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2007年11月24日 (土)

第十九回 万之介狂言の会

三連休の初日に、着物で国立能楽堂へ。万之介狂言会を観にいってきました。今年は入間川がかかるというので、はりきって正面席で観劇。ひさしぶりの正面席。正面って見易いわ。(しかも最前列でしたの)
今日の演目は、入間川、菊の花、素囃子 楽、鬮罪人(くじざいにん)。
「入間川」万之介師から出てくる、のどかさを堪能。本当に勝手なことばっかり言う大名なのに、愛らしい。大名と入間の何某の対決は、迫力あるのに、対決の内容の のどかさ(おかしさ)がでていてなんとも面白い。うまいなぁ。あたりまえだけど。
「菊の花」主に無断で、京詣でした太郎冠者。万作師の太郎冠者とくれば、楽しみ度がさらに増します。主に怒られたあと、太郎冠者が京の街の様子を語ってきかせるところが見所。木に止まった小雀がチチと鳴きましたとなんともかわいらしい。そこへカラスがきて とバッーと手を広げ、クッとにらむと 急に大きく見えた。カラスは、コォカァーコォカァーとなきましたという。あー この小雀と カラスは親子だったのですね なんて主に話す。なんともいえないおかしみ。 同じ木の上で、鳴き合わせただけであろうと 主(深田師)に、言われても、そうですかと また淡々と話す。飄々とした語りは、力んでいないようなのに、言葉の面白みがある部分は、グンと前へ出てくる。すごいなぁ。
「鬮罪人」祇園会の山鉾の趣向を相談する。相談の場で、主も立衆もみな、座っている中、おせっかいな太郎冠者がひとりで動き回り、場をひっかきまわす。萬斎師の軽々とした動き、苦々しい顔の主 万之介師に対して、いたずらっこの様な くすっとくる太郎冠者の面白みが楽しかった。

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