ウォーター
アートって幅広いのだなぁ。ってしみじみ思う。21_21 DESIGN SIGHTでそう思う。ヘレンケラーの台詞風にそう思う。 『佐藤卓ディレクション Water』をみてきました。 感心しつつ、「私が水から発想するものって何だろう」と思いつつ見ました。(→流しそうめん)
社会や自然に対して、デザインもつ方向性とは?という難解なテーマ。でも、実際にみるとよくわかる。答えがじゃなくて方向性の1つが。こんな捉えかた、面白い!っていうものに溢れてました。作品は、ちょっとずつ参加できるようになっているのがワクワク感を増します。カップ&ソーサー型になったカップの中身を覗き込んだり、水琴窟のような音を聴いたり、水が流れる鹿威(ししおどし)が落ちるのを待ったり。一番楽しかったのは、水滴を落とした紙皿を動かすもの。皿回しのような形態になっていて、水滴が紙皿の上を踊るの。その紙皿「超撥水皿」は水を弾く工夫がすごい。そして 水滴の踊る様は、みていて飽きない。子供たちは、こういうのでも遊ぶべき。ゲームばっかりでなくてね。偶然のもたらず複雑なパターンが面白い。やりすぎると水がこぼれる(こぼしました)単純さだし、電池もいらないし、恐らく目も悪くならない。目は回るかもしれないけどね。疲れた大人も癒すかも。単に楽しい。ワンダフル大賞をあげたい。そんなのないけど。
建物に巨大な傘が立てかけてありました。すこぶる可愛い。 アートって高尚なものじゃなく、ワクワクするのものなのだと教えてくれるこの21_21 DESIGN SIGHTは大好きです。来年もまた、いろいろワクワクさせてもらおうっと。
着物ででかけたので、我々にしては珍しくスイーツをいただきました。(おさるとだと、つい呑んじゃうのでね。) サントリー美術館の不室屋パフェを。きなこ黒蜜がかかったアイスの下にはわらびもちとあずきブラウニー的なものが。ウェハースの替わりに麩せんべいがついてました。鳥獣戯画展は大行列でした。
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