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2009年5月 2日 (土)

上村松園・松篁・淳之 三代展

今日は歌舞伎座の初日ですね。いいなぁ。

覚書
先日、横浜高島屋ギャラリーにて、「上村松園・松篁・淳之 三代展」をみてきました。これは、日本橋高島屋で開催時に気になっていたが見そびれていたもの。横浜でみれるなんて、2倍うれしいわ。 喜んで行って来ました。
上村淳之といえば、緞帳の方。 その方の祖母からの三代。 上村松園(しょうえん)松篁(しょうこう)之(あつし)三代展。三代ってすごいわ。
松園の美人画のうつくしいこと。同じ女性なのに。すみませんと謝りたくなるほどにたおやかで美しい。この「透け」感はどうなっているのでしょう。このモデルを写真にとるよりも、目でみたものに近いのではないかと思う。薄い衣越しや、簾越しになることによって変わる様子がみごと。 写真でみた作品からは、美しい女性であり内面の印象は特になかったのですが、本物は美しいが弱いだけでない、女性の美しさを感じました。とにかくきれい。女性も着物も。
「焔」は、作品の模写と下絵があり、これはまたみたいなと思う。
こんなすごい親をもつ子の苦労はいかばかりと、こんどは松篁の作品のコーナーへ。花鳥画でした。自分の道をみつけていらしたのですねと安心する(余計なお世話)。とにかく鳥が好きとのjこと。よくわかりますよといいたくなる作品ばかり。
女性をかかせれば松園がおり、花鳥画といえば松篁がいる。そんな祖母と父を持つ画家は、さぞ大変であろうと思う。ところが淳之も自らの道を開拓していました。(今なおご存命ですし・・) その鳥が描かれた季節とか時間といったものを強く意識させる鳥の画が特色のように感じた。
作品の中に「晨(しん)」というものがあった。しんって何の鳥だろうと思った。しばらくすると、また「晨(しん)」という作品が。こちらは鷲だか鷹だかにみえる。雷鳥のように季節により色が違うものとも違う。?。いったりきたりして見比べていたら、近くにいた警備のおじさまが小声で「晨(しん)というのは夜明けということで、鳥の名前ではありません。この鳥は鷹です。」と教えてくれました。 もういちど確認し会釈してお礼すると、ちいさく会釈を返してくださいました。チャーミングなおじさまでした。ありがとうございました。

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