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2009年3月10日 (火)

『柳に風』

古田新太『柳に風』(新潮文庫)を読む。新太ちんと呼び、かっちょいいと思っておりましたが、ご本人は古チンとおっしゃっていました。ふふふフルチン。
おでぶさんなのは、わかっているのですが、どうしてもかっこよくしかみえない。かっこよさを無理強いさせる力のある新太ちん。極悪人なのもおバカさんなのも、ものすごくイカしてます。自分のこと、おいらと言うのもぴったり。
この本を読むと、自分がクソまじめな人間なような気がしてきます。飲むなら徹底的に飲め。明日のことなど憂うな。はいっ。
面白いものに貪欲で、つまらないものは情け容赦ない。切り捨てだ。いさぎよい。迷ったりしない。だからかっちょよくみえるのだな。人をよくみている人だな。
オチのない文章を書いてどうするとか、ちょこちょこ真実をつく言葉にハっとしつつ、たっぷり楽しみました。オチのないこと書いてすまん。

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コメント

反省のない人生には、幸せしかない。
って新太ちんは言ってたけど、
やはり反省することしきりのおさるどす。
日々是反省。そして落ち込みまくり。
もう飲まなきゃいいじゃーん、なんだけどね。学ばないね。
ええい、どうにでもなれ!!的な酔っ払いじゃよ。

新太ちん名言に「花は食えん」てのもあったな。

投稿: noppy | 2009年3月11日 (水) 20時24分

嫌いな言葉はガマンだ。好きな言葉は、酒だ。
って新太ちん書いてたよ。

酒の力でも、それ自分の力だからさ。駆使しようぜ。

でも、翌日内臓が痛いのはツライのよね・・・

投稿: マイチィ☆ | 2009年3月12日 (木) 00時17分

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