ロートレック
ロートレック展開催期間が、3月9日までだということに、はたと気付く。一昨日あわてて、会社帰りに寄り道してサントリー美術館へ行ってきました。なんとか、1時間くらい鑑賞できました。終わりかけなので、割と混んでいました。このぐらいの混み具合で助かりました。会員の権限を活用。イヤホンガイドを借りて、人の流れを待っている時に聞いていました。両足に、問題があった方なのですね。アルコールにおぼれ、精神を病み、36歳という若さで母に見守られ亡くなったそうです。アルコール・薬に手をだし、あれはもう緩急な自殺とも言えると解説していました。そんな人だったのかと驚く。まだ30代の作品を、晩年は紹介していたのがちょっとショック。
キャバレーを愛し、娼婦を愛し、うわべでないその姿を描こうとした人。人をよくみて、それを描いていることがイヤホンガイドの解説でよくわかる。「では、イヴェット・ギルベールの歌声を聞いてみましょう~」なんて始まる解説もある。ポスターになった歌手の肉声を聴くことができるなんて!各作品の前でまるまる一個きいたら流れが止まっちゃいそうだけど、面白かった。順番が多少前後していたり、妙に解説作品が隣あっていたりというところが、ちょっと気になった。ポスターを頼んだ歌手が、あまりのデフォルメにショックを受け、別の人にポスターをオーダーし直したなんて逸話もあり、おもしろかった。デフォルメのセンスのよさと、深みのある緑をきかせた色合いの作品を楽しんだ。
リニューアルオープン記念に、友の会に入会してみました。次年度はどうしようかなぁ。ピカソ展が気になる。国立博物館は、絶対に毎年会員になるので、考えるところです。(歌舞伎会も、松竹友の会もあるし・・・?!)連れも一緒に入場できるってところが魅力的。
売店。特別グッズとして、ポストカード、クリアファイルはもうあたりまえ。 飴だの、タオルだの、ランチョンマットだの今回もがんばっていました。うわ、このバック欲しい!と思ったのですが平成20年度はバック購入をしないことにしたので我慢。ロートレック手拭も、すごーく惹かれたけど我慢した。偉いわ、わたし。
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