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2008年12月27日 (土)

年忘れ 大漫画祭り

年末なのに。お祭りだ。まんがだまんがだワッショイワッショイ。 大掃除も、年賀状も、決算もワッショイだ! 本当は、夜中にちょっとずつ読んだ小心者です。来年は、何ごともワッショイな大物になるぞ!
またまたまた、おさるにどーんと漫画を貸していただいた。メルシー。
漆原友紀『蟲師(1)~(10)』(講談社アフタヌーンKC)。 先日読んだ、本田孝好の『FINE DAYS』(祥伝社文庫)と、どこか似たところのある空気間の作品もあった。世の中には、人の目にみえない何かがいる。蟲だ。 その蟲と、わたりあうことができるのが蟲師である。その不思議な体質ゆえ、一箇所にとどまることができない。蟲を呼んでしまうから。その設定が悲しい。毎日 同じところに帰る。それが暮らすということ。 その毎日同じってことの重要性を感じるからこそ悲しい。 見知らぬ人と接して、命がけで蟲と対決して、その土地に人に情を感じる。でも去らねばならない。経験が、より技を持つ蟲師とする。そういう力を持つものがいる。と淡々と表す。この凝った作品を読むと、すごく大変な思いをして書いているのだろうなと思う。でも、蟲師の映画をみたときのことを思い出してちょっとおかしくなる。有楽町でみたのですが、遠くで、ゴォーーーッっていう地下鉄が通る音がずーっとしていたから。映画の内容より、ゴォーーーッって音ばかり思い出す。 ああ、オダジョーがすきそうな雰囲気だなと思った。でも、これを映画化って、ちょっと無理だなぁ。もうすぎたコトだけど。 一気読みさせていただいた贅沢者が言うのもなんですが、全部不思議なのよねー。不思議もこれだけ続くと不思議が普通っていうか。すみません。  山や、川や、海が近くにあって、たまーに不思議なこともある。そういう普通の暮らしでもバランスが危うくなるときがある。都会にすんでいたら、もうすでにバランス崩れてる。これじゃ、地球も壊れちゃうよ。心配です。
椎名軽穂の『君に届け(8)』(集英社マーガレットコミックス)。 進級しても主要メンバーはみんな同じクラスよ。だって、先生に根回ししておいたもん。 ありえん。(でも許しちゃう。) 爽子と風早くん、周りのみんなも甘酸っぱい。あまずっぱすぎ。読んで、若返りだ!
羽海野チカ『3月のライオン(2)』(白泉社)。自分がいい人ぶっていないか、心配になる。誰かのためになんて、してあげる感いっぱいの言葉と、本当の言葉はもつ力が全然違う。 そういう大事なことを教えてくれるすばらしいまんが。日に三度のご飯を、きちんと食べる。おいしく食べる。できれば誰かと一緒に食べる。そのことの大切さをしみじみ思う。 長く生きている人(おじいちゃんたち)って、じわっとくることをいう。ドラマ「風のガーデンの」緒方拳さんみたいに、口からでてきたことばは、体にしみこんでいく。すごいなぁ。年をとったら、そんなおじいちゃん?!に、なれるかなぁ。なりたいなぁ。
よしながふみ『きのう何食べた?(2)』(講談社モーニングKC)。本屋さんで、限定ビニールカバー付きみたいなのが出てました。なぜ?って思いましたが、コレを読んで納得。うっかりできるかもと思わせるおいしそうな料理。雰囲気(男子と男子のカップル)もいいし、おいしそうだし(料理が)。旬の食材をって、おいしくて、安くて、言うことなしなのね。(無駄なくいかせる料理人がいるからだけど。)あーおいしそう。
黄島点心の『くままごと(1)』(徳間書店) ギャハハハハ。これ、最高。くまなんだもん。くまバカなんだもん。あっバカって言っちゃった。親近感? 子ぐま達、腹黒いのだけど、所詮くまなんでね。間が抜けた悪意っていうぬるさと残酷さ。笑いました。パンダの位置もいいの。ルックスは白黒でキュートだけど、自分クマだから。ふざけたコト言うと(言わなくても)、破壊をもたらすわよって感じ。 秀逸なのは、番町更屋敷。ヒーヒー言いながら読みましたことよ。あのオチには、ふきだしましたぞ。 

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