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2009年7月18日 (土)

矢の根、藤娘

昨日、社会人のための歌舞伎鑑賞教室を観てきました。開演前に、ふらっと切符売り場へ。わたしのようにふらっとくる人が数人。サラリーマンとかもいました。いい傾向ですね。お財布にやさしい金額設定もうれしい。いつのまにか、切符代をつりあげる松竹とは大違いだ!(なぜか、松竹の悪口!?)
元まずは、「歌舞伎のみかた」。亀鶴さん、がんばっていました。ディズニー好きの男だなぁ。みんなにわかりやすく、ディズニーに例えてくれているようですが、却って私にはわからないよぉ。スティッチって、何?あの青いのの名前だろうことまではわかるけど。そんな自分が面白かった。
最後に立ち回りを披露。取りかかる捕り手達は、中村翫政さん+研修生諸君だったそうです。研修生くんたちは、来年は歌舞伎役者として活躍します、みなさま注目を!という、亀鶴さんの紹介には、愛があふれていました。よぉし!応援するぞ!と思いましたもの。一番背の高い方は、プロのバレエダンサーとして舞台に立っていたそうです。歌舞伎だ!と一大発起して研修所に入られたそうです。(稚魚の会、今年もやっぱり観にいかねばならぬかもと思いました。) 
「矢の根」 男女蔵もうすこし、声が出るといいのに。もったいない。 大健闘だと思います。荒唐無稽な存在って、いるだけでドーンと何かを訴えなくっちゃならないのだなとしみじみ思う。馬が出てきてからは、大分のびのびされたような。 この一か月を経て、男女蔵さん より どっしりされるのではないでしょうか。 台詞廻しにところどころ團さまの口調がみられました。 最近の、男女蔵さんの活躍をみると、もっと どーんとして見えるかと思いました。芯になる人ってすごいのですね。 丁寧に演じていることが伝わってくる舞台でした。
「藤娘」 ぱっと明かりが入ったときのあのはなやかなこと。何度みても、この瞬間はいいものです。飽きません。梅枝くん、恐るべき21歳。うまいなぁ。手の動きのやわらかいこと。たおやかで、はじらいがあって、丁寧で。いうことない。しいていえば、出来すぎ過ぎ。(変な文句。) 学校で連れてこられた学生諸君には、いい刺激だと思う。なんだかわかんないけど、すごーくきれい。そんな感想をいともたやすく引き出せる舞台でした。3階一番後ろの席から観ましたが、魅せる力がある。 でももうちょっと、風情というか空気があってもいいかな。歌舞伎座でみるときにはあるのに。一人って、芯って、すごいパワーを持っているものなのだなぁ。 もうちょっと、歳を重ねると雰囲気の味がでて最強になるのだろうな。
すがすがしい公演でした。

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