。奥泉光『坊ちゃん忍者幕末見聞録』(中公文庫)
奥泉光が時代劇を描くとこうなる!と書いてあったので手に取りました。他の奥泉光作品を読んでいないので、その味はよくわかりませんが。 これ、ちょっと漱石っぽいなあって、途中で思いました。あっ!だから坊ちゃん忍者?ダブルミーニング? ああ、この人は夏目作品をふまえて遊ぶ作家の方でしたのね。ヘー。こんなにベタに意識して書いているのに、1/4ぐらい読んでから やっと気がつきました。あらら。
この説明口調、結構面白かった。現代とのシンクロ具合は好き嫌いありそうですが、私は好き。主人公 松吉が、忍者なのに地に足がしっかりついた考えをしているところが好き。役に立たないと言っているけど、芸は身を助くるって感じになっている。忍術は生活に役立つことなのかも。滑稽なんだけど、真面目でいい。 他の作品も読んでみようかなあ。幕末好きの人には、もっとグッときそう。気に入りました。

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