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2008年10月31日 (金)

『三味線ざんまい』

会社帰りに寄り道。亀戸で餃子を食べて帰る。店の名は「亀戸ぎょうざ」。ものすごく渋いお店でした。入る。自動的に餃子2皿でてくるシステム。(1皿終わると、さっともう一皿でてくる。)ビール片手に、熱い餃子をハフハフ食べる。あるのは餃子のみ。もっと食べそうだと、おばちゃんが寄ってきて、「もう一皿?」と聞く。空いたお皿を重ねて、むしゃむしゃ食べる。食べたら、さっと帰る。そんな男らしさを求められるところ。女子2人で、男らしく食べてきました。あっちの席のおじちゃんよりも1皿多く食べましたことよ。おいしかった。ううん、それより「ウマイ」が似合う。満腹。

群ようこさんの『三味線ざんまい』(文庫)を読む。三味線を習う話。毎週、1対1のお稽古。ちゃんと復習して、毎日練習する。なのに、手に負えない奮闘ぶりを読む。群さん、えらいなぁ。
お稽古ごとをするものとして、おさらいかいのくだりも、興味深々。人前でというつもりでなく、趣味ではじめたこととはいえ、目標があるのって違うのよねと同意しつつ読む。
毎日練習するのか群さん・・・エライなぁ と何度も思う。 ゆくゆくは、三味線をという野望があるのですが。そのための努力って大変なのな。お金と時間と努力。野望がちょっと遠くにいってしまいました。やっぱり大変ね。でも、いいなぁ。

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2008年10月29日 (水)

『虚空の旅人』

いまのとこ、最後の冒険に入りました。今朝おきたら、腕のくるぶしみたいなとこ(名前を忘れました)にアザができていました。 上橋菜穂子の『虚空の旅人』(新潮文庫)を読む。 『精霊の守り人』、『闇の守り人』、『夢の守り人』の続編。守り人シリーズは、10冊で完結しているようです。今日現在、文庫されているのはここまでなので、今のとこ最後の冒険。これで、やっと一息つかせてもらえそうだ。やれやれ。 読んでいるだけですがね。
今回は、バルサがでてこないの。チャグムとシュガが大活躍。
王族っていうだけで、生まれながれにしていろいろなものをしょいこんでいるのに、更にまたいろいろなものをしょいこむ。隣国サンガル王国の王族ともども。自分だけでなく、国を、民を 想い悩む。そして命をかける。ちょっと いろいろなモノを しょいすぎ。庶民にも、何が起こっているのか知らせないと と庶民のわたくしは思うのであります。知らない間に、ものすごいコト、国が滅びるくらいのことが起こり、知らない間に 王が、勇者が命をかけ 命を落とし国を守りぬいていてくれる。ありがたいけど、知らなすぎるので感謝を忘れ、文句を言い、こういう風に危機感を持たずにいるのでは。そんなこともちょっと思った。 なんだか、いい人に 難癖つけている気がしてきた。
読み進めていくうちに、王族に深く感謝したけれどもね。庶民でいさせてくれてありがとうと。 読んでいるときは、王族関連気分で読んでます。
ファンタジーを素直に楽しんだ。いろいろな名前が沢山でてきたり、特殊な呼び名がいっぱいあったり。子供のころって、こういう特別な世界が大好きでした。大人の人が、詳しくしらない世界についてアレコレ想像し、子供同士で語りあうっていう特別感も、好きという要素の一因だろうな。今も好きです、このような世界。緻密な設定がしっかりと築かれているので、大胆なワールドを楽しむことができました。面白かった。

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ディーワーリー

職場でインド人のスタッフから、おかしをいただきました。
今日は、Diwali(ディーワーリー)というお祭りの日らしいです。言葉の壁があるので、正確に理解できているのか。やや自信のないとこもありますが・・・
5日間のお祭りみたいです。今日は3日目の大事な日らしい。Festival of Lightsとも言っていました。光のフェスティバル♪街やおうちに何百もの明かりを灯し、Laxmi(ラクシュミー)や、Ganesha(ガネーシャ)という神にお祈りをし、神を招き 繁栄と健康を願うそうです。それはそれは、きれいなのだとか。happy&LOVE な気持ちになるそうです。ロマンティックだわ。

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2008年10月27日 (月)

『夢の守り人』

また冒険に入りました。上橋菜穂子の『夢の守り人』(新潮文庫)。『精霊の守り人』、『闇の守り人』の続編。どうもわたしは戦うことが好きなようだ。なーんて感じ。すっかりバルサ気分で読む。最近、朝起きられないのは、冒険疲れなのかもしれない。読んでいるだけですが。
やっと新ヨゴ皇国へ向かうバルサ。タンダに逢えるのと思うが、国にたどり着く前にまた、新たな冒険へまきこまれていくバルサ。そんなことになるだろうとは、思っていましたけれども。
夢と現実。おきているときが現実で、ねているときが夢。でもそれが逆だったらというのは、SFの永遠のテーマかも。この本もどちらの世界がの暮らしに支配されるかというような問題がおこる。人の苦しみが、ねたみを呼ぶ。誰にも、つらい想いがある。そんなところで無理せず、ここにいればよい。そんな誘いに、どんな精神状態でもノーといえるのか。どんなに立派な人でも、必ず心の揺れはある。そこへ一見、甘くみえる話。そこにすがりたくなるもっていきかたがうまい。
どの階級でも、人生は大変だ。面白かった。次の冒険へ向かおう!

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横浜三回忌 ~「オフビート談話室」編~

横浜トリエンナーレにいってきました。くどいのですが、三浦しをん好きにとっては「横浜三回忌」。歌舞伎座昼の部の帰りに、寄り道。
まずは、黄金町バザールへ。「田宮奈呂+me ISSEY MIYAKE」を見に行く。“me ISSEY MIYAKE” のディスプレイを手掛けているアーティスト、田宮奈呂さんの作品。明るくヘンテコで元気で面白かった。場所がちょっとわかりにくい。あと、全然知られていない。無料で面白い展示なのに、もったいなこと。
そのまま、”みなとみらい”までテクテクと徒歩移動。横浜トリエンナーレ2008 リングドームでのイベント、オフビート談話室というのをみてきました。アートライターの住吉智恵さんがナビゲートする、隔週ぐらいの日曜17:30~のトークショー。今日の出演は「いしいしんじ」さんなので、うれしい気持ちで向かう。愛する作家さんです。もう一人のゲストは、鉄割アルバトロスケット主宰 かつ、作家の戌井昭人さん。初めて知りました。この組み合わせのトークショーというのはなんともいえないおもしろい雰囲気でした。 最初、というかずっと雑談。戌井さんが、特にものすごい。何を説明してもよくわからない。なのに面白くワクワクする。目が離せませんでした。いししんじさんの赤パンツもすごい。そこも、目が離せない。 アーティストって、本当に変わり者なのだなぁ。なんだか、理解を超える存在。すごい。すばらしい。わたしって、普通のヒトだなぁ。ものすごく。 そういうことを実感しました。
住吉さんのしっかりした振りで、いしいしんじさんは あれこれお話をしてくれました。生のいしいしんじだわと、ぽーっとしてみる。やっぱり普通じゃない。面白がりかたが面白い。そして戌井さんに話がいくとものすごいことになる。面白い組み合わせ。とても楽しい。ですが・・・。リングドームは屋外。外です。運河の横、海のそばなのでしんしんと冷え込む。椅子に座っている人は前の人だけなんですよぉ。立ってみている身にはキツイ。格差社会。1時間半で、リタイアしました。
トークというか、雑談。そののち、戌井さんの「弾き語りポエトリー」(←あれがそうだったのであろうか。)というのをみました。アーティスト中は、すごくしっかりしてる。雑談とちがって。そこも魅かれる。 そしてなによりすごかったのが、いしいしんじさんの「即興自動筆記朗読」。突如、腰かけていたイスをテーブルにして、スケッチブックのようなノートに、書きながら自分で読み上げる。同時進行。今考え、今書き、今読む。全部自分で。短い間に、短いお話がひとつできあがる。よどみなく。止まることなく。どうなっているのであろうか。それまでのトークにでてきた固有名詞がでてくるので、なんだか知っていたような錯覚を伴う不思議な感じ。そして、見事に凡人の思いつかない世界ができる。すんなりいかない展開。言葉の選び方。そして、話がちゃんと終わるすごさ。声をだして驚くのと異なる、なんだか内側で大きく押されたような、静かな大きな驚きがあった。すごいものをみました。
不思議なイベントでした。ちなみに、勝手にみているだけなので、無料です。
ちょっと現場から離れると、さっきまで集中して耳をすまして話をきいていた世界から急に現実にもどる。さっきまでいたところから、急に離れた感じ。 暗い中、ぼーっと光ってきれいでした。キラキラひかるみなとみらいの中では淡い光。不思議だったな。面白かった。

桜木町まで戻り、観覧車のキラキラをみながら、黒豚と焼酎のお店で一杯。のんでも、おうちが近いといいな。今日の楽しかったことを肴に、おさると一杯。あれ?一昨日ものんだような・・・・・

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十月大歌舞伎 昼の部

歌舞伎座、昼の部をみてまいりました。今日は3階から。
「恋女房染分手綱 重の井」
小吉くんをみるたび、坂東吉弥さんを思う。自然薯三吉、がんばっていました。達者というより素朴。そこがよかった。けなげで、子供で、立派で、ひとつひとつのことが丁寧で。達者すぎないよさというものがあると思う。乳人重の井は、福助さん。おさえた感じなので、悲しさがよりつのりました。2人芝居といえるほどのやりとり。実の親子なのに。あんな小さな子が、そんな大人のしがらみに我慢しなくてはと言われても。怒らす、ただ泣くだけ。抗議入せず、でも受け入れにくく、ただ泣く。けなげじゃ。しっかり泣かされました。
通称、赤じじいの弥三左衛門は家橘さん。あんな全身真っ赤な衣装って・・なのに似合いました。いやじゃいやじゃの調姫は片岡葵ちゃん。亀蔵さんのお嬢さんだそうです。腰元さんたちの双六のはしゃぎっぷりが、かわいらしかった。
「奴道成寺」
白拍子花子実は狂言師左近は、松緑さん。前のヒトが、雑誌2冊分くらい微妙に 背もたれから背をあけているので、ちょうど松緑ちゃんだけが見えず。みせてー。
「新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎」
宗五郎・おはまが、菊五郎・玉三郎コンビなのが楽しみでした。願わくば小奴三吉は松緑さんがよかったな。もしくは、松也くんとか。権十郎さんは貫禄がついてきて、少々若々しさがかけてみえます。最近。子分って感じじゃなく弟分って感じでよかっただけど。 おなぎは菊之助ちゃん。お行儀よくかわいい。でも悲劇を語ってみせるとき、ちょっと貫禄があるような。なぜかしら。お酒をもってきたことを、あやまるとことか、かわいいのに。
菊五郎さんの宗五郎さん、よかった。雰囲気が。おはまの肌色の顔の玉三郎さんもいい。なんともいえない 空気がいい。安心して楽しめました。こういうことって重要かも。素直に芝居を楽しめることって。
直侍では、お蕎麦に熱燗を楽しみたくなったけど。こんどはそのままでいいから、きゅーっと一杯やりたくなりました。 なんなら、その片くちのままでいいから。 だって 本当においしそうにのむのだもの 菊五郎さん。
いつも思うのだけれども、磯辺のお屋敷の中間さん(左十次郎・松五郎・福太郎・翔次)って、胸も裾も開きすぎじゃないかしら。門前をお掃除するシーンはたいていそう。ちょっとドキドキしませんこと。宗五郎さんが殴りこみ、おはまの膝で目をさまし、自分の行動にヒヤヒヤしちゃうところ、よかった。ペコペコしても、いじましさはなく、かわいい。あれって自然な感じにみえるけど難しいのだろうな。
最後に藤娘。「ご贔屓を傘に戴く 藤娘」藤の精はもちろん芝翫ちゃん。傘寿のお祝いらしいです。私が歌舞伎を熱心に見始めたころ(狂い始めたころ)、雀右衛門さんが傘寿だったような記憶があります。雀右衛門さんが御自分の年を少々若めに言っていたら、芝雀さんが傘寿なのにってコメントし、雀右衛門さんって乙女なのねと印象深かった記憶があります。芝翫藤娘は、あっちにパタパタ、こっちパタパタとうれしそうでした。おめでとうございます。

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2008年10月25日 (土)

芸術の秋 ~十月大歌舞伎・芸術祭~

覚書。
昨日のメインイベント。2つめの。歌舞伎座 夜の部を最前列で鑑賞の巻。むふふ。
とにもかくにも、玉さまの八重垣姫に圧倒。なんて若々しいのでしょう。10代のかわいらしさ、身勝手さ、残酷さがありました。驚愕。玉さまは、本当に別格なのですね。恥ずかしがる様も、身を翻しかけよる様も、どうなっているのだろうというほど若々しかった。 八重垣、濡衣の間で、すっと佇む、菊之助さんの姿がよかった。品のある、きっぱりした声もいい。久々の音羽屋さん詣でとなりました。コクーン以来です。 本当に豪華な「十種香」でした。 続いて「狐火」人形遣いには右近くん。 ここの玉さまもすばらしかった。諏訪法性の兜を戴き、藤色から白の着物に引き抜きしたときに、狐が宿り、特別なものになったという違いがはっきりとわかった。あしをひょいとあげるという行動も、玉さまがすると何かちがう。すごいなぁ。集中して鑑賞しました。面白かった。
松緑さんならもっと力強い白須賀六郎になったもいいような。おちついてました。原小文治は権十郎さん。みるたびに丸くなっていくようで心配です。 この2人の勇壮な見せ場には、厳しい観客です。 それは、市川新之助丈をはじめてみたのが(マイファースト新之助が)、この白須賀六郎だったためです。この短い時間でこれだけ惚れさせることができるのですもの。この場には、特に期待します。(ちなみに、マイファースト八重垣姫は、鴈治郎はんでした。)
お次は、直侍。菊五郎さんも、團菊振りとあってうれしさ倍増。 雪暮夜入谷畦道、直侍。浄瑠璃「忍逢春雪解」。 蕎麦屋は、権一・徳松夫婦。おさる大喜び。目つきのよくない客、菊十郎さんの渋い声にほれぼれ。こういう雰囲気、すばらしい。雪の中、菊五郎さんの直さん登場。蕎麦屋で、することなすこと雰囲気があります。股火ばちしてあったまる様子も、そばをすすらずに食べるところも、筆先を噛んだらとれちゃうところまで、かっこいい。 田之助さんの丈賀さんのもったりした感じが実にいい。 場面が変わり、やっと直さんと逢えたと喜び駆けよる、菊之助さんの三千歳登場。所作がきれいい。(ちょっと体が大きくなられました?) この先、どうなるか知って入いる私としては、連れて行って殺してと 同じことばっかり繰り返し、すがる暇があったら、もっと何かお話しすればいいのにと、余計なことを思う。 でも、何度も 同じことを言っているところが、いちゃいちゃしてみえて いいのだけれどもね。 一つ一つの場面の雰囲気、風情が、楽しめる演目です。 おなかいっぱいのはずが、蕎麦屋のシーンで蕎麦が食べたくて仕方なくなる。
最後に、福助さんの英執着獅子。傾城の福助さんは、蝶々に誘われ とりつかれたように舞う。その上、客席もじーっとみる。それが、ちゃんとみているでしょうねと言われているような気がして緊張しました。 清涼山の石橋で、獅子が踊り狂うときになぜ力者がかかるのかしらん。すてきな力者さんたち(左十次郎・咲十郎・辰巳・翔次)なので、うれしかったけれどもね。 獅子が踊り狂うところでは、鳴り物さんたちも、すこぶる格好いい。鳴り物をみていいやら力者をみていいやら・・・。いろいろ面白かった。
頭の中がすっかり蕎麦に。帰りに蕎麦と熱燗をいただく。アフタヌーンティで女子し、蕎麦屋でおっさんする。お腹にも目にも、ごちそうさまな一日でした。

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芸術の秋 ~食欲の秋祭~

覚書。
昨日午後、半休取得。プチ秋休み第二弾!念願のアフタヌーンティーを楽しんで参りました。 於 マンダリン オリエンタル 東京。優雅にアフタヌーンティーを楽しんだあと、夕方から歌舞伎座へ。優雅に(一階の一番前の真ん中で!)鑑賞。 あぁ 幸せ。
マンダリン オリエンタル 東京の最上階にある「オリエンタルラウンジ」へ行ってきました。今回は一ヶ月半前から予約したのでバッチリ。でもあんまり前に予約したので、どの店の予約をしたかわすれる。私がアフタヌーンティーを予約したのはこちらでしょうか?と聞き入店!?こちらでは、12時からアフタヌーンティーを楽しむことができるとのこと。先日のフォートナム&メイソンでは、おなかが やぶけちゃうかと思う程満腹になったので、こんどはお昼ごはんとしていただくことに。賢いわ。
大きな窓から、東京を眺めつつゆったり。のはずが・・・豪雨でした。日頃の行いが悪いのでしょうか。でも、不思議な眺めで楽しかった。それに、お休みしてきているという気分も加わり、より優雅に。アフタヌーンティーセットの飲み物は、沢山のメニューの中から、サーブされるものにあわせて、その都度選ぶことができます。お昼をぬいた甲斐がありました。(そこは、ガツガツしてる。)紅茶だけでなく、コーヒーやハーブティーも。紅茶の種類は豊富。ホットもアイスも、甘いものも、さっぱりしたもの。女子大喜びの巻。
まずは、アイスマスカットティー。いい香り。「すぐに食べ物をお持ちします」と言われる。そんなにひもじそうでしたか。サーモンや生ハムやフォアグラやアボガドの変わったオープンサンド。おいしい。
お次はスコーン。このときは本日の紅茶。キャラメルの香りが上品。カップを口許に運ぶ度いい香り。スコーンはプレーンとブルーベリー。お供には、クロテッドクリーム・薔薇と苺のジャム・マーマレード。ジャムやママレードのおいしいこと。こうも違うのでしょうか。
お口直しにマンゴーのプリン。おいしい。どうして甘いものと甘いものの間に、ひんやりした甘いものなのでしょう。おいしかったので文句じゃないです。
最後にケーキ三昧。3段でなく、変わった丸い入れ物い入っています。キュート。今度は、バニラの紅茶といただく。(もっと長く優雅な名前でした)。ブラウニーに、洋ナシのパイに、パンプキンのシュークリーム、ピスタチオのマカロンに、栗のはいったクリームブリュレ、ジェリーものってました。一個づつが小さくてかわいくておいしい。残らずいただきました。満腹。
ライチや中国茶をブレンドした爽やかな紅茶をいただき、ごちそうさま。
傘を預けたら、ちゃんと乾かしておいてくれました。心くばりのサービスはさすが。トイレからの眺めもすばらしい。
「たまにいくならこんな店」です。すばらしい。たまって、1~2年に1度だけど。お高いから。でも、一度贅沢したいなら、断然ココ。おすすめ。おさると2人で、長居しました。
ホテル・マンダリンオリエンタル東京 オリエンタルラウンジ

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2008年10月22日 (水)

『闇の守り人』

「歌舞伎座 建て替え」発表。来年1月から16ヶ月間、歌舞伎座「さよなら公演」予定と発表。お値段あげることなかれと念じておりました。 が。来年1月 壽初春大歌舞伎 1等18000円のところ割引という案内を発見。18000円?パードゥン?なめんなよぉと思いましたことよ。

『精霊の守り人』の続編を、無事に購入。上橋菜穂子の『闇の守り人』(新潮文庫)。やっと一冒険終わったのに。休むことなく次の冒険へまきこまれていくバルサ。
暗闇の洞窟で、灯りをともすことはならないという掟に、なるほど思う。視界に頼らず、五感をとぎすませということではないか。住む場所の自然が、感覚をきたえる。匂いを感じる種族とか、種族による特性により、この世の調和が保たれているところに、深くうなずく。どこもかしこも同じになっている現代への警鐘か。いろいろ考えつつ読む。(おカタイかしら。)
裏工作とか、一概に悪ときめつけられないところとか、巧み。子供のときに読んでいたものを、大人なってから読むとまた別のものに気がつかせられるのかもしれません。大人になったいま、はじめてよみましたが、面白い。そして面白いだけじゃない。
信頼とか絆とか、無関心な人が少なく、やはり現代人にまぶしい話かもしれません。
大きな本屋でみてみたら、子供のコーナーにしっかりと上橋菜穂子の守り人シリーズが並んでいました。そこのコーナーのものがあれこれ読みたくなった。

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2008年10月21日 (火)

『精霊の守り人』

菊五郎さんから あることを教えていただき、あー そういう意味だったのかと目の前がぱーっと明るくなる気がした。はじめて意味がわかった、なるほどと。 そこで目がさめた。今朝の出来事。
嗚呼。いったい私は、何を教えていただいたのでしょう。いいこと聞いたなぁと顔を洗うころまで思っていた(ねぼけていた)ような気がします。「歌舞伎座 建て替え」発表というニュースの衝撃からみた夢でしょうか。

黄金の羅針盤を読んで、冒険づいたので読んでみました。上橋菜穂子の『精霊の守り人』(新潮文庫)。いきなり皇子とかでてくる。精霊だの 用心棒だの 短槍使いだの 星読みだの 狩人だの。いろんな奴らが出てくるの。 システムエンジニアとか官僚とかはでてきません。 でもファンタジーには、大人の世界も書いてあるのね。大人になって読むと、またいいのかも。冒険もの。 素直に楽しんだ。 生まれながらに背負ったさだめの重さに、一緒に顔をしかめつつ読む。The冒険物語です。ドンドン読み進みました。この主人公達もまた、たいそう度胸があります。度胸も、根性も、忍耐もある。清らかな心と、理念と使命がある。賢く冷静であったかい老人は知恵をあたえ道を示してくれる。命をかけることのできる友がいる。現代人にまぶしい話かもしれません。
帰りに続きを買おうとしたのに、お店になかった・・・ 冒険を邪魔する本屋め。

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2008年10月19日 (日)

万作を観る会 喜寿記念公演・再び

またまた国立能楽堂へ行って参りました。そして今日も、万作を観る会。万作師の喜寿のお祝いの公演です。
まずは、「蝸牛」。野村遼太くんの山伏、野村裕基くんの太郎冠者。主は、萬斎師、後見は万作師。なんて魅力的な組み合わせなのでしょう。もうこの組み合わせで立派な蝸牛ができるのですね。すごいなぁ。遼太くんの山伏、声がしっかりして、動きもきっちり。太郎冠者を騙す際も、きっちりとまじめに騙すところがいい。 そして裕基くんの太郎冠者。小さいながら飄々としていてすばらしい。お二人ともかわいいだけでなく、きっちりと基本に忠実でした。立派さに驚く。
仕舞「笠之段」。野村四郎さん。
「仁王」。博奕打は、萬斎師。あれ?万之介狂言の会でも、博奕で食い詰め仕方なく出家した俄坊主をなさっていたような。参詣人もたくさん。にぎやかな演目。
楽しみにしていた「船弁慶」。本当に見ごたえがありました。
前シテは観世清和さん、後シテは観世銕之丞さん。声がいい。特に銕之丞さんの声のよさに注目。詞がいつもよりわかりやすく感じるほど。いい声でした。義経(子方)は清和さんの子息 三郎太くん。大鼓の亀井忠雄さん、ワキの宝生閑さんと人間国宝もいっぱい。ありがたい。
「船弁慶 重キ前後之替・船中之語・船歌・早装束」。とにもかくにも、特別な小書(特殊演出)。
早装束、これは幕へ走り込んだ船頭がすぐに装束を変えでてくるもの。本当に早かった。頭巾をかぶるだけでなく、さっきまで黒い肩衣だったのに・・・あれ狂言袴は何色だったかしらと驚くほど変わりました。どんな仕組みなのでしょう。 船歌は、間狂言の船頭がおめでたい歌を謡いながら、ときどき足拍子を踏んで船底に波があたる様子を示すものらしい。ここがすばらしかった。船というのはただの輪っか。骨組みだけとすらいいがたいもの。そこに杖一本。櫓をこぐと海の上になる。他の乗っていることになっている義経や弁慶はぴくりともしない。万作師が櫓をこぐだけ。しかも細い杖で。大袈裟に揺れたりするような余計な動作を一つもない。でも周りの風景が変わったとか、水の流れがあるとこか、そういうことを感じる。無駄のない動き、自然のようなリズム感。これは万作師がこぐときにしか感じることはできない。これを至芸と呼ぶのであろう。すごいものをみました。両日観ることができてよかった。いいものって、すばらしい。

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2008年10月18日 (土)

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

覚書。東京都美術館に、「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」をみにいってきました。
日本人は、フェルメールが大好きらしいです。オランダを旅行した折、日本人だとわかると「フェルメールを見に来たのか」と聞かれる程だとか。ふーん、日本人が飛びつきそうな企画だわいと思いつつ、向う。 あーごめんなさい。ものすごかった。奇跡だとまで思いました。
フェルメール作品7点を含め、総出品総数は計38点。そんなに多くはありません。いい量です。混んではいましたが、会期中では、この時間(金曜の夜間公開)が一番すいているとか。ゆっくりみるのは難しいかなと思いましたが、ちょっと待っていれば 7点共 一番前でじっくりと味わい、鑑賞することができました。
幕開けはデルフトの巨匠たち。デルフト新教会を描いた絵画が何点も。いろんな画家が描いていて面白かった。最後の方に、内部の写真のパネルも飾られており、面白い。遠近法の表し方が興味深い。 室内を描いた作品が多い。窓からの光、市松模様の床を照らす様など、フェルメールでなくても、みんなうまいのだなぁなんて思いつつ鑑賞。特にピーテル・デ・ホーホ。窓からの光が自然でした。
今回の展示は、作品と作品の間隔をたっぷりとり、作品の解説がやや長めにしっかりとしてあるのがよかった。ピーテル・デ・ホーホの『窓辺で手紙を読む女』では、この主題は17世紀後半に手紙のやりとりが急増し、はやった構図というような説明があった。今メールに夢中になったように手紙が流行ったという解説がよかった。
さて、フェルメールコーナー。 ここには7点の作品を一挙に展示。作品と距離をたっぷりとって、部分をきりとった より丁寧な解説。読んでは見て、また読んでまた見て。うろうろして楽しみました。
『マルタとマリアの家のキリスト』160x142
大きさにびっくり。小さな作品ばかりだと思っていたので。ひとつひとつに意味があり、みればみるほど何か隠されていそうでした。
『ディアナとニンフたち』97.8x104.6
人間でないので実感がわかない。そんなことを言ってしまうほど、他のものが精密でした。しかし、想像の部分(女神)のソフトさと他のもの精密さが面白い。
『小路』53.5x43.5
現存する 2 点の風景画のうちの 1 点だそうです。これに一番驚いた。絵ではないみたい。みればみるほど描いてないみたい。絵画でなく、窓ガラスごしに外を見ているような気持ちになりました。本当にすごい。戻ってみる。そしてまた驚く。どうなっているのでしょう。
『ワイングラスを持つ娘』 77.5x66.7
光に満ちた美しい空間を描いた風俗画の傑作だそうです。ワイングラスの中に液体があるのがわかる。机の上の果物は、置いてあすよう。3Dみたいです。ドレスのひだの張りも本当に飛び出てみえます。何よりもステンドグラス。窓から入る光と、ステンドガラス越しの光が違っています。なぜ光を描けるのでしょう。しかも通すものが異なるものを。
『リュートを調弦する女』51.4x45.7
窓からの光があたっているところは、あったかいような。太陽の温度すら感じる。リュートを調弦し、一緒に弾く相手が現れるのを待っている図らしい。いいシチュエーション。(以前は弾いているところと解釈されていたそうです。)
『手紙を書く婦人と召使い』25.2x20
《絵画芸術》作品保護のため出品中止となり、かわりに出展された作品。大きな窓からたっぷり光が入る室内。強く陽がさすところは、やけてしまいそう。そんな気になる程。床の市松模様も、全然違う。とびぬけてすごい。床には紙が落ちている。落としたものか、書き損じか、はたまたみたくもない相手からの手紙か。ストーリー性を感じるのは、この室内が絵画のような気がしないからではないか。すごいなぁ。
『ヴァージナルの前に座る若い女』25.2x20
近年フェルメール作と認定され大きな話題となったものらしい。個人蔵。誰のものでしょう。小さな作品の中に座る女は、着飾っている。特別な人でなく、普通の人がせいいっぱいおしゃれしてる感じがいい。
フェルメール作品は、去年 国立新美術館「 フェルメール展」で 『牛乳を注ぐ女』をみました。そのときより、ずっとすいこまれました。売店横のスペースに実寸大の全36点の作品を展示。これすごい。世界にこれだけなのね。面白い展示企画。
フェルメール後に8点展示。でもあまりにも特別売店が目立って、みなそちらに吸い込まれちゃう。そして物販天国で物欲にまみれ、のこりの作品の値段をさがしちゃうほど。もうちょっとどうにかならないものであろうか。
売店のグッズの豊富さ。ポストカード、クリアファイル、バック、Tシャツ、ポストイット、メモ、ノート、しおり、キーホルダー、一筆箋、マグネット、お菓子、複製画なんてものは、もう定番。紅茶やワイン。クレヨン、ぬりえっていうものまで。リュートまで売ってました。ここまでやりますか。びっくり。
新しい売店手法。なんとJR上野駅の構内に、小さなブースを設けていました。あーやっぱり、アレも買えばよかったかなという人の 財布のひもを緩めさせるのであろうか。そもそも、今の財布にヒモなんてないけど。

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万作を観る会 喜寿記念講演

覚書
またまた国立能楽堂へ行って参りました。今週は能楽堂ウィーク。7日間のうち、3日国立能楽堂へ通います。伝統芸能にどっぷり。びしゃびしゃ浸る。
先日は、万作を観る会。万作師の喜寿のお祝いの公演です。16日/19日と2日間開催。違う演目がかかるので、両日共観なければなりませぬ・・
まずは、連吟「猿唄 替之型」荘厳な幕開け。
そして、「酢薑」。どうして酢薑?と思いましたが、秀句合戦をするが、和解し、笑い納める。なんだかおめでたい気分になりました。薑(はじかみ)売りは、カラ尽し、酢売りは、ス尽し、こういう言葉遊びは、演者の力量がはっきりと現れます。万之介師・石田師のからっとした言い方が見事でした。
楽しみにしていた「花子」。タイムテーブルをみてみると、なんと70分。そんなに長かったと思えませんでした。こういうのを至芸というのであろうなと実感。たっぷりと楽しみました。
なんとか花子に会いに行こうとする男。もちろん万作師。卑屈にならず 少しかわいらしい。 花子と別れてきたばかりの放心状態になっているところが素晴らしかった。恋しい様をじーっと見つめてきました。集中して、頭がからっぽになっちゃった。あの品はどこからくるのであろう。あのような設定なのに、笑わせるものというより、きかせるものになっている。いいものをみました。
休憩をはさみ、最後に半能「石橋 三ツ臺」(喜多流)。25分間。半能って短いのね。観たことはあるはずなのに、あまり記憶にないの。
面白かったです。赤い毛の獅子は巻き毛なの。面も、金色がかってみえました。不思議。今回の石橋は、三ツ臺(みつだい)。特別な小書付き。牡丹のついた段は、普通2つの一畳台なのですが、その上にもう一つ乗せて「品」という形にするものらしい。特別さをきちんと理解していないけれど、何やら面白い。文殊菩薩が乗っている獅子。はなやかでした。シテは粟谷能夫さん。
猿唄 替之型、酢薑、石橋 三ツ臺と、おめでたい演目なのですね。祝言味あふれる曲。なかでも、大曲「花子」。特別感ただよう会でした。会場中が、静かに鑑賞。笑ったりするというより、静かにひたっているという感じ。客席側にも集中力を感じました。不思議な感じ。ブラボーっていう感じに大きく喜ばなくっても、「満足しました」という雰囲気は、出るものなのですね。

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2008年10月15日 (水)

『黄金の羅針盤(下)』

昨日に引き続き、フィリップ・プルマンの『黄金の羅針盤(下)』(新潮文庫)を一気読み。
人間には、守護精霊であるダイモンがついているそうです。これは、一人ひとつ。(否 軍団) 一生一緒にいる。日々の暮らしにおいて、何かにつけ会話を交わしながら生きていく。わたくし、一人のときに始終独り言を言っています。ダイモンがいるようなもの?自らの守護精霊にもバカって言われそうだわ。
ライラの度胸は、上なんて目でもないほど。下は更にすごい!
The ファンタジーの世界。人も魔女もクマも、会話をかわし、戦い、協力しあうのであった。クマを煙にまいて考え直させたという言葉を目にして、再確認。魔法を使えても、人は死んだらおしまい。そういうことをちゃんと書いてる本です。ものすごくスリリングな冒険活劇。でも、スペクタクルは苦手ですが、文章ならいくらでもどうぞ。怖くなったら、本を閉じればよいのだもの。本はいいなぁ。(と思いつつも、ちょっと映画が気になりました。)

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2008年10月14日 (火)

『黄金の羅針盤(上)』

フィリップ・プルマンの『黄金の羅針盤(上)』(新潮文庫)を読んでみた。映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の原作。
こういう感じの冒険物語、懐かしいなぁと思い、ドンドン読む。
度胸があるよ、ライラ。 ナルニア国物語、カスピアン王子の角笛のルーシーもそうだった。 怖がりで、度胸のない私は、とても冒険に 繰り出して行けそうもありません。もう少女ではないので 心配はいらなさそうだけれどもね。

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万之介狂言の会

週末覚書
ストレートな名前の会。今回は古稀のお祝いの会。「翁」なので正面席を奮発。はりきって着物で向かいました。中庭には萩の花が咲いてきれいでした。
番組表に、「第二十回、古稀記念を迎えて」というご自身の挨拶文が載っていました。三番叟をつとめられるのは、今回の会で四回目とのこと。「 ~ 他の狂言師に比べればほんのわずかな回数しか勤めておらず、父の大事な時間を割いてくれたのに本当に親不幸者です。今回の「三番叟」も約四十年ぶりで、思い出しながらの稽古は本当に苦労しました。 ~ 」と書かれていました。いつも飄々とされている師の、別の一面をみて 大切に鑑賞しようと思いました。
翁は、万之助師の兄、野村四郎さん。千歳は、四郎さんのご子息 昌司さん。三番叟後見に万作師と、特別。みなさん大事に思われているのですね。面箱は高野師。三番叟後見に深田師。小鼓頭取に大蔵源次郎さん(小鼓 田邊恭資さん・古賀裕己さん)、大鼓 亀井弘忠さん、笛 一噌仙幸と、豪華でした。
三番叟は、五穀豊穣を祈るものといわれる。万之助師の三番叟は、我が命を削ってまで、民のために祈るというような感じでした。みている方も ものすごく力がはいちゃった。
もう一番は、小傘(こがらがさ)。博奕で食い詰め、仕方なく出家した俄坊主。賭場で覚えた歌をお経っぽく唱え、まんまとお布施をせしめるという話。にわか坊主には萬斎師。万作師を従え、いんちきくさいお経を すました顔をして唱える。室町時代に確立された狂言。こういう時代だったのだなぁ。心底憎めないキャラクター設定がいい。

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横浜三回忌 ~ボランティア体験編~ 

週末覚書
横浜トリエンナーレにいってきました。(三浦しをん好きにとっては「横浜三回忌」)。なんと今回はボランティア側。美術関係のボランティアは、はじめて。(ボランティア経験は、全部でも ほんの数回ですが) 全身緊張でコチコチになって、出向きました。
フィンランドデーのお手伝い。夜、赤レンガ倉庫にて フィンランドの音楽家複数によるコンサートを開催。その前に、出演の音楽家が、新港ピア会場前のスペースで数曲お披露目。そのお手伝い。 果たして、何かの役に立てるのであろうか・・・と恐る恐る参加。うーん。あんまり役にたってなかったような気がします。 それでも、STAFFと書かれたTシャツを着ての参加は、面白かった。 何より、物悲しく美しいフィンランドの音楽にうっとりしました。
次回のボランティアでは、少しは役に立ってみたい。
トリエンナーレ自身も、ちゃんと見に行きたいなぁ。

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おめでとーな一日

週末覚書
075 週末、学友の結婚式に参列してきました。おめでとうございまぁす♪
あたたかくて、笑顔の絶えない、いい式でした。結婚式出席は久しぶり。おまけに受付のお手伝いもして、若やいできました。和装はいいなぁ。大正浪漫風で、どこかモダンでかわいらしかった。うらやましいわぁ。人前式でしたので、証人になってきました。横浜美術館のところのレストランでのウェディング。美術館の前を通る人々も、ニコニコと眺めていました。2人が、家族を列席の人を大切に思う気持ちのあふれた式でした。
にっこり。

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芸術の秋 ~琳派祭~

プチ秋休み第一弾。平成館展示の最初の金曜日にGO!というマイルールに従い、東博にいってきました。もうすぐ母の誕生日ということもあり、一家総出で上野へGO!上野は芸術の町なのだなぁと改めて感じました。
人形町でお昼。長いコック帽をかぶっているコックさんがいると、お肉がよりおいしく感じます。満腹で、町をブラブラ。やきとりやさんの多い町です。なぜでしょう。
104 上野へ。ずっと気になっていた国立国会図書館 国際子ども図書館へ。ここ必見です。旧帝国図書館だったここは、建物もすばらしい。100年前に造られたルネッサンス様式の西洋館。図書館なのでもちろん無料で閲覧できます。3階では「童画の世界 -絵雑誌とその画家たち-」展を開催。見学に来ていた おばさまがたが、幼少のころみていた絵本の展示に目を輝かせていました。ほほえましい。 母も、喜んでいました。 願わくば、今の子も ポケモンみたいな絵だけではなく、こういう童画もみて育つべき。情緒を養うのは、こういう童画です。1階には、テラスもあるカフェ。気に入りました。また、「ゆっくり訪れたいスポット」に追加です。
メインイベントの東京国立博物館へ。尾形光琳生誕350周年記念 特別展「大琳派展-継承と変奏-」をみてきました。
前回の「対決!」では、あまりにも豪華でゴージャスで・・・日本万歳って思いました。もはや、わざわざヨーロッパまで、美術館を見に行かなくてもよいのではないであろうかと偏った考えが浮かんでくる程。名品がこれでもか これでもかと並んでいました。 今回の「大琳派展」は、それにくらべると、少し上品な感じ。点数もたっぷり、作品も多いのですが、前回のように豪華さにあてられたぐったり感はなく、満喫できました。そしてやはり思いました。日本万歳!
残念だったのが、「風神雷神図屏風」一挙3作品展示のうち、2作品がまだ展示されていなかったこと。同じ江戸時代の作品でも、俵屋宗達筆(17世紀)・尾形光琳筆(18世紀)・酒井抱一筆(19世紀)と3作品を一挙に鑑賞というのが目玉のよう。10/28になったら揃うようです。今は光琳のものだけでした。そのことを残念に思う暇がないほど、他のものが面白かった。(出光美術館の企画展で、3作品を一挙にみていたからかもしれませんが。)
「大琳派展」は、本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳・尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一に着目した展示。裕福な家に生まれ、よいものを見、ジャンルを超えた芸術家と交友し、才能を発揮したという光り輝く空気があります。そこへ日本人の情緒、季節感が融合し、無敵なものとなったような。そののちの暮らしが逼迫した人もいますが、美術を愛するゆとりのある生活を知った人達の創り出したものだなと強く思った。
光琳が特に印象にのこった。光琳と乾山は、兄弟だったからこそ、辛いこともあったのかなぁなどと想像しつつ見る。燕子花図屏風に圧倒。本物はすごい。なんて格好いい構図なのだろう。教科書にのった写真なんて100分の1の迫力も出てない。必見。 八橋蒔絵螺鈿硯箱も展示していました。記念に本館売店にて、八橋蒔絵螺鈿硯箱を購入。クッキーが入りの缶の方だけど。コレすごいです。硯箱を模した缶なの。国宝にクッキーを入れちゃうの。菊五郎さんのポッケにクッキーをいれちゃう感じ?! 買い物心をくすぐる憎い演出にまんまとひっかかってきました。

おみやげもの情報
大琳派展のコラボバックは、キタムラと。キタムラが、初の和柄に挑戦とか。後ろ髪ひかれずにすみました。(がんばれキタムラ。) いつもいかしたTシャツに心奪われるのに、今回はそれもなし。(がんばれ売店。)
助かりました。

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2008年10月10日 (金)

巨匠ピカソ 魂のポートレート

めちゃくちゃこんでいるであろうなぁと思いつつも、サントリー美術館へ行って参りました。 このピカソ展のために、会員更新したのですもの。 国立新美術館とサントリー美術館で、同時期に開催の「巨匠ピカソ」展。サントリー美の方は、「魂のポートレート」と銘打ち、全てポートレートで構成。全58点。何度か通って、数点づつゆっくり鑑賞しようと計画。まず第一弾。期待に胸を膨らませて向かいました。 ところが・・ すいてました。いい意味ではずれ。閉館までの1時間ちょっと、ゆったりと鑑賞できました。音声ガイダンスも借りて(会員は借り放題)、じっくりと鑑賞。ほんのちょっとまてば、どの絵も1人で独占できるくらいの混み方。みるなら今よ。おすすめ。作品点数も多すぎず、疲れません。最後まで集中して鑑賞できました。
今回の作品は、フランス国立ピカソ美術館のもの。ここは、ピカソが最後まで手元に残した作品をコレクションしているところだそうです。改装のため、世界巡回展をすることになったらしい。なるほどねぇ。世界をまわるのね。すごい規模。 日本では、国立新美術館、サントリー美術館の2会場で開催。歩いて2館巡ることができるところが、なかなか。
「巨匠ピカソ 魂のポートレート」では、ピカソの人生に沿った展示の順番。これは、ありそうでなかなかないかも。スタートは19歳。青の時代から。キュビスム、新古典主義時代、シュルレアリスム、戦争の時代と進み、最後に晩年の自由な様式と進む。ピカソ個人の変化を、ポートレートという作品群で鑑賞。これは、期待していったのに、それを上回る面白さ。
最初の展示作品「カザジェマスの死」がよかった。自殺してしまった親友を描いたもの。はじめてみました。ひきつけられる画です。そして、展覧会はピカソの最晩年90歳の時の自画像『若い画家』で幕を閉じる。かっちょいいよピカソ。また行こうっと。

困ったこと。
売店に、一澤帆布限定バックがあったこと。 PICASSOとか書いてあるの。コラボ。今年はバックを買わないって決めたのに。欲しい・・ あれは、ミュージアムグッズのくくりにしてもいいのではなかろうか。ちなみに黒と白2色展開で、各6500円くらいでした。

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2008年10月 9日 (木)

『本当はちがうんだ日記』

何?日記?ストレートなタイトルだ。おさるのブログをみて、早速購入。穂村弘の『本当はちがうんだ日記』(集英社文庫)を読む。すばらしいまったり感。サンキューおさる。 著者は歌人だそうだ。そうと知って読むと更におかしい。読みのがさなくてよかった。
冒頭の私はエスプレッソが好きであるのくだりが最高。今の私はまだ本番でない。この先素敵になるのだ。そうそう、私もそう思って毎日生きてます。なので、大きくなったらXXになりましょうと提案したりしちゃうの。(パフィとか)。 あー もうすでに充分 大人なのに・・・ いつまでも、この先 蝶になるはずだわと、さなぎ気分で生きています。心配の仕方が、我がことのよう。 一冊丸ごと、全てに同意するわけではないの。でも特別な環境でなくても、身の回りのことでも、妄想ってし放題なのよね。
途中で、そっと妻っていう単語がでてきました。えっ。違うじゃん、言ってたことと。どうどうと書かず、そっとこの単語を忍ばせる自意識さに、またほくそ笑む。おこらないでね、みんなって感じもあるのではなかろうか。
恥をかいたらどうしようと、嫌われたらどうしようと ついつい思ってしまう。そこで、いらぬ説明を長々してしまいがちです。面白いことをいえない人間なので、とか言ってから話すとかね。 著者は、ただ黙ってる。その弱気で、かつ心の声はめまいがする程うずまいている その自意識過剰な感じに、ぐらっときました。気に入っちゃった。
さらに、解説のみごとさ。三浦しをん大先生。うなりました。解説読むためだけに買っても悔いないほど。 
オールオッケーな一冊でした。

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2008年10月 7日 (火)

『ユージニア』

恩田陸の『ユージニア』(文庫)を読む。最初から不思議な感覚にゾクゾクする。なんだろう、何が起こっているのだろう。いろいろな人達との会話を経て、段々と設定が飲み込めてくる。どんどん面白くなってくる。すごい構成だなぁ。2/3程読み終えたら、最初の会話がどんどん気になってきた。あそこの会話にヒントがあったような気が・・・ 先が読みたい気持ちよりも、終わっちゃうともったいないという気持ちが強くなり、また最初から読み直す。そんな強くひきつける力を持つ本でした。
お屋敷に住む盲目の美少女。どの人の話にも彼女の存在がちらつく。このちらつき具合がいい。同じ出来事でも、語る人によって雰囲気がかわる。その良さ・怖さをの具合もいい。
こっこれは!と勢いづいてどんどん読み進めていると、最後に さーっとヒヤッとする感じで終演となる。からんで、どんどん大きくなっていった塊が、ストーンと落ちて あっというまに見失ってしまったような。(悪い意味でなく)。 そんな一冊。

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錦秋漫画祭

いつものように、おさるに貸していただく名作漫画を読む。三浦しをんちゃん絶賛の2作。
まず、杉本亜未の『ファンタジウム(3)』(講談社モーニングKC)。泣かないと強くみえるのって言葉にドーーーーン。口に出さず、考え抜いて生きている人の言葉はしみる。ちびっこであれ、大人であれ。環境がそうさせるという要因もあるが、マジシャン長見良くんの言葉は、胸に響く。
次に清水玲子『秘密 トップシークレット(1)~(5)』(白泉社)。ぞわー。震撼。これは大作。超大作でありますぞ。
普段、我々は目でなく脳でみているらしい。目は媒体の一つ。肝心要なのは、脳でどう感じるか。 
人が死ぬ。これは事件か自殺か。 惨殺された人。手がかりがなく行き詰る捜査。 殺された人が最後に何をみていたか脳に聞くというのだ。タイムリミット前の死体から脳を摘出し、難しい医療行為を経て、本人が生前みた映像を映し出すという方法で。選び抜かれた精鋭達 科学警察研究所法医第九研究所「第九」では、捜査のため、その映像をみる。そこから推理する。 末来の話という夢物語的なものでなく、近末来実現可能な恐ろしさを秘めたその技術に驚愕する。そのアイデアに驚愕というのか。 その技術がもたらす怖さ。人の想像力の果てしなさとか。途方もないものに圧倒される。
壮大で、緻密で、驚愕。登場人物の個性設定のいいこと。ぐっとくる。なにより絵が美しい。
怯えきった殺された人が最後にみた(最後になってしまった)映像。 理解不能な凶悪な犯人の残虐な殺戮の場の映像。見るだけで、気が狂ってもおかしくないような映像をみなければならない。 憎しみだけでなく、愛情やら何やら、いろいろな感情で、がんじがらめになった人々の想いに押しつぶされそうになる。のしかかってくるものが大きすぎる。それに耐えられない人間の弱さのようなものが、逆にいとおしくもなった。 冷静沈着・頭脳明晰なエリートであっても、完全な人間ではない。それでも立ち向かう姿勢がすてき。これは怖いだけじゃない。ページをめくる手がゆっくりになる。進めない。それでも、目を話さず読みました。超大作なり。

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2008年10月 5日 (日)

おのおのがた!

平成中村座十月大歌舞伎 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」Cプログラムをみて参りました。面白かったぁ。見ごたえがありましたぞ、おのおのがた!
ABCDと4つも組み合わせのある中から、一番渋いと思われる組み合わせをチョイス。九段目、山科閑居の場のあるものでござる。戸無瀬の勘三郎さんは初役だそうです。以前、演舞場で昼夜忠臣蔵がかかった月に、歌舞伎座で八・九段目が上演されました。そのとき、勘九郎さんのお石・玉三郎さんの戸無瀬がともに初役でした。(だったと思います・・・) こんなすごい人達にも、まだ初役なんてことがあるのねと驚いたことを思い出しました。
 大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
口上人形からはじまる、時代がかった一幕。じわじわと幕が開く。47回祈を打つというので数えてみた。幕がひらききると人形のようにうつむく一同。いいねぇ。ワクワクします。 若狭之助は橋之助さん、気の強そうな若者ぶり。塩冶判官は勘太郎さん。若い。でも、判官はこういう若者だったのだろうな。品格がありました。足利直義は新悟くん。とにかく丁寧に丁寧にがんばってました。顔世御前の孝太郎さん、高師直の彌十郎さん 想像していたよりもおちついた感じでした。文を渡してからがいやらしかった。パワハラ?ここがこれから続く物語の発端なのね。 若狭之助のまっすぐさが印象深い一幕でした。 
 二段目 桃井館力弥上使の場/松切りの場
原作に忠実な上演は34年ぶりとのこと。たとえ家が断絶になろうとも、正義を貫くために師直を成敗すると息巻く若狭之助。正義感あふれる血気盛んな武者ぶりがいいの、橋之助さん。何をいっても聞く耳をもたない若に、加古川本蔵 仁左衛門さんが、若の信じるとおりになさいませ。本蔵も同意でごさいますと力強く答える。「もう逢わぬぞよ本蔵」と言う若狭之助の気合、受け止める本蔵の気合いに圧倒された 若狭之助がひきあげたとたん、本蔵は先手を打つ。贈り物(賄賂)をたずさえ 師直のもとに向かう。「馬引けぇ」と言う 必至な様の 格好いいこと。止め立てする家来を退け、本蔵供のもの続けと花道へ。ついて行きそうになりましたことよ。この段があると、ぐっとわかりやすくなる。 若の刀で、このようになさいませと松の枝を切る本蔵。柄に収める際に、刀をぐっと押しつける。松やにで刀が開かないようにという思いをこめて収めるというのがよくわかった。若に意見するのも、大変だ。
 三段目 足利館表門進物の場/松の間刃傷の場
唯一おかしみのある場。松之助さんのエヘンバッサリの場での親分格は、新十郎さんでした(右足をだしたらバッサリでしたが)。ひとときの安らぎがありました。 本意でない師直への賄賂(まいない)。ぐっと耐え忍んで、主のために詫びる本蔵。気持ちはわかりますぜと思いつつみる。一つボタンが掛け違ったら、若狭のお屋敷が敵を取ることになったのかもしれない。どうなるかわからないものだなぁ。
Cプロに松の間刃傷の場があると思わなかったので、思わぬプレゼントをもらった気分。怒り心頭で乗り込んでくる桃井若狭之助。大迫力&ものすごい格好よさ。橋之助さんのかっちょよさを久々に(!?)実感。めちゃくちゃ格好いい。這いつくばって謝る師直らに、斬るにすら値しないと去る。最後の最後まで熱い男のまま、去っていきました。衝立の蔭から、しぼりだすような思いの本蔵。顔や祈るような手が一瞬しか姿がみえない。なのに、その存在感は大きい。二段目があったからこそ、この本蔵の息詰まる緊張感がよくわかる。面白い。 その後、登場する塩冶判官登場。 勘太郎さんは最初、師直にたきつけられても穏やかに対応する。中啓でたたかれるあたりから、なんだこの人はと、怒りがおさえきれなくなる。その経過がとても丁寧で、すばらしかった。若々しい。どうしても許せない怒りがよくわかり、本蔵よ、斬らせてやってくれれば・・・と思った。(そのあとで、この本蔵の止めたことがきいてくるのだが)
 八段目 道行旅路の嫁入
戸無瀬、小浪の二人の踊り。年の近い親子の踊り。顔を見合わせるときの様子のいいこと。そのあとの段で起こることを踏まえてみるというのが、なんともいえないものだと思う。
 九段目 山科閑居の場。
Cプログラムの構成的には、この段のために今までがあったといっても過言でないような。すばらしかった。
力弥の手にかかろうと、加古川本蔵が故意にお石に悪態をつく。戸無瀬が止めるのを振り切り、小浪が止めるのを そっと抑える。そしてそれでもあしざまに言う。みなを振り切り、ぐっと背を向ける(客席に顔を向ける)。その時の、万感の思いの顔つきにジーンとしました。鼻の奥がツーンとしました。 由良之助、橋之助の登場。これで本蔵の心情がみなにわかるのだと思うのだけど、切なくて。由良之助の堂々とした登場がなかなか。そして、本蔵が苦しい息のなか、刃傷沙汰の場面の述懐が、よかった。 お石が、静かに熱く、由良之助を送るさまもよかった。あれもこれも、胸にしみました。
見ごたえがある舞台でした。熱い芝居にこちらも熱くなりました。その上、客席のあついこと。張り切って着物でいったので、もうあつくって。いろいろな意味で熱いです、浅草。   
三段目の橋之助さんが、怒り心頭で花道から出てくる力強いあの姿と、何も言わず、ぐっと立ちつくした九段目の仁左衛門さんのあのお顔が、心に強く残りました。

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2008年10月 4日 (土)

『芸づくし忠臣蔵』

明日の平成中村座観劇に備えて、関容子さんの『芸づくし忠臣蔵』(文春文庫)を再読。ほぉーと驚いちゃった。もう何回読んだかわからないのに。お脳がお小さいからなのかしらん。一番肝で語る部分の多いと思われるCプログラムを選んだので、見ているこちらも、しっかり取り組めるように予習。先代の勘三郎さんや、先代の仁左衛門さんのおはなしが出てくるので、いろいろ見ておきたいポイントが増えました。明日への期待は高まるばかり。

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2008年10月 2日 (木)

『たば風』

眼科にいったら、受診が下手だといわれました。眼科に慣れてないでしょと。確かに眼科は怖いのであまりいかないけれども。そういうふうに言われたのは、はじめて!とてもまっとうな眼科でした。目の治療時には、目のあたりだけ気をつけるのでなく、早寝をし、食事をしっかりとり、体を動かすことも大切だと。とにかく風邪をひかないようにとのことでした。目を治すのには、目薬だけじゃなく、きちんとした生活を!そのとおりだなぁ。まっとうな意見だなぁと思いましたことよ。守れるかどうかは、おいておいて。
いつも目をこすっちゃう。泣いたらハンカチでゴシゴシしちゃう。どっちもバイ菌の入る行動だそうです。悪いことは、みーんなやってるぜ。へへへ。 ちょっとまじめに通おうかと思います。目力をきたえなくっちゃならないしね?!

宇江佐真理の『たば風』(文春文庫)を読んだ。蝦夷に絡んだ短編集。丁寧に丁寧にかかれています。その丁寧さに、ゆっくり読まなきゃ申し訳ないと思い、ゆっくり読む。江戸のものを扱ったお話よりも、この短編集は 忠義と心のいたばさみ感が強く、少し固い感じの物語のような気がします。男であれ女であれ、主従の関係が、生活に強大な力を持つ。そんな流れに翻弄されながらも、自分のすべき道を、静かに進もうとする。 真摯な娘たちの気持ちに、だらだら生きていてすみませんとも思うほど、しゃきっと姿勢よく、真剣に毎日を生きている人々が描かれていました。みどころがある とか、心優しいとか、そういう単語をつかいたくなる本でした。

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