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2007年9月28日 (金)

フェルメール

26日から、国立新美術館で フェルメール展 が始まりました。 「人気の企画展は、最初の金曜日にGO」 というマイルールに従いGO。 金曜は、8時までなのがありがたい。 月末なので決行が危ぶまれましたが、無事鑑賞。
『芸術新潮』フェルメール特集を再読し(予習)、会場に向う。わくわく。会場には沢山のオランダ風俗画。あれ?フェルメールは? 30点しか現存していないものが全部集まってくるとは思っていませんが、「牛乳を注ぐ女」1点だけなのね。ちょっとびっくり。まず、どんどん会場を進み、フェルメールのコーナーへ。10数人しかいなかったので、ゆっくりたっぷり鑑賞できました。本物だ! 予習したとおり、白い壁を照らす光の明るいこと。色の美しさ。 日本初公開だそうです。「牛乳を注ぐ女」すごい。 もうこれだけで満足。 このコーナーは、沢山の人が集まることができる設計になってました。大混雑するのだろうなぁ。
予習のおかげで、オランダ風俗画に興味がでたので おかげで楽しく鑑賞できました。家の中に溢れる光を扱う作品を沢山みる。どうして、光を描くことができるのだろう。光って何色でもないのに。オランダ絵画って暗い(重い)イメージだったのですが、こういうのもあるのね。飲酒と享楽のコーナーにあった、ヤン・ハーフィクスゾーン・ステーンの絵は面白かった。 『家族』  食卓に子供が乗ろうが、床に卵の殻が転がろうが気に留める様子もない浮かれ騒ぐ家族を描いた作品。大騒ぎしてる一家団欒の居間を明るい日差しが指している。 オランダで陽気でにぎやかな家族のことを「スターンのような家」というらしい。
特筆すべきは、売店。1点しかないフェルメールで、こんなに商品を作れるとは。笑っちゃった。ここまでやりますか と一人言 言いながら隅から隅までみる。クリアファイルなんて7、8種類も作ってるの。ポストカードは当然、巾着に、Tシャツに、一筆箋、携帯シール、マグネット、キーホルダー、マグネット・・・・ぜーんぶ「牛乳を注ぐ女」。 ここは商品企画会議の場か?と思ったわ。思いついたもの、全て商品化しちゃったのじゃない? この作品を貸した、アムステルダム国立美術館もびっくりね。 強欲売店。
会場には、ちゃんと ” フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展  ” と書かれていました。希少性というだけでない奥深い魅力をじっとみつめてきました。帰り道にも『芸術新潮』を再読し(復習)、贋作騒ぎに感心。

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