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2007年3月22日 (木)

源氏九郎颯爽記 濡れ髪二刀流

邦画非映非連。どんどん渋くなります。
来月の錦之助襲名に備えて予習よ! と、またもや近代フィルムセンターに入ってまいりました。今日は「源氏九郎颯爽記 濡れ髪二刀流」主演は中村錦之助さん。きゃー満席になっちゃうと会社から小走りで駆けつけました。(心配いらなかった・・) 歌舞伎時代はこの「中村錦之助」を名乗ってらしたそうですね。そして、映画時代 (?)「萬屋錦之介」に。
おはなしは、「水煙」「火焔」2本の宝刀をめ ぐって、美剣士・源氏九郎(錦之助)と様々な敵が入り乱れて戦う。というもの。美剣士。うーむ。美剣士かわからないけれど、すごかったです。お一人だけ真っ白な衣装。着物も帯もよ。どんなに戦っても常に輝くような白なの。そして、たしかに様々な敵でした。わんさか。狐小僧なんて人も。
きめまくってました。また、決めるのが似合うの。御存分に! あんまり決まるので、ちょっとおかしくなっちゃった。暴漢に襲われた 秘剣「火焔の剣」の持ち主に剣
を託されて、神社で変わりに決闘するの。(するかなあ?)対決した侍は、破れるまぎわに「秘剣 揚羽蝶・・・」と言ってばったり倒れる。えええ!揚羽蝶。ちょっと万歳風。立ち回りはかなりかっこいいのに、あの「秘剣 揚羽蝶」のポーズは。あれでいいのかなあ。萬屋だから揚羽蝶かしら。
最後、大立ち回りの末 水煙・火焔の秘剣を手にする源氏九郎。「
源義経の末孫 この源氏九郎の手に」と決め台詞。(ここかっこいい) そして「秘剣 揚羽蝶」のポーズ。うーむ。面白い。 
わんさかいた敵は、2つの剣に隠された財宝(義経が、後白河法皇に託された宝物)がほしかったから。 刀の柄をはずすと言葉が。”ふくはらあげはのり”(←私が聞き取った台詞。絶対に違うと思う) そして源氏九郎の台詞、「おりえ殿、私は今からそこへいくのだ」 音楽 ジャン ジャン ジャーン。「終」。 ええええ。 私にはその謎がなんだかわからないよぉ・・・ (それでもいいかな って思えました。

放れ駒のお龍(千原しのぶ)が かっこよかった。源氏九郎にひかれるさまがわかりやすくてかわいいし。相方(子分)の
灰神楽の留吉(桂小金治)もクスクス笑わせてくれました。そういうつもりはなさそうだけど。波乱万丈なのに、のーんびりしてて面白かったわ。スペクタクルな映画をみなれた人には、スピードがものたりないかもしれません。でも、音楽とか、インパクトとかに頼らず、主役の個性で決めまくるなんてなかなかできないと思うの。わたしにはいいテンポの映画でした。
白黒。87分。500円也。

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