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2007年7月 7日 (土)

『秋の金魚』

七夕記念に、河治和香の『秋の金魚』(小学館文庫)を読む。大河ドラマにしたらいいのにと思う波乱の展開。
今度は、江戸が終りそうな頃。江戸の香りがプンプンっていう方が好きだけどね。人物がいいの。一人一人の個性があって。みんな違ってみんないい?!盛り上げる描写方法じゃないの。どっちかというと淡々してます。けれども心中ではハラハラ、メソメソ大忙し。
背負っているものが大きいの。家に、時代に、愛情に。押しつぶされそうになって、やや押しつぶされちゃてる登場人物に大いに肩入れして読む。
薩長の有名人の影に、こんな人がいたんだ。それぞれの一生はかくも波乱に富んだものなんだ。時の癒す力って偉大。
留喜(るき)って名も在りだなと思う。るきって呼ばれるているのを読むと、胸がキュンとします。(おるきじゃないの) そこにいたる描写がうまい。
最後までぐいぐい読みたくなる一冊。 河治和香さん、いいな。出たら読まねば。ねばねば。

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