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2008年1月 8日 (火)

『天国はまだ遠く』

ずっと前から決めていた。今度だめだと思ったら、もうやめようって。

冒頭の書き出しがすごく気に入った。瀬尾まいこの『天国はまだ遠く』(新潮文庫)を読んむ。短大を出て3年。一人ぐらしの山田千鶴。がんばってがんばって、いつも張り詰めている。怖くて仕事を休むことすらできない。仕事に、人のつきあいに一度「疲れて」しまうと、自分も こうなるなると思う。どこかで歯車がズレると、ありえることだ。 どうなるのだろうと思い読みすすめると、思いがけないかたちの、地に足がついた暮らしがでてきた。自分で体験しているみたいに、いろいろ気がつくことがあった。面白かった!
ここまで くたびれて、こんなにも さっぱりと自分の暮らしをひっくりかえしてみたいという気もあるな。

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