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2009年7月 2日 (木)

『チョコレートビースト』

続いて、加藤実秋の『チョコレートビースト』(創元推理文庫)を読んだ。
ん!この作家いいなと発見し、続けて未読の文庫を楽しむことができるというのは、とても嬉しいことである。
前作、『インディゴの夜』と同じ。 渋谷のクラブ・インディゴというあえて王道をはずしたホストクラブの話。そこのホストは探偵も務める。事件解決しますと札を掲げているわけでないのに、抜き差しならなくなり事件を解決するはめになる探偵たち。ストリート系とかお笑い系とか、人を楽しませるプロの彼ら。だんだん好ましく思えてくる。若い男子諸君(しかもホスト連中)の中で、女が一人。フリーライターというかフリーゴーストライターである晶が、つぶやく台詞にニヤリとする。この若造が、という態度で接する晶、妙齢女史扱いしてからかう彼ら。この関係がいい。いざとなったときの信頼関係がいい。
どこかドラマっぽい本だった。

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