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2007年8月27日 (月)

ル・コルビジェ

ル・コルビジェとは何者ぞ。森美術館に行ってきました。森美で働く友(ひ)にガイドをしていただくという、贅沢な見学。友(す)と、小声でキャアキャアしつつ堪能。ル・コルビジェ、すごい!歌舞伎座の伝統的な建物から、六本木のとにかく高い建物へ移動。
森美にいくと いつも思うのだけれども モダンアートって、概要を知ってみるのとあそうでないのとでは、興味の持ち方に雲泥の差が出る。黄金比とか、太陽光とかキーポイントを知った上でみると、なんて面白くなることか。そのうち、自分の中のモダンアートの知識の引き出しを増やして、自分で面白いと思うポイントを発見したい。まだまだ道は遠い。いまは、ただ感心するばかり。とにかく、いろいろなモノがみたい時期。

展望台のところで魚を飼ってはりました。展望台では、夜景と水槽がキラキラ。わー キレイ。これもみたい!ということでそちらも見にいったのですが・・・ スカイ・アクアリウム(天空の水族館)は、水族館ではなく、アクアリスト(そんなのあるの?)が展示したアートらしい。 水槽の後ろに海の絵があったり、夕焼け空があったり、假屋崎?っていう感じの活けこみものがあったりしたときは、愉快にみていた。やりすぎだねーなんていいつつ。 どんどんエスカレートしていきました。アートとしては、ふーんと思うのですが、いかんせん魚は生きているのです。 私が魚だったら、ストレスがたまっておかしくなるだろうと思った。 友(す)が、物悲しい気持ちになると言っていました。本当にそんな感じ。 始終、全身にライトをあてられる。しかも その色が変わっていく。 身を隠す藻も、何もない変テコな空間で。アクアリストとやらに、もの申す。魚は生き物です。
最初のところはキレイでした。水槽の配置方法が凝っていて、夜景と水槽を同時に眺めることができて こういう方法で涼しい気分になるなぁと思った。ウォーターベットのベットサイドに水槽がついているなんてアイデアも、こんなベット欲しいなぁと思いましたしね。魚くん達の無事を祈る。

さて、本題のコルビジェ展。彼の建築作品は、奇抜にみえる。が住みやすさへのに愛がある。気候にあわせて、太陽とか風とか水とか、そういうものを大切にとりいれる工夫が、おもしろい形を造るのだなぁ。 詳しいことはよくわからなののですが、アイデアが面白い。沢山の模型をのぞきつつ歩く。私はこの部屋がいいなぁなんて思ったりしながら。 国立新美術館の紀章展は、「自慢?」って思うようなご立派なものでした。あれだけのものを世界中に、実現しているのだから自慢したっていいと思うけど。 ル・コルビジェは、そういう空気がなかった。沢山の絵画作品をみて、建築家というより画家でありたかったのかなと考えた。名ガイド(ひ)の、絶妙な質問に頭をひねり、コルビジェについていろいろ考えた。早く解答しないと答えをいっちゃう迷ガイドなので、思いつきでポンポン言い、楽しかった。キュビズムの時代に、ピュリズムを立ち上げた彼の絵画作品は、どうして強い印象がないのかを、3人であれこれ考えたのも楽しかった。
実寸大の展示が各所にあって、体感できるとこがいい。写真よりずーっとイマジネーションがわく。最後に建てた、コルビジェ夫妻のための必要最小限のロッジ(別荘)に入り、いかに無駄ななものに囲まれているかと思った。シンプルなのに、凝っていた。縮小の模型をのぞいたり、実際のサイズの中に入ったり、不思議。最後に、彼のお墓の写真がありました。横須賀美術館でみたアルフレッド・ウォリスのお墓のように、とても気持ちよさそうなお墓でした。いいお墓。

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