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2008年8月 9日 (土)

『夏の庭』

湯本香樹実の『夏の庭』(新潮文庫)を読む。小学生の話。仲間の一人が、祖母のお葬式にいってきた。そこから、ほんものの人が死んだとこをみたことがあるか?と「死」について興味深々となる。3人で一人ぐらしの老人の家を見張ることにする。なぜならば、近所のおばさんたちが その老人のことを いつ死んでも不思議じゃないといウワサをしたいたため。 もうすぐ死ぬはずだと決め付け、勝手に見張ることにする。小学生ならではの視点で突き進む。「死」というもののいろんな側面を学ぶことになる、少年たちの夏。
いろんなことは、実際に体験することによって得るのでさる。そういう大きなものについて教えてくれる。こんなに いい話とは思わなかった。
毎日をきちんと生きるってことに、極端にあこがれるのは、自分のくらしがいびつなせいかもしれない。 この本に また、特別じゃない毎日のすてきさというものを教わった。
子供の一途さは世界を救う。人の一生懸命さは、何か透き通ったきれいなものをうみだす。結果がどうなろうとも、周りに理解されなくても、それでいい。私の胸にも、ポンと何かが生まれた。
電車で読み終えない方がいいと、忠告しておこう。(誰にだ?)

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