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2008年10月27日 (月)

横浜三回忌 ~「オフビート談話室」編~

横浜トリエンナーレにいってきました。くどいのですが、三浦しをん好きにとっては「横浜三回忌」。歌舞伎座昼の部の帰りに、寄り道。
まずは、黄金町バザールへ。「田宮奈呂+me ISSEY MIYAKE」を見に行く。“me ISSEY MIYAKE” のディスプレイを手掛けているアーティスト、田宮奈呂さんの作品。明るくヘンテコで元気で面白かった。場所がちょっとわかりにくい。あと、全然知られていない。無料で面白い展示なのに、もったいなこと。
そのまま、”みなとみらい”までテクテクと徒歩移動。横浜トリエンナーレ2008 リングドームでのイベント、オフビート談話室というのをみてきました。アートライターの住吉智恵さんがナビゲートする、隔週ぐらいの日曜17:30~のトークショー。今日の出演は「いしいしんじ」さんなので、うれしい気持ちで向かう。愛する作家さんです。もう一人のゲストは、鉄割アルバトロスケット主宰 かつ、作家の戌井昭人さん。初めて知りました。この組み合わせのトークショーというのはなんともいえないおもしろい雰囲気でした。 最初、というかずっと雑談。戌井さんが、特にものすごい。何を説明してもよくわからない。なのに面白くワクワクする。目が離せませんでした。いししんじさんの赤パンツもすごい。そこも、目が離せない。 アーティストって、本当に変わり者なのだなぁ。なんだか、理解を超える存在。すごい。すばらしい。わたしって、普通のヒトだなぁ。ものすごく。 そういうことを実感しました。
住吉さんのしっかりした振りで、いしいしんじさんは あれこれお話をしてくれました。生のいしいしんじだわと、ぽーっとしてみる。やっぱり普通じゃない。面白がりかたが面白い。そして戌井さんに話がいくとものすごいことになる。面白い組み合わせ。とても楽しい。ですが・・・。リングドームは屋外。外です。運河の横、海のそばなのでしんしんと冷え込む。椅子に座っている人は前の人だけなんですよぉ。立ってみている身にはキツイ。格差社会。1時間半で、リタイアしました。
トークというか、雑談。そののち、戌井さんの「弾き語りポエトリー」(←あれがそうだったのであろうか。)というのをみました。アーティスト中は、すごくしっかりしてる。雑談とちがって。そこも魅かれる。 そしてなによりすごかったのが、いしいしんじさんの「即興自動筆記朗読」。突如、腰かけていたイスをテーブルにして、スケッチブックのようなノートに、書きながら自分で読み上げる。同時進行。今考え、今書き、今読む。全部自分で。短い間に、短いお話がひとつできあがる。よどみなく。止まることなく。どうなっているのであろうか。それまでのトークにでてきた固有名詞がでてくるので、なんだか知っていたような錯覚を伴う不思議な感じ。そして、見事に凡人の思いつかない世界ができる。すんなりいかない展開。言葉の選び方。そして、話がちゃんと終わるすごさ。声をだして驚くのと異なる、なんだか内側で大きく押されたような、静かな大きな驚きがあった。すごいものをみました。
不思議なイベントでした。ちなみに、勝手にみているだけなので、無料です。
ちょっと現場から離れると、さっきまで集中して耳をすまして話をきいていた世界から急に現実にもどる。さっきまでいたところから、急に離れた感じ。 暗い中、ぼーっと光ってきれいでした。キラキラひかるみなとみらいの中では淡い光。不思議だったな。面白かった。

桜木町まで戻り、観覧車のキラキラをみながら、黒豚と焼酎のお店で一杯。のんでも、おうちが近いといいな。今日の楽しかったことを肴に、おさると一杯。あれ?一昨日ものんだような・・・・・

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