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2007年5月15日 (火)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

またまた おさるに試写会に連れて行っていただきました。なんせあたくし腑抜けだもんで。
またまた何の知識も無く見にいきましたら、これまた人間の内側というか、エキセントリックな人の内側っていうか、怖かったよー。重たい主題ってより怖い。これをみたら "あたくし腑抜けなもんで"なんてお手軽なこと、とても言えません。(言ったけど。) 劇団 本谷有希子ってチラシでその名をよく見ていましたが、作品をみたの初めて。 サトエリさんはこういう、別次元にいっちゃた人が よく似合う。(あとキューティーハニーのような底ぬけに明るすぎるのもぴったり。)うまいっていうより、そのままかも。 気の毒なほど似合ってた。自然でした。浮世離れぶりは、芸能人として大事なことだと思うのですが、これはまた特別。 永瀬正敏の小ささ(人が)恐ろしさもうまかった。(地じゃないはず)
とにかくしぇー、助けてとぐったりしているところ、救いは永作博美だけ。あれ?こんなにうまかった?あのとぼけ味、まじめだからこそ物悲しいのだけど、逆に誰より強い。ありがとう永作博美。 エビキュラ(海老蔵さんのドラクル)にも出演ですね、楽しみだなあ。
しかし、サトエリさんの体はどうなってるかしら。合成?ってほどすばらしい。完璧。 脚、なでたい。
今年のカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されることが決定してるそうです。すごいなってより、怖いな。カンヌの批評家週間ってこんな映画ばっかりが集まってくるのか。どろどろどろどろ。批評家さん おつかれさま。これでは、ひねた言葉もでるようになりますね。
一口メモ。「劇団 本谷有希子」と「劇団 ひとり」では、劇団ひとりの方が早く、名前つけたそうです。 マネされたと思ったら、あっちの方が早かったという風なことを NHKの番組で本谷有希子が言ってました。

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コメント

オレ、腑抜けでいいや。と思ったよ...
そういえばキューティーハニーも観に行ったね。
あれは楽しかった(ような気が)。
原作は読むべきだろうか。読まなくてもいいか。

今日は「腑抜けども」の感想よりも、
辛酸なめ子の話ばっかり沢山してたねー、わしら。

投稿: noppy | 2007年5月16日 (水) 00時00分

ヘローNoppy
昨日は、"辛酸なめ子"ばなしに救われたわ。
腑抜けども ~ 見せろ って命令形だねぇ。
命令するホラー映画におびえ、辛酸をなめる。
あれ、踏んだり蹴ったり?

投稿: かいちょ | 2007年5月17日 (木) 00時23分

Hello, Your site is great. Regards, Valintino Guxxi

投稿: | 2007年5月20日 (日) 00時44分

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