『かぶく者』1・2巻
おさるに貸してもらったデビッド・宮原&たなか亜希夫の『かぶく者』1,2巻(講談社モーニングKC)を一気読み。
うー。とか、エー。とか言いたくなるとこ一杯ありすぎ。でも、ものすごくよくみてる人だなぁと思う。劇場の絵がすごい。細かいとかまで見事。そうそう、こういう風に見えるって感心する。よく描けてるなぁ。
生まれてからずっと歌舞伎一筋の御曹司 仲村宗太郎と、天才 市坂新九郎。宗太郎は御曹司なのに、努力しまくる。怖いほど。天才の勘のよさに悔しがる様とかすごい。 新九郎は、はちゃめちゃすぎ。でも、これだけ飛ばしても、歌舞伎の底をしっかり押さえてあるから、えっーとか言いつつもぐいぐい読んじゃう。やるね。
とにかく強烈すぎの2人です。くたびれちゃうくらいのところも、何かいい。
これは、あの方ね。と連想も楽しめる。1巻のこの襲名のポスターの背景は、どうみても蜷川実花が撮ったものみたいだし。いちいち細かく面白い。デビットがすごいのか、亜希夫がすごいのかわからいけど、歌舞伎を深く愛しているのでは。読みどころがいっぱい。
助六の出端のところの解説がいい。超参考になる。1月の團さまの助六が楽しみになった。ギラギラしてないけどね。
この先どうなるの!あー早く読みたい。借りて読んでるのだけどさ。かぶきなさいは、コレ読んで、気迫を学びなさい。なんちゃって。お返しする前に、もう一回読んじゃおうっと。
江古田ちゃんといい、かぶく者といい、モーニングってすごいね。ギラギラ。どんな雑誌(漫画誌)だろう。
<訂正>
江古田ちゃんはアフタヌーンらしいです。モーニングにアフタヌーン。うーむ。で、どんな雑誌だろう。
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コメント
ややお伺いをたてる感じで恐る恐るお貸ししましたが
楽しんでいただけたようで良かったデス。
それはやらんだろう!と思うところもあったけど、
とにかく愛はあると思ったねー
見開きページの絵とかスゴイよね。
私は籠釣瓶?を観たことがないので観たくなりました。
ちなみに江古田ちゃんはアフタヌーンだよん☆
どっちにしても講談社なのが悔しいけど(何故??)。
来年も猛禽に負けることなく頑張るよん!
投稿: noppy | 2007年12月29日 (土) 19時44分
楽しかったよぉ。いつもありがと。
それはないよ!と言いつつ読みました。
コクーンの描写も細かかったね。
籠釣瓶、観てないのだっけ?!
江古田ちゃんはアフタヌーンか。
教えてくれてありがと。
アフタヌーンも、モーニングもよくわかんないけど。
ナイトもあるのだろうか。
来年は、猛禽大作戦でGO!(しかも妹ね)
投稿: マイチィ☆ | 2007年12月29日 (土) 22時55分