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2006年11月24日 (金)

『雪のマズルカ』

えへ。幕見してきちゃった。踊り2つ。30分ほどで700円也。 今度は花道側端に座ったので囃し方さんもばっちり見えました。上手の仇を下手で取る!

芦原すなおの『雪のマズルカ』(創元推理文庫)を読み直し。いつものごとく、新鮮に読む。
過去があって、1人で立ち向かえて、最後に揺るがない強さがある。そんな笹本里子探偵。つらいけど読みたい。そんな事件。なのに悲壮感がでない。淡々としている文体がいいなあ。
遠藤警部と大家のおばちゃんのおかげで、クールな中にも あったかい芦原色が出ている。
日本人にだせないドライさがここにはある。それなのに、つきはなしても人間味が 出てる。『ミミズクとオリーブ』のような暖かい温度の本が好きなのだけれども、こんな
距離感のものも好き。
こういうのを読むと、V.I.ウォーショースキーや、キンジー・ミルホーンものが読み返したくなるなぁ。大矢さんの女探偵の愛しっぷりがわかる解説に、大きくうなづく。

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