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2008年4月12日 (土)

『シャルビューク夫人の肖像』

おさるのとこに書いてあった、ジェフリー・フォード『シャルビューク夫人の肖像』(ランダムハウス講談社)を読む。
ランダムハウス講談社コーナーが発見できず、本屋さん(デキナイ君)に質問。「えーっと」と言ったまま答えられなでいると、横にいた本屋さん(デキルちゃん)が「ハーレクイーンコーナーのとこ」と指示してました。ハーレクイーン調なの?っていう変なうえこみのせいか、いつ恋に落ちるの?と思いながら読む。
肖像画家のピアンボ。金持ちの気に入るように描くことことに長けた画家。肖像画披露パーティの帰りに、とほうもない報酬の、とほうもない肖像画の依頼を受ける。その依頼とは、これから一か月の間、屏風の向こう側にいるシャルビューク夫人と、平日の2時~3時の1時間お話をして、想像し、肖像画を仕上げるというもの。なんと姿をみずに。
実際にかかわることができるのは、声と 婦人の口から語られる事項だけ。しかも、その会話は、奇妙なもの。ビアンボと共に、想像力が行き詰ったり、広がったりした。
ぐーっと引き込まれるっていうより、じわーっとしみこんでくる 悩ましい面白さ。うーむ。面白かった。
ひさしぶりに、洋物を読みましたことよ。

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