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2008年3月21日 (金)

『祝・喜寿 三月大歌舞伎』

覚書続き。
夜の部最後は、お祭佐七。祭りの季節。團蔵さんの貸し切ったお座敷前に、お祭り連中が。まず、田之助さんが楽しそうに、花道から登場。おーいおーいって呼ぶと、花道から、もうこれでもかって程 わんさかでてきました。2人づつでてくるので、花道真横なのに見逃しちゃう。あーあーあーあーってもう大変。菊五郎さんにすら、気が着かないほど。いつのまにか舞台に おいででした。だって、菊三呂さんが、どうみても勘平のなりででてきたのですもの。傍らには、お軽姿のしのぶさん。そして鷺坂伴内姿の徳松さん。どういうこと!?!?!
芝居の中で、芝居をしていました。もちろん道行。それを、回りの役者さんたちが それぞれの役で舞台中でみてるの。緊張するでしょうね。上手には鳶連中がわんさか。真中は團蔵、時蔵、亀蔵の居る座敷。下手は、芝居している3人を見守るお祭り連中。よくみると、浄瑠璃にあわせて田之助さん小声で謡ってらっしゃるし、鳶の菊五郎さんは芸者 時蔵さんにちょっかいだしてるし、もーあっちもこっちも大変。ワクワクです。
格好いい芸者 小糸は時蔵さん、きっぷのいい佐七は菊五郎さん、ちょっとぼんやりなとこがキュートな 佐七兄い想いの子分 錦之助さん、絵に描いたような悪人 團蔵さん、これまた見事に腹黒い置屋の家橘母さん・・・ もう書ききれない程 登場。  小糸を巡ってのいざこざを、粋な鳶頭の仁左衛門さんが出てきて、ここは一つ俺の顔をたててくんなって。かっこいい。おっしゃるとおりにします!襟に組頭って書かれた濃い紫の法被をきてらっしゃいました。自分の役職忘れちゃうの?鳶頭。 格好いいのにどこか可愛い 憎いお方でした。
16列 花道の真横でした。とにかくみな、花道を通りまくり。わーまた来たと大喜び。唯一、仁左衛門さんだけが通ってくださらなかった。残念。
格好いい芸者 小糸、きっぷのいい佐七、粋な鳶頭の仁左衛門さん。気分よく帰路につくはずが・・・ 佐七、あなたねぇと言いたくなる終わり方でした。思わず、えーって言っちゃった。会場を後にする寺嶋しのぶさんのお顔が、キツめにみえました。きりっとしてかっこよかったのですが。これから楽屋で、「もっと時蔵さんのコト、信じなさい」って、菊五郎さんのこと怒るのでは?って思っちゃった。芝居と現実との区別がつかないやっかいな観客マイチィ☆であります。(一生妄想?)
なかなか、豪華な夜の部でした。

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