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2008年6月 6日 (金)

六月大歌舞伎 夜の部

團菊祭につぎこみすぎたので、今月はおとなしく。それでもいかずにはいられなの。まずは夜の部、3階Bで鑑賞。
会社帰りに。なので「義経千本櫻 すし屋」はほとんど終わってました。間に合わないのはわかって買ったのだけど、なんだか申し訳ない気になりました。吉右衛門さん、ごめんなさい。 もう残り30分弱。到着したときには、すでに刀がおなかにささってました。しかーし!しをん先生もおしゃってました。権太はおなかをさしてからが長いと(言葉は違うけど) そこから気合を入れて観る。 歌六さんの弥左衛門、いいですなぁ。吉右衛門さんの権太は、他の方のと違う味がある。もう死にかけてからだからちょっとわからないけど。悪人ぶりをみてないからかなぁ。善人に立ち戻っての悲しさが、人情味があってよかった。幕見すべきであろうか。吉之丞さんに芝雀さんと揃ってますし。よさそう。うーむ。
「身替座禅」相変わらずキュートな仁左衛門さん。3階の後ろからでも、その愛らしさがわかるの。体全体で愛らしいの。(表情だけでなく) そんな仁左衛門さんに、ぞっこんな奥方には、段四郎さん。こわさも相当でした。迫力。 あー 猿之助さんと兄弟なのだなぁってしみじみ思った。こわもての女方さんのお役の時に思うのも変だけど。似てました。 (あっ!お前は山の神!って気がついて抜き足さし足で逃げていく仁左衛門さんは、秀太郎さんにちょっと似てました。) 太郎冠者は錦之助さん。怖がり方がいい。襲名されてどんどん印象が深くなっていくように思います。小枝で隼人くんも。小動物のようなかわいらしさです。 右京と玉の井のだましあいは、さすがの大物どうし。 奥方玉の井をみるたびに、歌六さんのオバQのようなこわーい奥方を思い出しちゃう。人間離れしたあのオバQちゃんぷりに、歌六さんが好きになりました。 
「生きている小平治」 題名の付け方はこれでいいのでしょうか・・
幸四郎さん なさけない役、いいかも。腰がぬけるようなのが。 これはよくできた話ですね。こわがらせるポイントの奥深いこと。少人数で、しっかりした構成。 関心。 なのに・・
暗い。 もうね、雰囲気が よくわからいほど暗いの。 あの、伝説的な暗さ!? 「暗闇の丑松」よりはいいけれどもど。あれは、人がどこにいるかわからなかったもの。声はすれども姿は見えず。(はからずも、あれも幸四郎さんでした) 面白さが減っちゃうよ。1階からはみえるのでしょうか。 3階B席からもみえるか確かめてみたらいかがでしょう。 ぼんやりしているので、モヤっとしちゃいました。もったいない。心理的な怖さがうまいのになぁ。怖かった。でも、あんまりにもぼんやりしてるので、ちょっと おかしくなっちゃった。染五郎さんの心情は暗くてわかりにくい。惜しいなぁ。よさそうだったのに。 福助さんは暗くてもよくわかった。
最後は「三人形」。芝雀さんの傾城、錦之助さんの若衆、歌昇さんの奴というはなやかな踊り。明るいの。さっきのが暗かったので、明るいだけで、うれしい。助かった。ありがとう。 踊りだけど、物語性を感じます。 奴は、見せ所ですね。難しそうですが。 あの足拍子がかっこいい。錦にいは、なかなかのおっとり感。芝雀さんの傾城もすましていて。 3人の雰囲気は全く違っていて、いい雰囲気でした。 この踊りいいですね!もっとかかればいいのにな。

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