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2008年8月27日 (水)

『大密室』

アンソロジーのようなものは、あえて手にとらなかった。個人の本で読みたいから。 千代田図書館に行った記念に、何か借りようと思って手にとってみた。有栖川有栖、恩田陸、北森鴻、倉知淳、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、山口雅也 『大密室』(新潮文庫)。今回読んでみて、編纂にも、意味があるのだなと思った。密室を、これだけ違う切り口・文体で並べ、密室三昧っていうのも面白い。ミステリーって面白いわ。謎の不思議さよりも、個性に注目する読み方をしちゃうのだけど(ややこしくなると、脳が動かなくなる)、設定の面白さを堪能。はじめてよむ作家も多かったので、これから楽しみに。
有栖川有栖「壷中庵殺人事件」有栖川有栖の本をはじめて読んだ。面白い。知らなかった。臨床犯罪学者 火村英生シリーズの一環のようです。これから沢山読むことができるのねと、ワクワク。
恩田陸「ある映画の記録」さすが。密室というテーマで、満潮時に海にとりのこされる部分をとりあげるとは。 
北森鴻「不婦屋(かえらずのや)」は、蓮丈那智シリーズでした。もうけもの。
倉知淳「揃いすぎ」編集者と作家先生という組み合わせにワクワク。変でいい。
西澤保彦「怪獣は密室に踊る」なんだこりゃっていう書き始め。
貫井徳郎「ミハスの落日」日本人なのに、外人もの?と勝手なことを思った。でも面白かった。
法月綸太郎「使用中」密室ものというテーマのもの、これが一番面白かった。読み終わってすぐ、もう一回読んでみた。そうしたくなる一編。
山口雅也「人形の館」何かおこるに決まってるという雰囲気の中進むのが面白かった。ドールハウスって、偏屈がよく似合う。
どれも設定がよく、面白かった。

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