『20世紀少年』『21世紀少年』
おさるにかしていただいた計24冊の漫画を、ちょっとずつ読みすすめました。浦沢直樹の『20世紀少年』22冊+『21世紀少年』上下(小学館)。どえりゃーことになってました。こわかったよー。映画をみて知っているところは何とかなりましたが、その後のこわいこと。挟んであったメモには、発狂しそうでした。その晩はもうトイレに行けなかったほど。読み上げましたが、今一つはっきりわかった自信がもてず、ちょっと読み返しました。
映画のときにも思ったけど、自分で書いたことが本当になる怖さがうまい。自分が書いたことすら忘れている子供のころのこと。子供のころお思い付きに一生責任なんてもてない。しかも世の中が滅びていくことになるなんて。ひぇー。逃げ出したくなる。
その人の言ったことや、気持ちというものは、人や場合によってとても印象に残るものだ。ずっと忘れられないこともある。それはいい場合も悪い場合にも。
おかしな新興宗教にしか見えないと思っていても、ある人にとってはそれは100%の信頼に値するありがたい教えになる。 なんで、あんなふざけたことを信じられるのだろう?と頭をひねってしまうような教えも、命をかけてまで守る指名をおびてみえる。なんだろうなぁ、その巨大な力って。
子供のころ、悪いこととか力というものが魅力的にみえる。悪の力でなんでもできるという空想をする。それは誰もが通る道だと思う。 ドカーンって爆発し、かっこいいーで終わる。 小学校も終わりにかかるころになると、もっといろんなことに目が向く。そして、いつしか、忘れていく。そうやって成長していく。 けれども、それができない人がいる。誰でも心に影を差すものを背負っているのに、そういう思いをしているのは自分だけだと思うのであろうか。 小学校のころから支配されてうた自分の気持ちに自分が押しつぶされる。 そういう心の痛みに耐えられない人が恐ろしい勢いで増えているような気がする。 なんか、まじめに いろいろと考えた。
映画第2弾で、アラタちん(古田新太)をみるのが楽しみ。でも、第2弾のときにはあらかた忘れてそう。お脳がお小さいから。なんども楽しめていいけどね。
すごい漫画でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
20世紀少年と、21世紀少年な。
何か色々真面目に考えたね!お脳小さいのに頑張った。エライ。
また飲みながらゆっくり語り合いたいです。
で、ともだちわかった??
これで第二部は心安らかに見られるかなー。
投稿: noppy | 2008年9月22日 (月) 01時58分
20世紀少年、20世紀少年、20世紀少年って22回書こうと思ったんだよー
わざとだよー
ウソだよー
ありがとー(直したよー)
心安らかまでは無理。でも見ることはできそうです。おかげさまで。おかげさま~ずで。
投稿: マイチィ☆ | 2008年9月22日 (月) 22時38分