江戸宵闇妖鉤爪
国立大劇場にて上演中の乱歩歌舞伎。一昨日 金曜日は、19時開演の日。安い席があったら・・と当日狙いで行ってみました。見事、「三等席、あと一枚あります。」という切符を獲得。1500円というのがうれしい。3階は飛んでくるしね。(最後、大凧にのって染五郎さんが飛んできます。隣の席にいらしたご婦人は、大凧が飛んできているのに、クークーとお休みになってました。起きて~ 染五郎さんに悪いわと思いました。)
1時間づつ、二幕上演。一幕目は、ちゃんと歌舞伎じゃんと面白くみる。いくら設定を江戸時代にしたといわれても、「明智小五郎です」と言われると、ガクッとくる。おかしいよ。 二幕目からは、なんだか無理やりさがすごくなり面白かった。歌舞伎だから、なんでもありとはいえ、なんでもありでした。明智と人間豹の息詰まる対決とかかれていましたが、息はつまりません。それはどうなの~。 でもね、全体的にとてもエンターティメントでした。楽しかった。なので、これでいいのです。楽しかったもの。ひもがしっかりみえて、飛ぶっていうのが、逆にいいの。これって型の力ですね。不思議さでなく、人をみせるのですもの。謎もとくに大事じゃない。それでも楽しいのってすごいことです。
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