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2008年11月16日 (日)

岡村桂三郎展

107 昨日、神奈川県立美術館 鎌倉にいってきました。なぜならば、岡村桂三郎展 開催と発見したので。2年前の夏、国立近代美術館の「モダン・パラダイス展 大原美術館+東京国立近代美術館―東西名画の饗宴」で、会場の最後にあった 岡村桂三郎の「黄象05-1」に圧倒されたので。 なんて格好いいのだろうと。現代の作家の作品。私この人と結婚しよう!と作品をみただけで決めました!? そのまま月日が流れました・・ 岡村桂三郎展という名に、もしやその方は・・・と、駆けつけました。(1986年にすでに結婚なさってました。) 作家によるギャラリートークもあったようです。もう少し、早くこの展覧会に気がついていたら。ちょうど開催していいた、学芸員によるギャラリートークをきき、その後じっくり見てきました。かっこいい!(作品が。 108_4
19点の作品からなる展覧会。19点といっても、高さは2~3m、厚み10cmの木の屏風。会場を入ると、両側の屏風に圧倒される。おかしくなるほどの迫力。右側をみようと後ろに下がると、左側の作品にあたってしまいそう。なんだかわからないような、せまってくる迫力が、この作品にぴったり。一度焼き黒くした木の衝立のような屏風に、岩絵の具で、象・迦楼羅・鳥などが描かれている。その生物の表面は鱗のような柄で覆われる。その奇妙な質感、多く描かれた眼の力に、不思議な気持ちになってくる。こんな作品はみたことがない。屏風で迷路のようになった作品の間を歩く。面白い。最後に、中庭に面した1階へ。テラスからは鶴ヶ岡八幡宮の平家池がみえる。作品と池が一緒にみえる。なんともかっこいい。しみれました。
この美術館にはじめてきました。クラッシック(古めかし)さがいい。 ここのチケットで、ここから5分ほど離れた神奈川県立美術館 鎌倉別館にも入れるということなので、いってみる。ここは「美浦康重版画コレクション」をやっていました。美浦康重氏のがあつめた細密版画。こまかい。大きな作品をみたあと 移動し小さな作品を鑑賞。極端でおもしろい。
岡村桂三郎氏の作品のかっこうよさにしびれました。氏は、「獅子08-1」という作品で第4回日経日本画大賞を受賞。ニューオータニ美術館で大賞展を開催しています(11/1~)。ところが、大賞受賞作品は、神奈川県立美術館 鎌倉に展示中(~11/24)という不思議な事態になっているそうです。
象、兎、想像上の迦楼羅。そのうねるような、静かに怖い視線が、すごい。うごめくというような、ゾワゾワした感じ。この美術館でみる効果も+し、印象強いものとなった。

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