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2006年10月 3日 (火)

成田屋 親子対面

はじまりました!成田屋親子共演の対面。待ちきれず初日に見てきちゃった。
寿曽我の対面大ー好き。筋なんかどうでもいいほど。
松緑さんの襲名興行のとき、
新之助さんが休演になり、團さまが替わりに演じた五郎を思い出します。 團さまが若々しく可愛らしくて見えて驚いた。祐経の前にはじめて立つ時、迫っていく際に 長袴がさーっと一直線にきれいに決まったのが印象的でした。
今回は、海老蔵さんが 元気いっぱいに(飛ばしすぎに)五郎を演じてました。 どなっているのと紙一重ともいえちゃうほど。でも、すごーく伝わるものがあった。菊之助さんの十郎は、それをちゃんと抑えていました。それも、ちゃんと静かに。やるなあ。2人が見合っていると本当に絵になる。團さまの祐経と、海老蔵さんの五郎の見合うところは、もう みているだけで うれしくって。 いやぁ盛り上がりました。 面白かった。 
いろんな良さがあると思うけれど、上手いとかを越えた 何かがあります。すごぉく楽しい。そういう力がありますね、成田屋には。


五段目の定九郎の出番って、本当に短い。短いとわかっていたのに、えーもう!って程短い。それで、これだけ印象深いとは。
文楽では、沢山、定九郎の台詞がありました。面白いものが沢山ありました。歌舞伎では「五十両」これだけ。 そしてこれでもか!って程思い入れたっぷりに 非道をし、死にっぷりをみせつけてました。
仁左衛門さんの六段目は、関西風でした。今までみたものとちょっとずつ違うところがあって興味深かった。関容子さんの芸づくし忠臣蔵を読んだ後なので、いろいろと違いに興味が出ちゃう。 おかやの家橘さんがよかった。 意外。(失礼ですが) 仁左衛門さんの勘平は、やっぱりいい男でした。

また改めて、ゆっくり観劇するのが楽しみ♪

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