スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
みてきました。『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』。
俺が主役だみたいな人ばっかりの、すごい西部劇。B級っぽさがたまらなくツボでした。あれこれ笑っちゃった。みんな、なんで笑わないの?まぁ、パラパラとしかお客さんいなかったけど。 ピィユ~ウ(口笛)、パカッパカッパカッ(馬のひずめ) のとこなんてもう大笑いしちゃった。かっこいい~ おかしい~、かっこおかしい~(←伊東英明のコト)
伊勢谷くんて美しい。神々しい程。着てるシャツまで欲しくなる。ボスの風格あり。対する佐藤浩市のボスっぷりがすごい。おかしいとこだらけ。石橋貴明的な威張りっぷりがいい。もうふきだしちゃった。堺雅人の絶対トップにたてない2番目的な位置の似合いっぷりとか、やっぱり演じてはいない石橋貴明のブロークンぶりとか、だれよりも楽しそうにみえたタランティーノとか、すみずみまで豪華。
桃井かおり、いかしてました。松重くんにしびれた。バキューンバキューンだけでなく、この2人のおかげでいい味もありました。
映画に求めるものは、人によって違うだろうけど 私のB級好き心を かなりくすぐりました。面白かった♪ 突拍子もないんだもん。奇をてらうだけじゃないの。うまい人が無駄に豪華なのがまたいい。
なによりも、香川照之。映画の宝と呼びませんこと?。もう国宝にしちゃう?すごいもの! 英語がうまいのと、セリフがうまいのって違うなぁとシビアことを考える中、もう文句なく 何もかも うまかった。 日本人が英語で平家・源氏に別れての西部劇っていう突拍子もない設定をかるーく超えちゃう突拍子なさを持ち合わせる人だ。しかもうまい。
サブちゃんの唄を聴き、案外ご機嫌で映画館を後にしました。 銀座、この街は まったく生ぬるいぜとつぶやき ガンマン気分で帰宅。
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