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2007年4月22日 (日)

十四世喜多六平太記念能楽堂四月自主公演能

十四世喜多六平太記念能楽堂へ行ってまいりました。喜多能楽堂の本名は長いですね。 今月3回目の三番叟。喜多能楽堂 十四世喜多六平太記念能楽堂だそうです。「翁・三番叟」「高砂」「文蔵」「船弁慶」とたっぷり。舞台は新しい木の色がまぶしかったわ。 能楽堂は、いいですね。しみじみ思っちゃった。声、音、動作の響く音が本当にいい。
「翁」
粟谷幸雄さんの翁。三番叟は萬斎師。千歳は野村遼太くん。今日のお目当ては、遼太くんの千歳の披キ。野村遼太くんに大注目です。ちょっと あっっ
て思っちゃったとことかわかりやすいの。初々しいなぁ。 しゃっきっとして みずみずしかったわ。みていて力がはいりました。 しっかりした千歳でした。みていて気持ちよかったです。  翁も重厚でよかった。 本日の三番叟、本当によかった。緊張感があって、すばらしかった。ぴりっとしました。なんだか新年のような 新しい気持ちになりました。
大鼓は広忠さん。気迫。汗だくで熱演です。退席前に長袴を着なおす際に横を向きました。脇正面でしたので背中全体がびっしょりなのが見えました。着物の色が変わってましたもの。命がけって感じだわ。後ろに忠雄さんが控えてらっしゃいました。長袴を着せなおすときに、さっと裃の肩を持つ姿がとてもさりげなくてすてきでした。名後見ってより 完璧な奥様って感じのさりげなさでした。ついつい注目してみちゃった
「仕舞 弓矢立合」
友枝昭世さん 短めの長袴(?!なんていうのでしょう)で、舞ってらっしゃいました。
「高砂」
ちょっと意識が遠のいちゃった。ワキの高砂やこの浦舟を~ とおなじみの謡いが聞こえてきたところで復活。後シテは楽しみました。金色の装束。金地に黒で青海波と御目出度い亀が描かれてます。すごいなあ。文様に釘付け。こちらの大鼓は亀井忠雄さん。
「文蔵」 
" 弓矢八幡 討って捨て申す " と刀に手をかけたところが、キャー。あー格好よかった。万作師はすごい。とうとうと語るところが見せ場の演目ですが、語りがすすむにつれ 乗り出していく人がチラホラいましたもの。あー堪能 。
無断で京見物をしてきた太郎冠者に腹を立て乗り込んでくる主。" 弓矢八幡 討って捨て申す " と怒った後、京が懐かしいから特別に許してあげるとなる。そこで太郎冠者は珍しいものを食べたと話す。でも、何を食べたか忘れちゃってるの。主がよく読んでらっしゃるものの中に出てきたのですが・・語ってくださいと おねだり。主は『源平盛衰記・石橋山の合戦』を、とうとうと語る。でてきたか?いえ。でてきたか?いえ。の繰り返し。語りがいいの。緊張感の合間に、まだか?と聞くところはのどかだし。差が大変そう。とうとうと、散々語らせ ”文蔵”がでてきたところで、それです!というの。結局、文蔵(ぶんぞう 人の名)でなく、温糟粥(うんぞうがゆ)でした。主を散々つかいおって とまた叱られちゃう太郎冠者(深田師)。ぼんやり具合がほのぼのしていい感じでした。見事で
面白かった。大変な演目だなあ。
正午開始。ここまでで3時間半。たっぷり堪能し、くたびれちゃったので、「船弁慶」を見ずに失礼してしまいました。みたかったけど集中力の限界です。ごめんなさい。

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コメント

これ見に行きたかったので、早々にチェックはしていたのですが、今日まではどうしても動きが取れずに断念しました。うぅ~残念。7日に世田パブで上から翁・三番叟を見て、それはそれでとても良かったのですが、やっぱり同じ目線で見たかっったですわん。

投稿: kirigirisu | 2007年4月23日 (月) 00時40分

kirigirisuさま
この公演にいらしていた見所の方々は、平均身長が低かったです?!舞台が、とってもみやすかったわ。座高が高くてごめんなさいと思いつつ鑑賞。お上品な方々で満席でした。補助席までびっしり。(がんばって指定席にしておいてよかった。)
熱のこもった舞台でした。またの機会に是非。

投稿: かいちょ | 2007年4月24日 (火) 00時34分

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