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2007年8月20日 (月)

水と生きる

先日、サントリー美術館 開館記念展Ⅱ「水と生きる」展にいってきました。
ミッドタウンにてリニューアルを祝して、サントリー美術館のレギュラー会員になってみました。なので、せっせと通ってみた。
今回の展示テーマは水。流れや滴、青い色、水といってもいろいろな捉えかたがありますね。
今回は昼間と夜間と2回行ってみました。マリア・ルゴッシーの強化ガラスでできた作品の色が違っていたの驚いた。夜の方がキレイな緑で、神秘的。昼間は、黒さがにごって猥雑感が増すように思った。 
「道成寺縁起絵巻」もでていました。安珍を追っていく、清姫がどんどん蛇になっていく様が絵巻になってます。顔に隈が入り、首がたるんでシワシワになり、全身が鱗化していく。ついには着物が抜け殻のように落ち、蛇というか龍になっていました。安珍を慕って、帰りにはきっと寄って下さいねといったのに、遠ざけられたことを恨みに思いと書かれていました。つきあっていたわけでは、ないのね。ちょっと思い込み激しすぎでは。
藍染めの布団地が数点出品されていました。「雪中筍採模様筒描蒲団地」雪持ち笹に、筍の図柄。藍の活かしたデザイン。本朝廿四考にある場。親孝行の若者が雪の中、母のために筍を探すと、その季節にはありえない筍をみつけることができるという説明がついていました。 その昔、「通し狂言ってなんだろう?」と思い、国立劇場へ観にいったなぁと思い出しました。そう、あれは文化の日でした。1人でドキドキしていきました。はじめて自分で1等席を買った歌舞伎公演だったかと思います。&初 新之助観劇。(おっそろしく格好よかった。) そして、親孝行の弟が やっとの思いで雪の中から掘り出した筍を、團さまが横取りしていった場面を思い出しました。あーひどいわぁ、團さま。歌舞伎のおかげで、いろいろ楽しみが広がります。蒲団地の前にウフフと思い出す。 
円山応挙の「青楓瀑布図」のイヤホンガイドでは、滝の流れる音をバックに解説。うーん、アイデアはアイデアだけどねぇ。それは私の頭の中で想像したいなあと思った。江戸博の肉筆浮世絵展でみた北斎の滝の画には、そういう音を想像させる力があったもの。でも、他の作品でドビッシーをバックに解説っていうのはよかったな。なかなかいい解説なの。声もいし、でもちょっと説明が長い。見学者の流れが止まっちゃうかな。広重の江戸高名会亭尽「両国柳橋 河内屋」なんてのは解説のおかげでより面白くみれました。イヤホンガイドはなかなか難しいものですな。会員には無料で貸して下さるので借りてます。
「水」ってことで、アルプスのおいしい水の給水コーナーがあったのが面白かった。記念に飲みました。参加するの好きなのでね。

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コメント

>かいちょさま
>サントリー美術館のレギュラー会員になってみました。
いいですね。私は7月に,おのぼりさんしてみました。天保山をイメージして単独の奇抜な建物を探してましたら,複合ビルの2フロアでした。さすがお江戸。土地代が高いから美術館もビルの一角。田舎ものを露呈しました。水が本水でなく,照明で水というのも東京らしくて洗練されてました。

投稿: とみ | 2007年8月23日 (木) 18時04分

とみさま、こんにちは。
ビルの一角でありながら、なかなか自己主張している建物だと思いました。
天保山の方にも、いってみたいです。
国立国際美術館も個性的な建物ですね。

投稿: かいちょ | 2007年8月23日 (木) 22時46分

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受信: 2007年8月22日 (水) 22時21分

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