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2007年2月 8日 (木)

『楽隊のうさぎ』

人形町ピズモ(本屋さん)のPOPにはずれなし!なので、買ってみました。中沢けいの『楽隊のうさぎ』(新潮文庫)
最初は、推薦図書みたいだなあと思った。感想文を書くのによさそうなと。たらぁっとした感じでした。ところが・・どんどんよくなるの。心がきゅっとなる感じが手にとるように伝わる。
中学のブラスバンド部のはなしです。小学校をでたばかりの克之。いじめられたことがある。上手に1人になる方法を見つけ出した。いじめのことは、親には言わない。暮らしていくにつれ育つのがよくわかる。強い。淡々としていて強い。
子供は、人(大人)のいうことを案外よく聞いていて、言葉にするのが不器用で、そんな感じがよくわかる。正しいことを素直に大切と思うまっすぐな気持ち。
登場人物もグッド。
ブラスバンドに興味を持たづに生きてきたけど、熱さがいいな。わたしの高校の時の先生も、このベンちゃんみたいに、吹奏楽 命の先生でした。第九、第九ってよく言ってました。懐かしいなあ。(しゅうまいって呼ばれてました。)
クラシックって、芝居っぽいのだなあ。ものがたりを感じた。ちょっと聞いてみたくなった。
ブラバン好きには、絶対グッとくる本。ブラバン好きだけに占有させるには惜しいよ。

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