『水族館に行こミーンズ I Love You』
内田春菊の『水族館に行こミーンズ I Love You』(角川文庫)を読む。北海道から九州まで、すばらしいのからしょぼいのまで、いろんな水族館の紹介の本。 それなのに、水族館の紹介は2の次と思っちゃう程、春菊節を楽しむ。 そんな一冊です。 おじちゃんのつぶやきとかを聞いて、メッタ斬ったりしたりする。爽快也。 そうそう!周りの会話って 興味深いのよね。ついつい聞いちゃう私は同感しつつ読む。 同意もしますが、逆に自分の甘さに これはイカンと思ったりもする。 魚の絵の横の自筆コメントの字の汚さとかも、気取ってなくていい。(読みにくいけどね。)
水族館の紹介で、こんなに面白いもの読んだことない。 しょぼいところにまで、ちょっと行ってみたくなる。 サカナくんみたいなテンションで紹介してないので安心です。
館の紹介ですが、今は改装したらしいとか 古い情報も多く、ガイドとしては、実は そんなに役にたたないかもしれません。 これは、読み物として面白いので 古い情報で 結構毛だらけ ネコ灰だらけです。
アマゾン系の魚LOVEの春菊女史の、全編を通して 「ショーがなんぼのもんじゃい」という姿勢がここちよい。
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