『舫鬼九郎』
ゲホッゲホッ。引き続き病弱中。食欲落ちないままだけど。
おさるにお年始にいただいた 高橋克彦さんの『舫鬼九郎』(新潮文庫)を読む。入手困難な貴重本よぉ。ありがたい。
景気よく有名人が山程でてきます。幡隨院長兵衛に、唐犬権兵衛。天竺徳兵衛。柳生十兵衛に根来の忍びのもの。もうウソくさいほど大集合。おまけに見目麗しく、強く、男気があるの。よすぎじゃん。
芯から強い人の胸の中の孤独さがかっこいい。
本の中なら、どんなスペクタクルな状況になっても大丈夫。(映画ではダメ。)
それにね。女も活躍。足手まといにならないの。
歌舞伎もびっくりって程の派手なおはなしでした。しかも続きがある。嬉しい。
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コメント
食欲が落ちなければダイジョブ!
もりもり食べて、元気になってね。
舫鬼九郎、押し付けちゃったけど読んでくれて嬉しいどす。
鬼九郎って、若い時のジュリーっぽいイメージ...
京本にはやらせんぞ。
そういえば唐犬権兵衛は歌舞伎で段四郎さんがやってたね。
そう思うと更に味わい深いか。
映画でやったならば『SHINOBI』みたいになっちゃいそうだな。
投稿: noppy | 2007年1月20日 (土) 23時49分
風邪のときは「暖かくして栄養と睡眠をたっぷり」が合い言葉。お大事にね。「舫鬼九郎」おもしろそうですね。わたしも読んでみようかな。
そうそう、以前に紹介されていた映画「ゆれる」が毎日映画コンクールの大賞に選ばれましたね。見たかったので、この機会にどこかで上映されるとよいのですが。
投稿: kirigirisu | 2007年1月21日 (日) 00時11分
ヘローnoppy!
寄る年波にはかなわないのねと淋しいかいちょです。ゲホッツゲッホッ。
やっとちょっと持ち直してきました。
たしかに・・映画にすると『SHINOBI』みたいになりそう。
うまいこというねえ。
若い時のジュリーね。いいねえ。
面白い本をありがとう♪
kirigirisuさま
くれぐれも、風邪などめしませぬ様。
元気でこそいろいろ楽しいと実感しました。
映画「ゆれる」、毎日映画コンクールの大賞ですか。
この機会に上映があればいいですね。見ごたえある作品でした。
投稿: かいちょ | 2007年1月23日 (火) 22時40分