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2008年1月 7日 (月)

歌舞伎座百二十年

正月休みのしめくくりに、歌舞伎座へ。歌舞伎座夜の部を堪能して参りました。2等16列って本当にすばらしい。見易さといい、お徳感といい。いいわ!
最初は「鶴寿千歳」とにかくおめでたいモチーフ。短すぎ。富十郎さんと芝翫さんがでてるのに、ちょっともったいない。もっと踊ってぇ。もうちょっとドーンと。
続いて、高麗や親子の連獅子。助六のことしか頭になかったので、わぁお連獅子!と もうかった気分。やった。幸四郎・染五郎親子の連獅子は、ちょっと都会的。スマートでした。花道の登場から、ばっちりと楽しみました。揚幕へ吸い込まれるようにもどる子獅子は、迫力がありました。 子獅子、若々しかったです。親獅子は、子獅子に負けるもんかっていうより、スマート感がありました。 その後の休憩で、お弁当を食べながら、子になんか負けるもんかっていう親獅子の「連獅子」親子組み合わせ(孫も含む)を、おさると熟考。負けん気の強い親獅子大賞は、藤十郎さんと、勘三郎さんに決定。あの二人は、子獅子なんか小僧っこだよって感じのたくましい獅子です。実際負けてませんし。朝から晩まで、連獅子祭りってどうでしょう。いろんなおうちで。連獅子7本立てとか。みたいなぁ。 
最後は、お楽しみの助六。今月の助六は、大人の助六でした。おちついてました。勢いでもっていこうとせず、ゆったりしてました。花道の出のところ、丁寧で上等な感じがしました。鳥屋(揚幕)の近くでしたので、花魁道中が迫力あって楽しかった。段四郎さんのくわんぺら門兵衛よかった。マイベストくわんぺら門兵衛は、富十郎さんだけど、迫る勢い。雰囲気がいい。朝顔仙平の歌昇さんもまんまるくて、おかしみがありました。福山のかつぎの錦之助さんはさわやか。通人をみるたびに松助さんのことを思い出します。今回は、東蔵さんがかわいらしく奮闘。 特筆すべきは、白酒売の梅玉さん。こんなにいいとは!品があってのんきで。けんかしろっていったら、本当にあんな風になっちゃいそうで。いい空気でした。團さまの「こりゃまたなーんてこったい」も、変テコでいいなぁ。海老蔵さんのとちょっと違う。だけど、成田やさんの「こりゃまたなーってこったい」って、特別に面白い。人の心をグットつかむね。大モノだなぁ。いろいろなところが気に入ったのですが、なんだかちょっとスカッと寂しいところもある。正直に言うと。歌舞伎座も 国立も 松竹座も 演舞場も 浅草も って、そんなに一気にがんばらなくっても いいのではないかしらん・・・  案外 台詞も覚えている自分にびっくりしました。助六、大好きなので 上演するときは必ず濃厚すぎるほど、隅々まで豪華づくしにして欲しいなぁ。好きだからこそ そう願います。
今月の歌舞伎座は、「歌舞伎座百二十年 壽 初春大歌舞伎」というタイトルらしい。歌舞伎座百二十年はおめでたいけれど、この正月値段は別問題ではなかろうか。ちょっと高すぎですぞ。この値段設定 程、他の月との違いがあるのかしらん。調子よい値段設定をしてはいかんぜよ。
あぁ。すばらしい正月休み終了です。楽しかったなぁ。シアワセだったなぁ。帰宅後、胃がシクシク。胃が痛いよぉ。遊びすぎかな。そうだろうなぁ。

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