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2007年1月18日 (木)

『夜のピクニック』

うっかり。風邪をひきました。景気よく高熱を出しました。昨日は狂言座だったのになぁ。バカでいいから風邪を引きたくないの。
いいシュチュエーションの時に読もうと思って取っておいた恩田陸さんの『夜のピクニック』(新潮文庫)を読みました。いい時じゃあなかったけどさ。あわてず、ゆったりと読めるのでね。
本屋大賞をとるだけのことがありますね。とっても大事にしたくなる一冊でした。特に、本をこよなく愛する人が大切にしたくなるような本。言葉にするには、どうしていいのかもどかしい気持ちがとってもよかった。言葉で表現するというより、それっぽいことを言えちゃってる、そつない大人になっちゃあいけないなぁ。
同じ集団行動を強いられるのであれば、私も 修学旅行よりも、この夜間歩行の方がよかったなぁ。集団行動の中の変な自由をもてあまし気味だった。上手に生きてなかったなあ。なんだかいとおしい。

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