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2007年5月31日 (木)

道楽行脚 ~「若冲」鑑賞編~

若冲に逢いに京都へ行って参りました。はるばる出向いてよかった。
京都 相国寺 承天閣美術館で開催中の『若冲展』をみて来ました。 2つの会場にわかれてます。断然すごいのが第二会場。
第一会場もすばらしいの。襖絵を一面に並べて見せてくれるし。初期の筆のタッチ が、私が知っている若冲のものと異なり、初期のサザエさんをみるような「あれっ」という感じが面白かった。 真正面から捕らえた鶏の顔の、のんきさがいい。とぼけた顔して格好いいなんてどうなってるのでしょう。 葡萄の蔓って美しいのですね。部屋の角を計算して書かれた図案に唸りました。
さらに、廊下を進み第二会場へ。会場にはいるなり圧倒。わぁー。
三尊像3幅を中心に、両脇に15幅づつ 計33幅ものゴージャスな軸が下がってます。部屋3面が若冲だらけ。(そして鑑賞者だらけ)
以前、三の丸尚蔵館での数回の公開の最後の回にみてきました。あのときと別のものみたい。1枚づつみても見ごたえあるものが、部屋中にあふれていると、もう圧巻です。 見惚れました。お釈迦さまも さぞ嬉しかろうと思いましたことよ。動植綵絵までも、釈迦三尊像を守る脇侍のようなものに感じました。
若冲と言えば、やっぱり鶏。大胆で、かつ部位によって異なる羽根の柔らかさまで描き分ける繊細さがある。みていて笑いたくなっちゃいほどの格好よさ。梅を描くときの、ちょっと煙ったような色づかいにも驚いた。鳳凰の羽根の先のハート模様がキュート。心臓の形とか知らない時代よね。この愛らしいフォルムは、日本人の中にあまり浸透してなかったのではないかなあ。どう思ったのでしょう。 花の中に鳥がいるのをみつけると、うれしくて報告したくなっちゃう。そういうワクワクにあふれたものでした。 ちっこい蛙の色のよさ。表面の濡れた感じが伝わる黄緑です。 大きな蛸の1本の手(足?)の先に、小さな蛸がついているのが、私のお気に入りです。
最後に、なんども振り返りつつ、名残を惜しみつつ、部屋をでました。
混んでいるなか、わざわざ出向く価値がありました。両親もとても喜んでおりました。
最近のお寺のはやりもの"クリアフォルダー"を購入。カバンやらお菓子やら 若冲記念にと 乗せられて あれこれ親子で購入。ご朱印をいただいて帰路につきまし た。
眼福、眼福。若冲万歳。

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道楽行脚 ~「ベルクール」満腹編~

京都のお店なので、めったに行くことはできません。今回、4回目♪ ベルクールでランチを堪能して参りました。あの店 おいしかったなぁと過大に期待して、楽しみにして 出向くのですが、その私の大いなる期待に押しつぶされることなく、やっぱりおいしい。 一口食べる度になんども「おいしい」っていっちゃう。 パンを片手に、人の皿のソースも狙っちゃうほど。(もちろん同行者のです。否 隣のテーブル) 
大きな店でもなく、便利なところにもないのですが、清潔で、雰囲気があって、いいものを使った気持ちのいい空間です。 前菜+メイン+デザート+コーヒー、それにワイン250ccもついて、税・サービス込み3200円。ワンダフル。 仲良しさんと、いい時間をすごすときにお勧めのお店です。
やっぱり、ここはおいしいなぁ。 ごちそうさま~♪

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道楽行脚 ~「三響会」観劇編~

友と三響会を観劇して参りました。三響会 初南座進出だそうです。場所柄、舞子さんとか芸子さんとかがあっちにもこっちにも。見巧者だらけという妙な緊張感がある客席でした。
いつも舞台に命がけっという様子の広忠さんは、一段と吼えてらっしゃいました。お顔がいがんじゃう程。
まずは、広忠・傳左衛門・傳次郎 三兄弟での「道成寺組曲」。 頭上には鐘、横には本物の火を焚く中 演奏。迫力。(でもちょっと暗かった・・・) 続いて、萬斎師の「屋島」。広忠さんと。 2人きりでも、舞台がスカスカなんてこと みじんもありません。 語りはいいなあ。 しかし照明がちと暗すぎでは。
勘十郎さんと 孝太郎さんの「喜撰」。なんと素踊りでした。 喜撰の素踊りって始めてみました。 孝太郎さんのおぐしが短いのに驚きました。映画を撮ってらしたからなのですって。戦時中の。 藤間宗家はやっぱりうまいなぁ。 くわしくないのですが、いいものかどうかはわかるものですね。 素踊りだからか、いつもは前かけをもって踊るところが、てぬぐいになっていて面白かった。
能と長唄による「船弁慶」 アイは萬斎師。 お1人なのかしら?装束はどうやってつけるのかしらと余計な心配をする。 いつもは船をもってくるのに(枠だけ)、今回はなかったです。 暗めの照明のものてしたしドラマティックでした。 余計なものの一切ない シンプルな よさが、すごくあった。 言葉のもつ力が いきるアイでした。
能はいきなり後シテから。ストーリー的にはわかりにくい。ワキも上手に座って語っているだけですし。 しかし、花道を多用した知盛はスピーディーでスペクタクルでした。 片山清司さん、格好よかった。花道近くのブロックに座っていたのですが、座っているあたりで、バンバン決めてました。心の中でキャーキャーいいつつ見てました。こんな見方ははじめて。面をつけた あの狭い視野で危険きわまりなし。心配しました。
最後は能と歌舞伎による「石橋」 これ、昔演舞場でもみました。 あの頃は歌舞伎ばっかり派手でずるいのでは?と能楽のかたを持ちました。 今回は喜正さんと愛之助さん。すこしは目が肥えたのか、両者の力を、感じることができました。 ここの笛は一噌幸弘さん。地謡じゃなくて長唄になったら、ややこしいのではないかなぁ。勝手に心配しちゃった。笛で、ぴりっとなるもの 石橋も後シテの部分だけでした。いいとこどりの、面白いところばかり集めてみせてくれる舞台は、ワクワクしました。
南座はやっぱり、いいなぁ。なかなか見ごたえがありました。楽しかった。見巧者の方々にはどう映ったのかな?  三響会は、やっぱり見逃せません。

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2007年5月29日 (火)

『ダ・ヴィンチ・コード』中

ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』の読み直し。
すごいなぁ。レオナルド・ダヴィンチ。そっちに
興味を持っちゃった。 今度の読み直しは。  もしかして、若冲もあの絵の中に、何か意味のある暗示を隠していたりして・・・ そんなこと想像しつつ読む。 あぁ、本当に あの相国寺すばらしかったなぁ。 

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2007年5月28日 (月)

道楽行脚

そうだ、京都へ行こう。
ちょっと出掛けてまいりました。両親と。(親孝行!?) 今日、相国寺で若冲をみてきました。先週見に行っていた友が、度肝を抜かれる展示だと言っていましたが本当。圧巻。まいった。 しかし、すごい人。月曜 朝一なので少しはよかったのですが・・  混みこみでも、絶対に行くべし!そんなすんばらしい空間でした。ほぉー。
ついでに?! 日曜日に 友と三響会も観劇して参りました。南座詣で。こちらも、なかなかスペクタクルで楽しかった。
京都の名店「ベルクール」でとびっきりおいしいランチもいただきましたし。
幸せ。& 道楽でぐったり。また、おいおいと記録をつけます。

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2007年5月27日 (日)

♪祭りだぁ~祭りだぁ~

俳優祭にいってまいりました。夜の部なのに、朝7時前から起きだし そわそわ。それはそれは楽しゅうございました。 この幸せを反芻して、残りの人生を暮らしていけるかも。そのくらい楽しい俳優祭でした。 
小中高の子供たちによる、勧進帳。がんばってました。えらいなぁ。
1階最後列におりましたのに、模擬店に出遅れる。あわあわ。ふがいないわたくし共ですが、案外がんばりました。
まずは、萬次郎さんの小倉アイスから &握手していただく♪ それを食べながら、成田やさんのおすし・唐揚の長蛇の列を見つつ、遠くで働く海老蔵さんの頭頂部を眺める。 菊之助さんからエコバックを購入&握手していただく♪ その横でお弟子さんに混じって一緒にガードする團蔵さんにびっくり。なぜ?!出張して人形焼を売る田之助さんのお姿を発見。なんだか かわいらしい。そっと師匠をガードする 由蔵さんの姿がすてき。 もう、あちこちのみなさま方をみて、きゃぁきゃぁ喜ぶだけ。 わー権一さんよ!一緒に写真をとっていただきました。咲十郎さんから、アタリしかないような?!くじ引きお煎餅を入手。そして、横に にっこりとたたづむ権十郎さんに握手していただきました♪ィヤッホウと、喜ぶおさる&かいちょ。  わーい 山崎やさんで散財だわ。 必要以上に、端に控え 師匠を見守る左十次郎さんの横顔を満喫。なぜあんなに控え目なの。そこが渋いのですが。 真っ赤な松緑さんのところでシャンパンをいただき、その前で妙にロックな男 亀三郎さん握手していただく♪ だいぶ落ち着いたところで、やっと團さまのお姿が見えました。坊主頭に、豆しぼりのねじり鉢巻の似合うこと。タコさんみたいにキュート。もちろんほめてます。一心におすしを握ってらっしゃいました。その横には海老蔵さんの姿が?!お二人でもくもくと、おすしコーナーで働いてました。 あー海老蔵さん、やんちゃなことをせず、地道にがんばるのね。ありがたやと2人のお姿をしばし見てました。 新七さんと一緒に写真をとっていただき、おさると大喜び♪ 最後に、守若さんのかわいらしい呼び込みに惹かれ、2人の残金券を合わせて 錦之助さん・隼人くん親子から、おにぎりを購入 &握手していただく♪これですっからかんに。 仁左衛門さんと千之助くんがTシャツを売るさまを遠くから眺め、ほほえましい気持ちになりました。 握手やら、写真やら、本当のこと?!って気分です。 もう こんなこと おこらないだろうなあ。 また、反芻して楽しもうっと。
永年功労者の表彰式。表に出てきた裏方さんは、なんだか恥ずかしそうにしているの。その確かな腕を持つすごさはよーく伝わり、控えめな姿のかっこよさに しびれました。
そうそう、そのあとの白雪姫もとびきりたのしゅうございました。 バニーちゃんになっても菊之助さんの踊りはうまいし、鏡の精、海老蔵さんはきれいでした♪ 菊五郎さんの北千住観音には呆然&大笑い。なんて満足そうな笑顔を浮かべるのでしょう。 團さまのお掃除六法(レレレ六法?!)格好よかったなあ。

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2007年5月25日 (金)

♪ナイッ アン デ~

昼夜と團菊三昧してまいりました。自分的千穐楽(24日にいったのでね) なので、奮発♪最前列♪♪そこは天国でした。 
わかったこと。 やっぱり、成田屋さんだーい好き。 なんだかねぇ、格好いいのよねぇ。
若旦那は、声が高すぎて上ずっちゃってるなぁとか思っても、それを補う何かがあるの。
團さまの弁慶は、ちょっと声がかすれていて心配なとこもありましたが ばっちり決まった型がよかった。わりと弁慶さんのまん前の席でしたが怒られているみたいでしたもの。(迫力満点ってこと)
腹出しサイコー。素顔かと思う程!? いいわ。 怒ってたも。
鳶がやたらと決まっているので、ついついその粋な姿にくらっとなりましたが、やはり一押しは成田や親子のでっけぇ相撲取りでしょう。2人並んだとこなんて、あなたもう。ほれぼれ。
九竜山関が、松緑さんに頭をかち割られつつ 角材振り上げての見得は、ぞーっとする程の美しさでした。 
案外、家橘さんが余計なコトを言ったのが原因なのでは。それで喧嘩になったのだと思う。家橘の喧嘩では?
源氏店、よくなりました。GWのころよりも?! 多左衛門さんに話かけるところはもとボンボンの品がそこはかとなくあったし。 花道で、蝙蝠安と金の取り分を決めるやりとりのとこ 好きだなぁ。「もうお前にはビタ一文やんねぇ、けーしな」
あー幸せでした。 この幸せは明日に続く・・・

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2007年5月23日 (水)

『ダ・ヴィンチ・コード』上

ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』の読み直し。昔、友に借りて読んだのですが(文庫化待ちのため)もう一回読みたいなぁと思って。そんなことを本屋さんで話していたら、お店の方が もっとすごい『ダ・ヴィンチ・コード』があるけど見ますか?っていってすごい画集を見せて下さいました。縦が1m弱、厚みも15cmはあろうかという立派な箱にはいった、レオナルド・ダヴィンチの作品集。モナリザだの、岩窟の聖母だの、最後の晩餐だのが全体はもちろん、いろんなとこをクローズアップして ふんだんに掲載。字もいっぱい。豪華だなあ。めったにないものだから見るだけどうぞなんて、親切なお言葉に甘えて、みせていただきました。うわーお。 &親切な本屋さんだなあ。
東博のレオナルド・ダヴィンチ展をみた後に読むと、ますます面白いですね。この本。今回は『天使と悪魔』と異なり、上巻のうちに結果を思い出しました。映画もみたし当然かな。やっぱり面白い。ハラハラするし。ビバ、ダン・ブラウン。 それにしても、レオナルド・ダヴィンチってすごい人なだあ。3%も理解できてないと思うけどね。

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『團十郎切腹事件』 よみかけその参(完)

会社から帰るのに3時間以上かかった・・・ 3時間もあれば、松竹座に着いちゃうよ! 人身事故らしい。トホホ。
おさるによると もう、第二巻『グリーン車の子供』既刊なのね。1巻より高価だそうな!?いやーん と困る。そういえば、雅楽探偵 読み上げてたのでした。自分のために備忘録。ひきつづきキャスティング妄想。
「不当な解雇」
小学校のころ読んだ探偵ものを読んだ時に感じたような不思議感がある。コナンドイルとか、乱歩とか。ドロドロとか怨恨とか情念的なものより、?がクローズアップされてるの。すーっと涼しくなる感じ。なぜか懐かしくなった。
「奈落殺人事件」
これって、歌舞伎バカにはたまらない一編だと思うの♪要素がいいのだもの。 こういうの、読んでも読んでも飽きない気がする。 そして、楽屋口にある床屋さん大変だったのだなあと現実とごっちゃにしちゃいました。
「八重歯の女」「死んでもCM」
業界ものなのに軽くない。さすが。うまいこと、いろんな世界の空気感をだすなあ。
「ほくろの男」
これ、短いのうまい。怖さがうまい。やるなあ。
「ある絵解き」「滝に誘う女」「加納座実説」「文士劇と蝿の話」
加納座の話は、芝居好きの悲しさがいい。こんなの戸板さんじゃなきゃこんな苦いようななんともいえない味がでない、きっと。切なくなりました。まったく。
江戸川乱歩の解説よ!
最後まですばらしいわ。ありがたや。
短編1つづつに、沢山の幕内のお話があって、歌舞伎好きがもっと歌舞伎好きになっちゃうこと請け合い。旅先とか、いろいろなところでも事件はおこるの。歌舞伎の劇場(私の頭の中では歌舞伎座)の中での出来事には、細部までいろいろ気になります。もっともっと!でも全五巻。一巻で十八話も。全巻全話の事件が歌舞伎座内で起こってしまったら、ほとんどの人が犯罪に手を染めるか 殺されるかしちゃうわ。
あー つるかめつるかめ

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2007年5月20日 (日)

一姫二太郎柳家三三

いいお日よりだから金田中に行って参りましたわ。ホホホ。(ウソ)
映画『
しゃべれどもしゃべれども』の公開記念 柳家三三さんの落語会を発見。会場は金田中。木戸銭、お茶、和菓子というお徳な”きものプライス”というのを発見しましたので、金田中に入る絶好の機会よぉ!と思い参加してきました。したがって、はりきって着物で。行くまでは、緊張しました。あぁ、楽しかった。 入り口すらよくわからないあの建物の中は、こんなふうになっていたのね。キョロ キョロすることしかり。思ったよりも秘密めいてなかった。談合の香りただようほの暗いとこかと思ったので。
三三と書いて、なんて読むの?さんざ?なんて言っていたのですが・・・ 落語をきいてすっかり贔屓に。いやーん。もうこれ以上、好きなものを増やさせないで♪寄席にいってみようかなと思う なかなか楽しいものでした。うまいものはいい。(柳家三之助さんのときにはそれほどグッとはこなかったけど。)枕でも、人の気持ちをつかむのがうまいなぁとしみじみ思う。噺もうまい気がする。本物の高座をみたのははじめて。小学校のころ うちにあったテープでよく落語を聞いたなあ。詳しくなくても、うまいってことはわかる。真打になったばかりだそうです。注目。
三三さん、だれかに似てる。ずーっと考えてました。わかった。新撰組!の徳川毛慶喜だ。(今井朋彦さんという方らしい)三三さんの方が素敵だけど。

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2007年5月19日 (土)

荒事母娘

Photo_23 あまりまじめに泳ぎにいってないのに、すごい水着を買ちゃった。母と色違いで。
0コンマ1秒、より速く!って感じの水着です。そんなスイマーじゃないのになぁ。すごーく水をはじきます。それに浮く感じ。浮くのって役にたっているのであろうか?あったかいです。 とにもかくにも、強そうなり。 私のは、赤いほう。
今日、泳いでいる途中に、「あたしって腹だし?」って思っちゃった。女暫の。成田五郎って呼んでくださっても結構よ。

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2007年5月17日 (木)

『濃い人々 ~いとしの作中人物たち~』

群ようこの『濃い人々 ~いとしの作中人物たち~』(講談社文庫)を読む。本・映像などの作品にまつわるエッセイというか、紹介エッセイ。普通の人なら、こんなになにもかも話しちゃダメ!やめてぇ!って思うのですが、群さんは別。 ここまで説明されると筋はおろか、あらかたわかっちゃうのですが、それでも なお みてみようかなって思わせる力のあるエッセイです。もしくは、このエッセイで充分楽しんだからみなくていいや とか、このエッセイほど内容を楽しめないだろうなあなんて思うものも。 落語の枕のように、身の回りの話から、うまいこと本題にはいってくのが見事。夫婦善哉が載っているので購入したのですが、案外どれもこれも楽しかった。特に黒蜥蜴は可笑しかった。あと放浪記の芙美子も。 

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2007年5月16日 (水)

『男体動物 若旦那に愛をこめて』

わかぎゑふの『男体動物 若旦那に愛をこめて』(文庫)を読む。若旦那ものよぉ。いろんな世界の若旦那のいかしたエピソード。その上、三津五郎丈や仁左衛門丈(先代&現)のお話もでてくるの。
若旦那の唖然ぶりは、いくつ読んでも楽しい。コツコツとつみあげられてきた豪勢な暮らしっぷり。それが、でちゃうのね 若旦さんって。周りは困るのでしょうが、無邪気に偉そうなことを 簡単にいってのけちゃう大物ぶりは読む分には楽しい。あと、おおらかな やさしさもね。いいのよね。 
最後の方は、若旦那ってより 演劇界の大物さん特集って感じ。北大路欣也というような意味の大物さんでなく、生き方が。 古田新太ちんは、実は父親の名前と聞いてびっくり。その上、ツワモノの父でびっくり。新太ちんがすごいんだぜって言うなんて。深沢あっちゃんのこまやかな大物振りもいい。
わかぎゑふさん、去年の納涼歌舞伎も書かれたことだし、今の梨園の若旦那さんたちのことも書いていただきたいわ。あっ 困るかしら。逸話だの武勇伝だのに ことかかなさそうだし・・・

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2007年5月15日 (火)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

またまた おさるに試写会に連れて行っていただきました。なんせあたくし腑抜けだもんで。
またまた何の知識も無く見にいきましたら、これまた人間の内側というか、エキセントリックな人の内側っていうか、怖かったよー。重たい主題ってより怖い。これをみたら "あたくし腑抜けなもんで"なんてお手軽なこと、とても言えません。(言ったけど。) 劇団 本谷有希子ってチラシでその名をよく見ていましたが、作品をみたの初めて。 サトエリさんはこういう、別次元にいっちゃた人が よく似合う。(あとキューティーハニーのような底ぬけに明るすぎるのもぴったり。)うまいっていうより、そのままかも。 気の毒なほど似合ってた。自然でした。浮世離れぶりは、芸能人として大事なことだと思うのですが、これはまた特別。 永瀬正敏の小ささ(人が)恐ろしさもうまかった。(地じゃないはず)
とにかくしぇー、助けてとぐったりしているところ、救いは永作博美だけ。あれ?こんなにうまかった?あのとぼけ味、まじめだからこそ物悲しいのだけど、逆に誰より強い。ありがとう永作博美。 エビキュラ(海老蔵さんのドラクル)にも出演ですね、楽しみだなあ。
しかし、サトエリさんの体はどうなってるかしら。合成?ってほどすばらしい。完璧。 脚、なでたい。
今年のカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されることが決定してるそうです。すごいなってより、怖いな。カンヌの批評家週間ってこんな映画ばっかりが集まってくるのか。どろどろどろどろ。批評家さん おつかれさま。これでは、ひねた言葉もでるようになりますね。
一口メモ。「劇団 本谷有希子」と「劇団 ひとり」では、劇団ひとりの方が早く、名前つけたそうです。 マネされたと思ったら、あっちの方が早かったという風なことを NHKの番組で本谷有希子が言ってました。

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2007年5月14日 (月)

『自立日記』

日記マニアとしては飛びつきざるをえません。辛酸ナメ子の『自立日記』を読む。想像を絶する面白さ。思ったのより、何倍もいい。電車の中とか、カフェなどで読まない方がいいと思うの。度々噴出したもの。
気持ちいいほど毒舌で、ジメジメっぷりもナイス。SPEED好きの一面がおかし くって仕方ない。案外カフェ好きだし。周りにヘンな人を呼び寄せる才能があると思うけど、本人も相当ヘンテコな質問をしたりしてます。駅員との喧嘩でまけたことがありませんなど名言がいっぱい。自分の身におこったことなのに、どこか覚めた視線での辛辣コメントがいい。エログロナンセンス的な。どんな感じだ。
おかしい上に、本当に自立していきました。辛酸ナメ子が、まぶしいぜ。(自立できてないから。)
プロの書きものさん(描きものさん?)によりかかれた日記でした。日記マニア大満足。

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2007年5月13日 (日)

六か昇か?

終日 演舞場で遊んできました。昼の部・夜の部と鑑賞。
一日中、これは歌六さんか歌昇さんか、あてっこしてみてました。どっちかだ、ってことはわかるのですが。どちらもうまいし。鬼平では、2人で話してました。うーむ、どっちがどっちだろう。頬に線が入っているのが歌六さんでほほにエクボが歌昇さん。でも、どっちともいえるような・・・同行のおさるは、なんとかコツをつかんだようでどっちか教えてくれます。
鳴神、成田やさんの時と違いがあって面白い。勘三郎さんの法界坊と吉右衛門さんのも、違いがありました。いろいろ面白いなあ。
鬼平。途中、説明的な要素が多すぎだなあと思いました。私は鬼平をほとんどみていないのですが、それでも背景の説明は余分だなあと思ったわ。最初と最後がよかったのに、もったいない。歌六さんの友五郎がとっても粋で格好よく、長谷川平蔵のよさが途中から感じにくくなっちゃったので、「盗人 友五郎」って題でもいいじゃんって思っちゃった。最後の船宿みたいな場がとってもよかった。そこで、やっぱりこれは「鬼平犯科帳」だなと思った。鬼平好きでもないのになんですが、もっといい作品なのではと思いました。
法界坊がとにかく面白かった。錦之助さんのボンボンぶりは本物!よわっちくて、人に何でもやってもらっていて、愛すべき若旦那。 しっかり台詞の入っている富十郎さんは最強。要助とおくみ一大事!の場でばっちり裁いてくださいました。(争いの場ではスピード感が少々心配でしたが。) 芝雀さん、かわいらしい。ほっそりしてお綺麗になられましたね。娘らしかった。錦之助・芝雀コンビの のんきさがいい。あんなにダラダラ言い争っていたら、みんな軸を変える暇があるわ。納得。 丁稚 玉太郎くん、大物。達者に棒読みしてました。だまって ただ居るときにも、存在感たっぷり。 吉右衛門さん、こんな下品な役が似合うなんて!?おどろいたぁ。 染五郎さんの野分姫、きれいでした。男らしい美人さん。なかなかのメンツ。うまくて、面白かった。しめたぞ しめた しめこの うっさ うっさ~。 なかなか面白い話だなあ。真ん中に吉右衛門さんの法界坊がしっかりいるのが感じられる舞台でした。
吉右衛門劇団って色のしっかりでてました。文化的な感じ。5月演舞場は吉右衛門劇団っていうのは去年くらいからかしら。早くもしっかり根づいたような気がします。

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2007年5月12日 (土)

薮原検校

薮原検校をみてきました。7時開演10時15分終演。長く濃厚。稀代の大悪党!新太ちんの薮原検校 & うまさ日本一の田中裕子さんだもの。これ とっても楽しみでした。チケットをみたら2/4に買ってました。3ヶ月前!? 『天保十二年のシェイクスピア』をみてすごく気に入りました。蜷川っちすごい。S席にすればよかったと思ったのに、今回もやっぱりコクーンシートより鑑賞。
最初の小一時間、ちょっとテンポがでなかった。あれれ。わたくしが思うに、これは唄いすぎなのでは。宇崎竜童に気を使いすぎなのでは?  新太ちんと田中裕子さんが登場。ここから
ぐんぐん面白くなった。 歌舞伎色の強さにびっくり。蜷川さんったら、もう。歌舞伎気に入ったのね。 それならば、7月の歌舞伎座で これをかければいいのに(あくど過ぎてダメか)。 場面転換で働く人が黒子だし。筒にした畳をぱーっとひいたり、布の川の上に、死体を板に乗せて、ヒモをつけひいたり。そのまんまじゃん。 小金吾かっ! ていう場もありました。(言っちゃってたかも) そこで思ったのですが、ぱっと決めたら、そこで身体を止めなきゃっていうこと。 決めた直後 暗転 だと、今ひとつ決まらないですよ。 どうよっ! って程止まってみせてくれないと。 そこではじめて決めがきくのだなあと しみじみ思いました。まぁ、歌舞伎らしくしなきゃいけないわけじゃないけど。 「縞の財布に50両か・・」なんて台詞まであったのでね。笑っちゃった。 会場はクスリともしなかったのが残念。
新太ちんの悪はすごかった。この人じゃなきゃ成立しないと思う程。悪そうにしないの。なのに悪いの。ひどいのになんか憎めないの。笑顔がすごい。いろんな笑顔がある。腹黒いのやらおバカさんのやら悪どいのやら恐ろしいのやら腹黒いのやら。悪業を肯定しそうになっちゃったもの。 田中裕子さん、やはりすごい。他の人が舞台人っぽくむやみやたらに動いているのに、そんなに動かないの。でもみちゃう。だまっているといないみたいなのに、動いたり話したりすると、じーっと観ちゃって目が離せなくなる。壌さんの語りはもう立派だし、六平の存在感は大きいし、安心。すごい運動量。あの体のでっかい3人組は、千穐楽あたりにやせ細っちゃいそう。 新太ちんのわざと悪くしなくても悪のそばで、悪そうな顔をしている人がいました。チラシをみたら松田洋治だった。がんばれ!最後の場は衝撃的で、ちょっと動けなかった。座頭に対してとことんケチをつけていて逆にみえないことを考えた。脚本は井上ひさしさん。今日、みていた気がする。そっくりな人がいました。見ごたえありました。

さて、先日 成田屋さんの後援会より、9月に海老蔵さんがシアターコクーンに登場というお知らせが届きました。詳細は追ってお知らせ。なんだろう。 今日、速報チラシ入手♪ドラクル?!宮沢りえちゃんと共演。りえ好きにはうれしい。(けれど この組合わせに 何やら演技面の
心配も。)長塚圭史さん演出。「神を信じた悪魔(ドラクル)と、悪魔を愛した一人の女。革命の足音高鳴る18世紀フランスを舞台に浄血(くり)ひろげられる、おぞましくも美しい禁断のゴシックホラー。」と書かれていました。ドラキュラ? 本当は、歌舞伎の方がいい。歌舞伎で はじけちゃうさまをみるドキドキと、舞台ではじけてるところをみるドキドキは、また別モノなのでね。でも、行きます。断然行きます。がんがん行きます。張り切って行きます! できたらマントは翻して欲しい。(マント翻させたら世界一だから)

追記
坊主だらけでした。坊主頭好きには喜ばしい。剃った頭を、見下ろす席からみると 怪我した跡とか、できものとかはっきりわかる。 新太ちんの頭頂部に、怪我のあとのような一本線発見。武勇伝とかありそうだなあ。

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2007年5月 9日 (水)

パッチギ!LOVE&PEACE!

朝からグーで殴っちゃったぜ。(駅のエレベーターに拳をぶつけちゃったの。)案外痛い。
「プルコギ」でなく、「パッチギ!LOVE&PEACE」をみてきました。おさる、連れて行って下さってありがと。 なぜかプルコギと混同しちゃうの。食べたい。
「こちとら自腹じゃ」とよく言うのですが、井筒監督の映画ってはじめてみました。(しかも自腹じゃないし。)
何の知識も無く見にいったら 重たい主題だった。驚いた。 あの家族のいいこと。ズシンときます。これをみると「いい人」て言葉はウソっぽく感じ、この映画を「いい話」と言うときれいごとになりそうで・・うーむ難しい。 いいたいことを、暴力的な程 不器用に伝えています。 全部受け取れたかどうかわかりませんが、なんだかズシンときました。そうだそうだって思ったり、人の偽善に嫌な気持ちになったり(自分もしてしまいそうでハッとしたり)、怒ったり、ぞっとしたり、笑ったり、笑いながら泣いたり。人間の芯っちゅうものをみせてもらいました。主人公の井坂俊哉 の、若かりしころの石原裕次郎のようなバカみたいにな強さもいいし、藤井隆史のひょろっとした強さもいい。愛すべき家族は最強。 マスコミ業界の異次元度には笑えました。 ラサール石井の薄っぺらいこと。みていて心底憎らしいというかバカらしいというか。熱演か はたまた地か?(イジワル) 最初の血まみれ喧嘩は、おっかなかった。助けて。
すごいな井筒監督。あれこれ文句言うだけのことはある。 ビバ井筒。★★★★★ (★5つ!)。

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2007年5月 7日 (月)

『ご新規熱血ポンちゃん』

会社のそばの公園を通ったら、夜の緑のいいにおいがしました。何のにおいだろう。藤かなぁ。
山田詠美さんの『ご新規熱血ポンちゃん』(新潮文庫)を発見。熱ポンシリーズ購入時には、これ買ったかしら 1冊とばしてやいないかしらと心配になるの。相変わらず のらくらしているようで ハッとさせられる文章にわくわくします。ドキっとしたりね。かっちょいいなぁ。姪のかなちゃんがでてくるとうれしいかいちょであります。
本当の幸せを忘れるるべからずって言われているみたいでしゃっきとする。あと、心から大事な人々と だらだら おいしいもの食べて飲んで、ぐたーっとしたくなる。 ビバ詠美せんせ。

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2007年5月 6日 (日)

ビバGW<芝居編>

このお休みの間に、また歌舞伎座へ♪歌舞伎好き好きちゃんと出かけたり、歌舞伎大好きちゃんと出かけたりしました。 道楽女王陛下らしく奮発の席で堪能。 いやぁ、近いねぇ。ドキドキします。ちょっとした独り言が聞こえたりして、もう楽しくて仕方ありませんでした。切られ与左の見初の場で、権十郎さんが、花道でちょっと(ほんのちょっと)かんでしまったあと「ちくしょう 噛んじまった」ってつぶやいたり、若旦那海老蔵さんが「早く帰ってきておくれよ」ってつぶやいたり。ニマニマ鑑賞。再見なのにやっぱり、若殿と泥棒には泣かされました。3階でみた め組の喧嘩は、1階だと喧嘩までの間が長く感じませんでした。踊りも面白かった。不思議。女暫の腹出しさんたちの勢いが楽しかった。腹出し、見飽きないわぁ。勧進帳の弁慶團さまの眼力の鋭いこと。にらまれたような気がしてひって思ったり。梅玉さんの義経は品があります。太刀持ちは男寅ちゃんだったのですね。お目めパッチリさんだなあと思ってましたが。気がつかなかったわぁ。め組の虎之助くん、ちゃん大好きって憧れのまなざしで菊五郎さんをみていてかわいい。間がいい。うまいねえ。「あいよっ」っていうのが流行っちゃいそう。鳶の喧嘩のときは、もう大変。近くでみると、いろんなことに気がついちゃって、あわわわわ。松也くんがんばってたのね、エライ! 鳶の頭を花道の先まで見送り、舞台をみると相撲取りの團さまがにらんでいる気がしました。ヒェーごめんなさい。 あんなに沢山の鳶が揚幕の奥に消えていきましたがどこにいったのだろうと ものすごく振り返ってみていたらロビーがちらっと見えました。今ロビーに出た人、びっくりだろうなあ。とにもかくにも、浮かれまくっちゃう程楽しくって仕方ありません。ビバ團菊祭♪

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ビバGW<ギャラリー編>

あぁ。GWが終わっていくわ。楽しいGWでした。團菊祭りは始まるし、長いお休みはあるし、幸せな日々でした。観劇したり、写真展に行ったり、一歩も うちから出ずにのんびりしたり(片付けをして自分の忘れてたヘソクリも発見!)、いろいろなタイプの幸せの日々を満喫。
和光ホールで『坂東玉三郎X篠山紀信』を見てきました。ここは無料なのがありがたい。稀代の天才2人が築いた美の軌跡と銘打たれた写真展。このタイトルは、大げさじゃないわと思わせるパーフェクトに美しい写真の数々でした。一枚一枚に、いちいち「きれい」と言ってしまう写真の数々なの。今回は、オリジナルプリントに稀代の天才2人のサインを入れたものを販売とのこと。いくらなのだろうと興味深々だったのですが、30万・40万・50万という価格帯でした。うーむ。若いころの写真のなまめかしい色っぽさにドキドキしたり、鷺娘や雪の真っ白な衣装の清らかさにうっとりしたり 楽しみました。50万円の特別な写真集をみて、やっぱりその価値があるかもと洗脳されつつ、会場を後にしました。上等な気分になりました。
サントリー美術館や、ミックロック ミーツ 勘三郎 という写真展などもみたかったのですが・・・六本木のあまりの混み具合に挫折致しました。新国立美術館も、六本木ヒルズも、ミッドタウンもえらいさわぎ。売店だけのぞき、六本木から退散致しました。
地元、横浜高島屋の『星野道夫展 Alaska 星のような物語』に行ってみました。自然って まったく まぁ ものすごい。その大きさ、美しさに圧倒。 現代の世の中に わざわざ江戸時代の話なんていう、ものすごく作られた世界ばっかり観て喜んでましたが、こういう大自然もいいなあとしみじみ思いました。自然の厳しさの中にちょっと顔をだすほほえましい瞬間を捉えた写真達のすばらしいこと。まいった。

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2007年5月 2日 (水)

團菊祭初日 昨日の思い出し

「女暫」
初めて、この演目をみたのが雀右衛門さんでした。なので、萬次郎さんよく動くなあと思いました。低めの声ですが、まごうかたなき萬次郎さんの声で、揚幕の奥から「しばらく~」と声が聞こえると、来た来た!って思います。
海老蔵さんの成田五郎。いいですねぇこういうの。とにかく強いぞ!っていうのぴったりなの。でも萬次郎さんには歯が立たずってお役なのよね・・・ 腹出しさんたちは、じーっとしている時でも足の親指をあげてるの。いろいろ観察♪ここでもやっぱり菊之助さんってうまいなあって思いました。なんだあの貫禄って程。
小金丸、大きかったなあ。体が。 萬次郎さんが活き活きなさってたのが印象的。最後のひっこみもキュートでした。舞台番は三津五郎さん。雀右衛門さんの女暫のときは、富十郎さんがなさってました。この役はうまくないとね。うまいと、短い見せ場で、ばっちりきまります。みていてにっこりしちゃう。
「雨の五郎」松緑さんの踊り。すっきりしていました。「三ツ面子守」三津五郎さんの踊り。両方とも長唄・鳴り物さんたちがちょと淋しげ。昼は沢山いたのにな。踊り2題では、そんなに舞台にすいよせられなかった。なぜかしら。
「め組の喧嘩」
2時間の長ーい演目。楽しみでした。なかなか大喧嘩に発展しないの。もう さっさとやってくんな! と思ちゃった。辰五郎の肝が私にもわからなかったのね。頭がいくぞっとなったときには鳶や相撲取りと一緒に熱くなりました。半纏を着るのがかっこいい!待った甲斐がある喧嘩っぷりでした。写真集でよく見る場面がいろいろでてきて楽しかった。人がわさわさでてくるとうきうきします。あっあそこに!ここに!と心中大騒ぎ。動きまくる中、探すので動体視力があがったかも。新七さんや升一さんはやっぱり鳶ねとか、茂之助さんや左字郎さんはなるほど相撲とりかなどと楽しかった。菊五郎さんのお弟子さん達は、やっぱり鳶が似合う。相撲取組では、新蔵さんのひょろひょろさと 左十次郎さんのやせすぎさがおかしかった。(でもかっこいい。) もう、みんな残らず登場?ってほどでてきてうれしくなりました。もうこうなったら、ついでに演舞場の人もみんな出ちゃえばいいのに。大騒ぎ。楽しかった。
成田屋親子が相撲取りの兄弟分で登場したところがよかったわぁ。まってましたー。今月の筋書きの折込ポスターにして欲しいと切に願う。でっけぇ。

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恵みの團菊祭

さぁ五月よ。はじまりました團菊祭。あーお目にかかりたかったわ。成田屋に飢えていたわたくしに恵みの雨 ならぬ恵みの團菊祭 (め組にかけてみました) 。がまんできないもん。さっそく初日を鑑賞して参りました♪とりあえず3階からね。
終日鑑賞してクタクタ。いい疲労だけどね。昼と夜のバランスがちょっと悪いなあ。あと初日のせいか台詞がでてこず 私までドキドキしちゃった。今まで つまったことや間違ったところをみたことがない方々のアクシデントを見かけ はらはらしました。

まず「泥棒と若殿」に泣かされました。えー話や。松緑さんの伝九(でんく)と三津五郎さんの信(のぶ)さんの関係がいいの。お二人にぴったりのお役ですね。涙でちゃった。まさか しょっぱなからこんなことになるとは。
アイメークがくずれたままの鑑賞となりました。
「勧進帳」 みているときに、あー團さまはこの勧進帳の途中で病に倒れてしまったのだと思いだし感無量に。先日、闘病の様子の特番をみたせいか、余計ジーンとしました。元気に最後まで勤められますよう。本当に元気になられてよかった。
おまちかねの「与話情浮名横櫛」ボンボン、久しぶり。ちょっとみていてはずかしくなっちゃう若旦那を堪能。あー久しぶり。羽織が上手に落ちるようになりますように。場が変わるともう 傷だらけ、低音の魅力の与三になってました。 菊之助さんは、急にまた上手くなられえたような気が。貫禄すらあります。菊さまも久しぶり。うれしい。 橘太郎さんはいいですね。みていて安心。
昼の最後は「女伊達」これ、大穴ってほどお楽しみがいっぱーい。テンションがすごーくあがります。粋なの。お駒(芝翫さん)に颯爽とかかっていく方々がまぶしかったわぁ。
そのまま続けて夜の部も。鳶チームと相撲レスラーたちの喧嘩まで堪能。くたびれたー。3階ですが、後援会でお願いした席でしたので、團さま・海老蔵さんのいる相撲レスラーに加担ムードのエリアでした。め組じゃないのよ。面白い雰囲気だったわ。
榮太郎特製”團さまキャンデー”発売してました。次回鑑賞の折には、1300円をもって購入よ♪

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