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2006年11月30日 (木)

『メリーゴーランド』

荻原浩の『メリーゴーランド』(新潮文庫)を読む。
「超赤字テーマパークを再建せよ」そんな感じで一言でまとめられてたまるか。「レインボーブリッジを封鎖せよ」的に軽く?言われてたまるか。荻原浩 お得意の奮闘するサラリーマン視線の小説。 お役所のやつらめと怒りつつ、一緒に途方くくれつつ、読む。
奮闘ぶりを描いているようで、(事実そうなのですが) でも、心に残ったのは、つつがなくただ生きていて忘れてしまってる大切なことをチラチラと示してくれたところ。会話の中に潜んでいる。 あっそうだったって、思った。
仕事に忙殺されている人には 腹立たしくきこえるかもしれませんが、働くなら やっぱり忙しさが必要。これをのりきるためにと奮闘する要素がないと、張りがない。程度にもよりますがね。今、可もなく不可もない仕事量の私は、贅沢にも ちょっとそんなことを思った。
とんでもない人達と 1くくりにまとめられちゃう人達の持っている、大事な信念みたいなものの描き方がいいな。はっとすることを、ぽろって言ってくれてます。
しかし!わたくしの納めた大切な税金(血税!)を無駄にするなんて。きっーーーー許せん。

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