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2007年4月 1日 (日)

よみがえる源氏物語絵巻

明日は錦之助襲名公演初日ですね。幕見の情報が気になっているのですが全く得られず。初日にならないと情報が更新されないのかなあ。毎月こういうものだったかしらん。

招待券をいただいたので、そごう美術館へ行ってきました。よみがえる源氏物語絵巻~平成復元絵巻のすべて~を見てきました。最終日とあって、けっこうな人手でした。
鮮やかによみがえった平安絵巻。色が褪せ、剥落が進んだいまのものの方が素敵に見えてしまいました。仏像も、彩色鮮やかな作成当初のものより、今の姿の方がすき。単にみなれているせいでしょうが。X線撮影や様々な分析を経て、装束の図柄まで判明。当時あったとされる天然の顔料を用いて再現された復元模写の展示をみて、そんなことを思ってごめんなさい。各パートの模写の製作者名が添えられていました。模写というより、技術者の作品の域ですね。これは。
久しぶりに「引目鉤鼻」という単語を思い出しましたことよ。

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コメント

あれまー。ワタクシも最終日に行ってきました。
現代の科学はすごいなーと思って見てきました。それを再現する方達の根気のいる作業にも頭が下がりました。
国宝の絵巻は実物じゃなかったんで五島美術館に行って見てみたいなぁ。
ところで子供のころから不思議だったことが。後姿の女性って妙に頭がちっさく描かれてますよね。そう描くのがお決まりの手法なのでしょうがいつも気になってしまうのですよね。。。

投稿: うさ吉 | 2007年4月 6日 (金) 23時26分

あれまー。
ご一緒でしたのね。
努力。根気。が王道の地道な世界。
本当に頭が下がりました。
五島美術館も、気になりました。
ところで。
その「後姿の女性の頭を小さく描く技法」って
すごい発見かもしれませんことよ。さぁ論文論文。
気にしながらみていると、いつの日か いろいろな事柄が
カチっとかみ合って「あっわかった」という日がくるように
思います。
まずは、いろいろなものを見るのを楽しんでます。
次の機会に、その視点でみてみようと思いました。
そういう疑問に、ぐっときちゃいます。

投稿: かいちょ | 2007年4月 7日 (土) 00時55分

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