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2009年8月31日 (月)

跳蝦鯱楼門

覚書 
プチ夏休み中に、演舞場見納め。最前列からじっと鑑賞。息をするのも忘れる程、ドキドキし うっとりする。
なんだかんだ言っても、やっぱり面白かった。落ち着いたのか、表情がより伝わってきた。
大立ち回りは、可笑しく、人を喜ばすパワーがいっぱい。 金の鯱相手に、水に入り大乱闘。金の鯱が水中に!ええ、理屈じゃないのですから。その歌舞伎っぷりが面白いかった。海老蔵五右衛門は、忍術を使いまくる。分身の術で、a lot of 五右衛門が!みんな海老蔵顔。それなのに・・・ 海老蔵さんの顔って、一度でいいから、あんな顔に生まれてみたいと思うキレイなお顔。でも、各々の身体に、海老蔵さんの顔がついているだけでは、ダメだとよくわかる。決まるもんじゃない。世の中キビシイ。 葛篭抜けで、華やかに幕。
大奮闘でした。
「跳蝦鯱楼門」(はねるえびしゃちのさんもん)っていう演目名はどうかしらん。


もうこれで、今年 海老蔵さん見おさめかもしれません。9月はモナコ。10月は博多。その先は不明なので。 思う存分、みつめてきました。 なりたやぁ~。

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国立能楽堂企画公演  素の魅力 

覚書
プチ夏休み中に、国立能楽堂へ。国立能楽堂企画公演  素の魅力をみてきた。 
歌舞伎の豪華なものを、自分でもあきれるほど(くたびれるほど)観てきた後、この能楽堂の公演にやられました。「素」は、すごい。参りました。 
正面2列目から、しっかり鑑賞
まずは、舞囃子。梅若玄祥さんによる養老 水波之伝。ご本人のあふれるばかりのお身体と迫力のある舞。勇ましかった。
そのあとは、万作師の小舞 海人。これがお目当てで奮発。梅若玄祥さんの次だったせいか、でてきたときに、よりほっそり感じる。舞になり、足拍子が一つドンと入る。その迫力。先ほどの激しい舞よりも その迫力にドキっとする。海人が、自分の子を世継ぎとするために、自らの命を投げ出し、竜宮へ珠を取りに行く。珠を手に入れ自分の胸を描き切りそこへ珠を押しこめ、海の上に引き上げるよう、合図の縄を引く。その下りがぐっと引きこまれるようなストーリー性を感じた。こんなに面白く小舞を観たのははじめてである。所作が美しく、緊迫感がある。内容をよくわかっている謡で、かつ長いものなので特別かもしれないが、まばたきするのを忘れるほどワクワクした。
次に、狂言語 枕物狂。茂山千作さん。人間国宝が続く。ありがたや。百を超えた老人が若い娘に恋をしたという話。足どりが心配な様子で舞台へ。蔓桶に座り語り始める。一声の迫力に驚く。所作はほぼないのだが、人をひきつける力がすごい。そして百を超えても、若い娘にぞっこんになることもあるのだなという説得力があった。恋心を吐露し、あっけにとられているうちに終わる。いさぎよいほどシンプル。
休憩後、萬斎師の小舞 通円。急に若がえりました。能 頼政のパロディ。怒られるのではと思うほどおかしな内容。通円が、あまりに多くの茶を点て、点て死にした。片っ端から点てまくる。若さあふれる舞。型にのとっているのでやりすぎ感がないというのが、本当にすごい。さぁ俺を見よって感じなのに。
最後に素謡 檜垣。シテ乾之助さん、ワキ宝生閑さん、地謡 が舞台中央に座り、謡だけでつづる。乾之助さんの語る檜垣の女は、小声なのに感情豊か。面の下では、いつもこういう表情だったのかと思いながら観た。
「素」で勝負をいどまれたよう。そして、参りましたと心底感心した。

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2009年8月30日 (日)

納涼歌舞伎 第二部 再見

覚書
プチ夏休み中に、どうしても もう一度 あの船弁慶を と思い歌舞伎座へ。
豊志賀の死の、勘太郎ちゃんのすばらしいこと。
新歌舞伎十八番の内 船弁慶。勘三郎さんの平知盛。なんでしょうあれは。強い気持ちと、哀しさと、はかなさと、なんともいえない。忘れがたい。 静が、舞はじめと、舞終わり 烏帽子を付けるとことろと、はずすところ の気持ちの切り替わりにもハッとした。 知盛がすーっと花道にはいってきたところ。あの立ち居振る舞いと表情にはゾクっとした。
橋之助さんの丁寧な武蔵坊は、大きくてよかった。福助さんの義経は、刀を抜くのがぎこちない。それでいいような説得力があった。
花道で太鼓と笛だけで、知盛が花道をすーっとはいっていくところが、とにかく美しかった。

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第15回 稚魚の会・歌舞伎会合同公演 B班

覚書 
プチ夏休み中に、国立劇場小劇場にいってきました。
まずは、賀の祝。正確には、菅原伝授手習鑑 一幕 佐太村賀の祝の場。
左字郎さんの梅王は、貫禄ありました。その、どうどうぶりにびっくり。緊張しているようなところもありましたが、おおむね堂々と。堂々人生。声もいいし、形もいい。それで堂々としているので最強。ちょっと米俵が軽そうにみえたくらい。それに引き換え妻 春:尾上みどりさんは、ちょっとカタメで初々しい。 千代:片岡松寿さんはしっとりとして控え目でよい千代でした。八重:中村春之助さんの娘らしさと、桜丸:坂東玉朗の不思議なもの哀しさがよく似あってました。 松王:市川段一郎さんは松王の拵えをすると、ちょっとほっそりしてみえました。左字郎梅王が妙に大きいからかしら。ケンカのところがよかった。明るくてその後との明暗の対比がよくでていました。
左團次さんがみていらっしゃるところを見て喜ぶ。
次に双面水照月。これ、前に新七さん(現・新十郎さん)でみたわねと思う。法界坊・野分姫の霊:澤村國矢さん、うまかった。京やさんちは間違いない感じ。お組ちゃん:中村京三郎さんと、渡し守おしず:中村京紫さん。きれいです。 中村蝶紫さんもしっとりと。 雰囲気もよく、あまりにまとまっているので勉強会ではない気すらしました。
最後に源氏店。おめあては、コレ。升一さんが与三郎のときに、はりきってみにいきました。そのときに、升一さんの健闘ぶりがよかったのはもちろん、他に 段一郎さんの蝙蝠の安と、梅秋さんの藤八っつあんにが、とってもよかった。 とくにあの藤八っつあん。当時まだ本名での御出演、なのに、なに!あのうまさ!驚いた。 その中村梅秋さんが与三となったら、これはもうみなくっちゃとでかけました。
お富:澤村伊助さんが、とっても大人でした・・・ およしちゃんの:尾上隆松さんや与三の梅秋さんが子供にみえた程 大人の女。 与三が登場してきたら案外二枚目でびっくり。せりふになったときの、あの二枚目声にもっとびっくり。 台詞もいいし、着物のさばき方や、形がいい。ただちょっと早口。そこが口語っぽくもあったけど、世界感はちゃんとおさえているなと驚く。たちあがるとちっちゃいのだけど、単独でみていると忘れるというのはすごい。 蝙蝠の安の富彦さんは、後半どんどんかわってきました。与三と会話をしだすと、間合いがよくなっていきました。汗だくの大熱演。花道そばでしたのでポトポトと落ちるさまをみました。対する与三 梅秋さんは汗もかかず。どういう大モノでしょう。 とんぼもきれいだし、腰元さんでもかわいかった。なんでもできるのね。次はお富なんてことも、なきにしもあらずだな。案外本気でおもいました。
やっぱり、稚魚の会・歌舞伎会はいい。4年くらい見続けているかしら。すっかり、夏のお楽しみになりました。

帰りのバスで、ものすごい大ゲンカと遭遇。すざましいっていうのはああいうののことをいうのね。全部ぶっとんでしまうほど。ああ。 常識って大切。

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2009年8月29日 (土)

プチ夏休み ~葉月 その弐~

覚書
今週 途中で、半日+一日の休暇を取得。プチ夏休み ~葉月 その弐~と洒落こみました。 さすがのわたくしも、ちょっと観劇疲れが・・・ 飲んでないけども、また記録がつけられず。覚書三昧。
このプチ夏休み期間に、第15回稚魚の会・歌舞伎会合同公演B班と、演舞場 海老蔵歌舞伎と、歌舞伎座 納涼歌舞伎第2部と、国立能楽堂企画公演 素の魅力を鑑賞。どれも、それぞれちがうすごさがありました。 稚魚の会なのに、貫禄! 千穐楽 近く+最前列効果で海老蔵劇場はスペクタクル!息をするのも忘れる程、ドキドキし うっとりする。 やっぱりもう一回と足をはこんだ納涼は、The歌舞伎の素晴らしさ。 国立能楽堂の素の魅力の、余計なものをそぎ落とした 真の美しさにノックアウト!
ちょっとくたびれかけましたが、やっぱり すばらしい夏休みです。
歯医者の検診にもいきました。虫歯なしときいてホッとしました。いくつになっても、歯医者は怖い。
これもプチ夏休み。 来月もう一回 あるのであーる。

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2009年8月25日 (火)

『黒のトイフェル』(下)

国際陸上って、ドイツで開催していたのですね。ローマだと思ってました。マラソンだけなぜベルリン?ベルリンから42.195kmでローマにつくのかなとまで推測してみました。 すべての道はローマに通じるっていうし。 (ローマで開催していたのは、世界水泳でした・・・)あさはかなり。 
織田裕二が、心なしかおとなしいのが気がかりです。ものまねされることにゲンナリしたの?邦人(否・法人)を守るコトで頭がいっぱいなの?きがかり。ほんのちょっとだけ。

ドイツ ケルンが舞台のフランク・シェッツィングの『黒のトイフェル』(下)を読みました。
下巻途中まで読んで、やっとのみこめてきました。途中で頭にもどって読みなおし。ハラハラもの。13世紀のドイツ・ケルンは、ぐちゃぐちゃです。政治と宗教でのもめごとは、絶対になくならないな。宇宙人でも攻めてこない限り、地球では戦いは繰り返される。せっかく命がけで、なしえようとした人がいるのに。
ヒーローが、すごい力を持っていないところがいい。年長者の知恵が、作戦を左右するところがいい。これも、ハリウッドで映画化されそうな本でした。

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2009年8月22日 (土)

「勝手に観光ポスター展」

ギャラリー覚書
原宿って、ある種の人達には聖地なのかも。こんなに暑いのにぎょうさんな人出。先週末、歌舞伎座前に行ってきました。
おさるの後についていいところにいってきました。原宿のギャラリーLAPNETSHIP。一人じゃわかりません、こんな道。永遠の21歳みたいなビルに吸い込まれちゃうわ。
みうらじゅん&安斎肇による「勝手に観光協会」の初の展覧会「勝手に観光ポスター展」。むふふ。
仲よさそうな2人が、力を入れたり ちょっとぬいたりしながら、勝手に日本各県の観光ポスターを作成。ご当地ソングを作詞作曲。もちろん、頼まれてなんていなくてよ。
こんなのみたら、いとうせいこうさんが妬くのではと、ヤキモチ妬きなので心配する。
私的には、「岐阜のギフト」がお気に入り。クリアファイルを購入したので、就業中いつでもながめてほくそえむことができます。
わたしもおさると・・・とひそかに思う。日本各地の歌舞伎上演劇場をめぐるの。視察までは、大分進んでいるし。 あとは、ポスターとご当地ソングか。ポスターは鳥居派で。ご当地ソングは長唄しにしようか。義太夫にしようか・・・ 悩みはつきない。

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「初代水谷八重子写真展」

ギャラリー覚書
これは、先週末のこと。
両親と東京銀座資生堂ビル9階のワード資生堂にて「初代水谷八重子写真展」をみてきました。
あぁ、この役者をみてみたかったと思う写真でした。かっこいい。
今年は、初代水谷八重子さん 没後30年にあたるそうです。晩年の写真を集めたと書かれていましたが、色っぽく・かっこよく・りりしく・かわいい。共演者の中に吉右衛門さんが。わわわ若い!お若いころは、幸四郎さんとよく似ていたのですね。玉三郎さんのお姿もありました。たおやか。久里子さん、かわいい。二代目水谷八重子のかわいらしさに驚く。
初代八重子は、めっぽう魅力的でありました。
モノクロの写真って想像力をよりかきたてるものだと思った。

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「ヘルシンキ・スクール写真展 風景とその内側」

ギャラリー覚書
覚書といっても、もう先月のこと。資生堂ギャラリーで「ヘルシンキ・スクール写真展 風景とその内側」 をみてきました。東京銀座資生堂ビル地下1階のギャラリー。声のよくひびくところ。この作品にはあっているような場所でした。
北欧の人気は高いです。デザインやクラフトは、気になります。写真はちょっと難しい。透明感があって奥行きがある感じ。空気が澄んでいる感じがします。そんな感覚。自分の中で言葉になるまでのものは、ないようです。
ヘルシンキ・スクール(ヘルシンキ派)とは、ヘルシンキ芸術デザイン大学の教育課程から導き出されたアプローチや考え方を継承する教師、学生、卒業生たちのグループを名づけたものだそうです。ティーナ・イトコネン、サンドラ・カンタネン、スサンナ・マユリ、アンニ・レッパラの4名の女性アーティストによる作品。
いつの日か、自分でへーみてたんだと思う日がくるかもしれないので備忘録変わりにつけときます。
日本・フィンランド修交90周年らしいです。資生堂ギャラリーも開廊90周年だそうです。おめでとうございます。
入場無料。

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「銀座どうぶつ園 ~ほぼ実寸大写真展~」

ギャラリー覚書
覚書といっても、先々週末頃。
RING CUBE というRICOHのギャラリー。
前川貴行さんの写真。ほぼ原寸大の写真という企画が面白い。口だけだと何の動物かわからなくって面白い。 写真っていうより布のような。ギャラリーをみたと言えないくらい軽い感じでふらふらっとみる。
入場無料。

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2009年8月21日 (金)

動物園 動物園 海 2009

覚書
先週、納涼歌舞伎後 上野へZOO!じゃなくてGO! 上野動物園へいってきました。「真夏の夜の動物園」と銘打つ夜間開放(20時まで延長)。最終日に、やっぱり千穐楽よねと言って向う。 が、あまりの家族連れの多さに辟易。来年からは また平日に来ようと言い合う。
鳥目のおさるのの気をひこうと、動物をいろいろ指さす。でも暗いし、おうちに入っちゃってる動物が多いし。今年もそんなにみてません。今年も、不忍池メインでした。
蓮の池をみながらムーディーに飲むビールはたまりません。すこぶるうまかった。年中行事のひとつとして定着。動物園 動物園 海は、ズーズーシー。特に意味なし。

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続・趣向の華

覚書
日本橋公会堂にて、趣向の華をみてきました。続き。 最後の演目だけ1階の前の方より鑑賞。自由席なのでね。

「袴歌舞伎 血染錦有馬怪異—化猫騒動—」
 有馬頼貴     友右衛門    
 小野川貴三郎   亀三郎
 お藤の方      梅枝
 遍念         米吉
 珍念         種之助
 雷電         萬太郎
 梅沢数馬     廣太郎
 小野川母おせつ 京蔵
 小姓若菜     梅丸
 医者見習太郎松 廣松
 召使お仲      壱太郎
 水木主水之助   種太郎
 土手の道哲     亀寿
 岩波         芝雀
 幹太実ハ蜂須賀官蔵  蝶之介
 腰元松風         京三郎
 腰元村雨         京珠
 腰元小浜         京由
 申し次の侍・忍びの者 京純
 八介実ハ大山軍内     蝶三郎
 腰元桐島                  梅之

ごご豪華。袴歌舞伎なので、拵えなし。素顔。芝雀さんと友右衛門ってやっぱり兄弟なのねと生まれてはじめて納得しました。
お殿さま、友右衛門さんの正室は、芝雀さんの娘らしい。腰元の梅枝くんが殿の子を懐妊。芝雀さん的には、面白くない。腰元あがりめがと、他の腰元どもといじめる。梅丸くんが、芝雀さんサイドに立ち したたかに梅枝くんをいたぶってました。 一方、梅枝くんには可愛がっている猫と けなげな召使 壱太郎くんがいる。梅枝くんを陥れる策略として、亀寿さんがお家の重宝を盗む。 亀三郎さんはいいもの。殿おかかえの相撲取り。 そんな具合に、萬屋・明石屋兄弟が、いいもの・悪いものに別れて争うお家騒動。とても面白うございました。
とうとう、なぶり殺されてしまった梅枝くん。その生き血をなめた愛猫が、壱太郎くんにとりつく。御主人さまの仇!と化猫騒動が起きる。娘さんの壱太郎くんが、すこぶるキュート。オバQみたいにかわいらしいの。うまく伝わらないと思うのだけど・・・ ぐっと心をつかまれました。さすが、翫雀さんのお子さんです。 オバQちゃんは、あまり妖術を使わずに闘っていました。どうやら亀三郎さんの妹らしい。この兄弟の活躍でめでたしめでたしと、なりそうなところまででおしまい。南無三、もはや これまでかと追い詰められた芝雀さんが、「今日はこれきり」といってお芝居をしめてました。 
みんな、引っ込み前の花道手前で立ち止まるときに もっとたっぷりみせればいいのにという若々しさがいい。亀三郎・亀寿兄弟がでてくると安心する。そうそう、みなもこうやって、「俺をみよ」って感じでひっこんで!と思う。150%で突っぱしっている若者くんたちがすごくよかった。 お家の重宝「金鶏の香炉」が盗まれるとか、治らない病だけど この薬に 子年の女の生き血をまぜてのめば治るというお約束ごともいい。
途中途中で、みんなに役割がちゃんとありました。勘十郎さんの采配が面白い。廣松くんの見せ場がジャグリングだったことに笑いがとまりませんでした。なぜ。どうりで登場した時から大汗をかいているはずです。重宝を失くしたとがを負わされる、苦悩の若侍が種太郎くん。 横分けの髪型で悩んでました。もしかして彼が主役?袴歌舞伎なので、素顔に色紋付に袴。普段 髪の毛はこうしてるのね。とそこも楽しむ。 
芝雀さんのいじめっぷりと、梅丸くんの加勢っぷりが気に入りました。ダントツに気に入ったのは、オバQ壱太郎くんだけど。
大薩摩がありました。勘十郎さんの三味線に青楓さんの唄。すばらしいかった。 マドロスさんの台(三味線方の足のせ台)を運ぶのが染五郎さん。さらってました。ずるいよ。

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趣向の華

覚書
日本橋公会堂にて、趣向の華をみてきました。ワンダフルでありました。 この会の主催者は、藤間勘十郎さんと尾上青楓さん。実力があり引っ張りだこの若手のお二人。完売の公演は開場前から長蛇の列。自由席なの。2階最後列より鑑賞。

「藤娘」
立方  坂東亀三郎
三味線 藤間勘十郎、大谷廣太郎、中村種之助、中村種太郎、中村萬太郎、中村梅枝
小鼓  梅若玄祥、尾上青楓、中村梅丸
大鼓  中村壱太郎
太鼓  坂東亀寿
唄   大谷廣松
亀三郎さんの藤娘。いかんせん2階最後列からでは遠い。女方にこしらえをすると亀寿さんに似ている。見どころは他にもたくさん。なぜならば演奏も御曹司だからなのであります。真っ暗中での唄から、かなり面白かった。勘十郎さん以外の三味線さんは、下をむいて(三味線をみて)必死に演奏なのがほほえましい。ベテランの中、小鼓の梅丸くんは立派に胸を張って演奏してました。すばらしい。大鼓の壱太郎くんも堂々と。太鼓の亀寿さんが格好よかったです。ちいさいころからいろいろなお稽古をしていると、よくモノの本に書かれておりますが、本当にしているのですね。疑ったことはないけれども。すごい。亀三郎さんの藤娘をもっと集中してみたかったです。あちこちみたくって。双眼鏡をもってくるべきでした。

「仮名手本忠臣蔵 大序」
三味線 藤間勘十郎
浄瑠璃 尾上青楓
素浄瑠璃。青楓さんは、いい声です。勘十郎さんの三味線は最初の緊張感あふれる出だしや、もりあがりがすばらしい。ああ兜改めか、文のところかと想像しつつ聞く。聞きごたえありました。40分弱じっと聴かせるというのはすごい。人間国宝の常盤津英寿師の指導を受けられたそうです。

「歌舞伎舞踊抄 花形一寸顔見世」
すごい演目がずらっと。どういうこと!?御曹司さんたちは、あんなに お小さいうちから こんな踊りも お稽古されているのね。すすすごい。「いつか彼らにこの作品を上演して欲しい…という願いを込めて上演します」としおりにかかれていました。ALL素踊り。
「供奴」中村米吉
「鷺娘」市川男寅
「三社祭」大谷廣太郎、大谷廣松
「吉野山」中村種之助。
「二人椀久」中村梅枝、中村壱太郎
「勢獅子」中村種太郎、中村萬太郎
米吉くん、歌六おとうさんに似てらっしゃる(とくにアゴが)。独特の雰囲気があります。味のある大人になりそう。
男寅ちゃん。鷺娘・・すごいわ。鷺かどうかわかりませんが鳥でした。左團次さん、男女蔵さんの流れだと思うと意外ですが、男寅ちゃんに鷺娘をと思わせる何かがあるような気がします。これから。傘をさしてスッポンから登場する様が堂々としてました。
友右衛門さんちの御子息は、あまり拝見しないような。雀右衛門さんの助六のときのもじもじしていた禿ちゃんが大きくなりました。しかも、安心して楽しめました(心配してすみません)。兄弟の息のよさがいい。
吉野山を一人で?と思ったら景清の語りのところでした。りりしかった。若く美しい。
二人椀久。梅枝・壱太郎組は他を抜きんでるうまさ。素踊りだから、2人ともみためは青年。なのに、出のところでちゃんと、どちらがどちらかわかる。二人椀久って、富十郎・雀右衛門とか富十郎・菊之助でみた印象が強い。梅枝くんが女子で、壱太郎くんが富十郎さんの方ねとすぐわかるのはすごいのではないかしら。うまい2人。その上もっとうまい梅枝くん。手をヒラヒラさせる形がきれい。ちょっと前のめりになってみちゃうほど(気持ちがです)。
最後、勢獅子。獅子の中で奮闘の種太郎くんと萬太郎くん。
このゴージャスな踊りの演奏、普段は黒御簾の中で行われるものかと思いますが、後ろで演奏の様子がみえました。勘十郎さん、青楓さんも演奏。あと、染五郎さんも。じっと踊りを見つめる目が厳しい先輩のそれでした。

「袴歌舞伎 血染錦有馬怪異—化猫騒動—」
最後に、袴歌舞伎。素踊りのように袴に素顔での歌舞伎。
上演時間2時間。すこぶる面白かった。この休憩前に、1階前列に空席を発見して移動。いやぁ前はいい。長さに驚かれてお帰りになったのでしょうか。2時間ちっともあきませんでしたことよ。夢に見たいほど?!おもしろうございました。
今日はこれぎり。

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納涼歌舞伎2部

覚書
納涼歌舞伎3部制の総仕上げ。2部をみてきました。5月演舞場で、「福さんの七役(お染の七役)」をみて以来忘れられなくなってしまった福助さんのものすごさに、おびえつつも注目。そんな我々に、この演目はぴったりでした。おさると2部鑑賞。
まずは、「真景累ヶ淵 豊志賀の死」数年前、歌舞伎座でみました。あのときも福助さんの豊志賀。勘太郎さんの「夜になるとねぇ 怖いんだよぉ」っていう一言が印象的でした。こんどはどうかな。菊之助さんの映画「怪談」を思い出しつつ鑑賞。黒木瞳さんと異なり、福助さんは最初から面体がくずれてしまってる場面から始まる。年増女の怖さみたいなのが前面に立ち過ぎてしまい、もうこの世にいない豊志賀の念が姿になってという怖さが薄まってしまったかも。怖さが笑いにつながっちゃったせいかしら。 でも筋立てより何より、怖さに説得力がありました。
とにもかくにも勘太郎の新吉のうまいこと。師匠 豊志賀に、世間にどうにも行き場のなさ。お久じゃなくても誰か他の人でもいい、ここから出るきっかけの人が欲しいくらいの微妙な愛情。うまいねぇ。そんな新吉に、心から惚れてるお久 梅枝くんもうまい。より あわれに。 そこへ、大変だと新吉を呼びに来る噺家さん蝶に勘三郎。 舞台に、勘太郎と勘三郎の2人きり。やりとりを、聞いていたらどっちがどっち?ってほど似てます。どっちがどっちなのか、よくわかるけれども・・・似てるねぇ。 そして父勘三郎は、段違いにうまいねぇ。ちょっとした仕草で力量を見せつけます。いい勝負でした。面白かった。
勘太郎さんは、うまいねぇ。おじさんって、震えるような声で置いていかないでと頼み込む。うまい。ささやくような声なのに、ちゃんと3階最後列まで届きます。
豊志賀が ふっと消えた怖さより、来ちゃった怖さ。 複雑な因果応報さは感じにくいですが、うまいこと歌舞伎になっている作品なのかもしれません。
次に「新歌舞伎十八番の内 船弁慶」
四天王に、松也・巳之助・新悟・隼人が並んだのがよかった。どんどん頼もしくなっていきます。こういう過程をみるもの観劇の楽しみのひとつなのだなぁとしみじみ思う。
静御前の勘三郎さんの舞は美しかった。知盛になったときに若々しくみえて驚いた。静かな義経の福助さんは、気品があって安心。 舟長の三津五郎さんいいねぇ。舟長はこうでなくっちゃ!船弁慶好きには、幸せな一幕でした。最後のひっこみが見えなくても満足。(3階Bだからね。)            
今年で納涼歌舞伎は20年目だそうです。そして今の歌舞伎座では、最後の納涼歌舞伎。どの部も演目の組み合わせがよく、しっかりと楽しみました。古典っていい。

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2009年8月19日 (水)

プチ夏休み ~葉月 その壱~

覚書
先週末も幸せな観劇三昧。月曜もちょっとお休みしプチ夏休み ~葉月~ と洒落こみました。 あいかわらず、すぐかけない。いつも覚え書きになってしまうのは、〆に飲んでしまうからかしらん。
土曜日、親孝行でもしようかと両親と演舞場へ。3階とケチッたせいか、両親からは 少々辛口な感想。確かに、上の方でみると ちょっと集中力にかけるかもしれない。 終演後、夕方明るいうちからライオンへ。1杯いただく。本当に1杯だけ。 初代水谷八重子展をみて、美しさにうなる。銀ブラなどして帰宅。
日曜日、おさると歌舞伎座へ。納涼歌舞伎2部。納涼歌舞伎は、すごかった。あっぱれ。歌舞伎座前には原宿のギャラリーで芸術の夏。 歌舞伎座後には 不忍池ビアガーデン じゃなくて上野動物園夜間特別開放へ。外で飲むと、紙コップのビールもいとうまし。
月曜日、藤間のすごい会 「趣向の華」にいってきました。友人のおかげ。昨年は、ウカウカしていたら完売してました。今年は友人の手配で無事鑑賞できました。御曹司は、そう呼ばれるだけのこと(お稽古)なさっているのね。感心しました。すこぶる面白かった。
嗚呼、なんてすばらしい夏休みなのでしょう!!!

これもプチ夏休み。 まだまだ、続くのであーる。

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2009年8月13日 (木)

『黒のトイフェル』(上)

今日も歌舞伎座へ。昨日3階客席に傘をおいてきちゃったの。興奮しちゃったのかしらん。 忘れ物を取りにいってきました(週末またいくけど・・・)。忘れ物お返しシステムがわかりました。丁寧です。

『深海のYrr』のフランク・シェッツィング。この人はハラハラものを書くのが好きなようです。今度は、『黒のトイフェル』(上)を読みました。また父が買ってきたので借りました。ホクホク読む。
13世紀のドイツ・ケルンは、ぐちゃぐちゃです。政治と宗教を利用し統治しようとする権力のにおいぷんぷん。命がいくつあってもたりません。その上食糧もありません(その時代でも、権力者でなく平民で妄想)。現代って安全なのだなぁ。ありがたや、ありがたや。 難しいけど、面白い。ちゃんと理解できてない気も若干します。個性がしっかりしているので、スラスラ読めます。下に続く。

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2009年8月12日 (水)

納涼歌舞伎3部

会社の同僚と歌舞伎座へ。仕事帰りに行くことができるのは8月ならでは。(とは いっても超駆け込みでしたが・・・)
「お国と五平」谷崎潤一郎の描く、耽美的な男女の情念の世界。と書かれていました。色めいたものを想像。想像以上の谷崎歌舞伎にノックアウト。もう笑ったりぞーっとしたり。           
仇討ちの旅を続ける奥方 お国(扇雀さん)と 家臣 五平(勘太郎さん)。探すは、夫を闇討ちにした池田友之丞(三津五郎さん)
仇討ちなのに・・・ あの三津五郎さんのぬらりひょんとした話術。変な気分になりました。うまいねぇ。舞台は一面薄の原っぱ。そこだけ。展開もなく50分。3名だけでひきつけました。こういう感じものはみたことがない。驚いた。 谷崎潤一郎を読んでみたくなった。歌舞伎にしたのに、みごとに残る谷崎色。さすが谷崎。とさすが三津五郎さんと扇雀さん勘太郎さん。あの状態で、風向きが微妙に変わっていくところが面白かった。変な気分。
続いて、「怪談乳房榎~中村勘三郎四役早替りにて相勤め申し候~」これは、早変わりだの本水だのがあって、楽しく鑑賞できるだろうなと思い、友を3部に誘いました。わたくしも同様に楽しみました。 
勘三郎さんが四役早替り。みんなもそれは知っていて。ほら変わるほら変わるとワクワクする。わかっているけど、面白い。これは、イリュージョンにはできない芸当だと思う。ネタがわからない不思議を求めるのでなく、役者の出す雰囲気をみたいのだから。 
最後には、あれもこれも みーんな勘三郎に。 本人も 今なにになっているのかわからなくなりそう。カツラがとれちゃうハプニングもありました。 早変わりし続けて、本ものは誰だ当てゲームみたい。(でも歩き方ですぐにわかっちゃうところが残酷だなと思う。) やっぱりうんまいねぇ。勘三郎さんは。歩き分けどか見事。三次が颯爽と花道を去っていくところ、これが団七(夏祭)の歩き方の正解なのか!と思いました。あんな歩き方でなんで格好いいのでしょう。 
思ったのですが、勘太郎さんがあんなにうまいし、あんなにおとうさんに似てきたので、混ぜて早変わりしたらどうでしょう。まさに、どっちがどっちとなるのでしょうか。実力の差をみせつけちゃうのでしょうか。 先生さま(絵師菱川重信)か、下男の正助か、三次か。勘三郎か勘太郎か。勘三郎の正助と勘太郎の三次がすれ違うと勘太郎の正助と勘三郎の三次になっているとか。ぐちゃぐちゃで面白そう。         
福助さんは、おとなしい奥方役で安心しました。橋之助さんは悪が似合う。家橘さん、ここにいらっしゃいました。 橘太郎さんって江戸生まれだと思う。自然だ。            
納涼歌舞伎は20年めを迎えたそうです。さすがに面白かった。         
         
演舞場は、もう終演しているなぁと思いつつ帰路につきました。

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2009年8月10日 (月)

新作歌舞伎 石川五右衛門

昨日、まちに待った五右衛門殿を観に行ってきました。2階から鑑賞。思いがけず、よい鑑賞ポイントの席でした。花道もたっぷり見えました。宙乗りも。
「海老蔵が創り出す新しい石川五右衛門」鳴り物入りで上演。最初は、説明っぽいなという舞台展開でした。最後の大詰めがすごい。新しい歌舞伎です、これは。 もう大笑いして楽しんじゃった。 同じ列の知らない方とも、ぐっと一体感。みんなで驚いて、みんなで愉快になって。そういう気持ちが伝わってきました。ああ面白かった。頭をもって右へ左へバタンバタンするとこと、5番アイアン王子(無知ゆえ間違ったゴルフ用語)のところが特に好き。
小難しいことを考えず、愉快になれます。規格外の男です。かっこいい
七くんの茶々はうまい。歩いてくるだけで設定がわかります。すごいなぁ中村屋兄弟。團さまの秀吉の大きさ、すばらしい。出てくるだけで存在感が大きい。いることで、もう何かが違う人です。楽しそうなのでこちらもうれしくなりました。五右衛門さんは、盗人場面を期待したのですが、最初は五右衛門の苦悩的な部分がクローズアップなのですね。大詰めをみると、納得の展開ですが。いろいろな装束で眉間に皺をよせていらしゃいました。
歌舞伎って、あまり丁寧に筋を語っていかないものが多い。新作は、展開を大事にしてしまうものかもしれません。筋なんて多少ぶっとばしてもいいのにと、過激なことも思いました。          
大詰めの海老蔵歌舞伎の面白かったこと。やっほー!

終わってから、おさると飲み放題へ。私達は、これでなんど反省したことか。昨晩もです。今日は、夕食まで頭が痛かったです。あれは、二日酔い? 大詰めに、ぐでんぐでんになりましたが、歌舞伎三昧のいい週末でありました。

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2009年8月 8日 (土)

納涼歌舞伎1部

子供ニュース、録画するの忘れちゃった。あたくしとしたコトが。まぁ、あたくしがちゃんとしてるとは思えないけど。残念なり。子供に、何を伝えたのでしょう海老蔵さん。

今日は石川五右衛門の初日。 なのにわたくしは、歌舞伎座へ。五右衛門は、明日のおたのしみといたします。

納涼歌舞伎1部をみてきました。歌舞伎座も本日初日。一番のお楽しみは、六歌仙の義太夫(の三味線)。
まずは、天保遊侠録。六歌仙とあと何だっけと思っていったのですが・・・ これがいいの。泣かされちゃった。橋之助は、こういうの本当にいい。そうだそうだ!って思いながらみました。勘太郎ちゃんは、本当にうまいなぁ。 
放蕩三昧の御家人、小吉(橋之助さん)が息子、勝麟太郎(宗生くん)のために、役をもらおうと、上役にへいこらしようとする。侍もサラリーマンみたい。やってられるかと憤るところがかっこいい。芸者、八重次(扇雀さん)の助けをかりようとする。昔、深い仲になり、捨てられたから、いやなこったといいつつも情に負ける八重次。小吉は、調子いい。女からしたら、なんだそれって男なのだけど、魅力があるのだろうな。そんな感じがうまかった。おすすめ。納涼1部って、熱血モノの当たりが多い気がします。 萬次郎さんの阿茶の局がすてきでした。宗生くんのがんばりにも拍手。
お楽しみの六歌仙容彩。遍照は、義太夫。文屋は、清元。 業平は長唄。小町 喜撰は清元と長唄ととっかえひっかえ豪華なこと。黒主で〆。すべて三津五郎さんが踊りわけます。襲名のときに、踊ってらした記憶があります。豪華な所家さんを思いだしました。今回は、確実に成長している若い衆。巳之助くんも成長著しいですね。
職場で、新しく隣になった部署に文屋さんという方がいるようです(顔と名前がまだ一致しません)。誰かが「文屋さん」と呼ぶたびに、「豊秀か」と心の中で言っています。それは毛抜の方。こちらは文屋康秀なのですね。どっちも色好みらしい。 喜撰で、勘三郎さん(祇園のお梶)喜撰法師(三津五郎さん)が踊りました。これこれ!待ってました。いいなぁ、この2人の踊り、大好きです。

10月の演目でてました!夜の部は、義経千本桜通しです。音羽屋親子よぉ。やったぁ。 昼の部では、藤間大河くん(松緑さんの長男)初お目見もあるそうです。将来、「あの歌舞伎座にも出たんだぜ、俺は」と仲間にエバレますね。楽しみです。 財政難でも 観に行きますとも(決意)。

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「プリンセス・ダイアナ展~その輝きの日々~」

日本橋三越に行ったので、見てきました。「プリンセス・ダイアナ展~その輝きの日々~」。中はたくさんのご婦人方。ダイアナ展といっても97%は写真パネル。ひとを引きつける魅力があった人だなぁと改めて思いました。
展示内容よりも、みているご婦人同士のおしゃべりが面白かった。「私、カミラなら生い立ちから全部持ってるわよ、見る?」っていうコメントが優勝。全部って何をおさえているのでしょう。 カミラって単語、久しぶりに聞きました。

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2009年8月 7日 (金)

『片づけられない女は卒業します』

すっかり、なめ子に夢中です。なめ子が書いたの(ブログ)みた?と会話もはずみます。
そんな辛酸なめ子の『片づけられない女は卒業します』(MF文庫)を読む。片付けられない女だったころのなめ子の言うことに大きくうなづく。そう、大事な書類がみつからないので、A4の紙が捨てれらないの。そう、友達何人いるのか知らないけどたんまりあるレターセットが捨てられないの。そんななめ子は、新築マンションを購入し引っ越しを気に、インテリアに浮かれる女に変身。しかも、ものすごい価格帯の。浮かれ具合が面白くてたまりません。 念願の友人を招いてのホームパーティーのくだりには吹き出しました。lots of のりまき。
汚い部屋のありさまに、そんなに驚かない自分が恐ろしくもあります。 なめ子いわく、片付ける時期というものがあるという。(引っ越し)。 私の「時期」は今じゃないみたい。BM(Before マンション)期です。もうちょっとBMで暮らします。 そんなまとめ。

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『魔王』

相棒と生ビール。日本の夏。

伊坂幸太郎『魔王』(角川文庫)を読む。
びっくりした。
集団の恐ろしさというものは、時々考える。事件の後の極端な報道とか、時の総理を必ずけなすとか。 野田秀樹の芝居をみても、集団の恐ろしさを感じる。集団になったときの勢いを考えさせられる芝居を、これまた多くの人がこぞって観るっていうのも妙だけど。
時の政権は、全くうまく回っていない。仕事はない、老後は危うい。アメリカや中国は強大。環境は破壊され、なにもかもうまくいかない。誰が政権を握ったところで、何も変わるはずがないというあきらめが蔓延する。まさに今を語っているようでドキドキした。
そこへ新しい男が現れる。犬養。独断的ではあるが、人民の心になんとも魅力的な男。改革すると自身に満ち溢れる。政治界から改革すればいいのだ。だって、悪いのは政治家だから。宮澤賢治の詩がなんとうまく働くことよ。うっかり自分自身もその流れにのりそうになる。安藤の視点からみる現実には ドキっとする言葉がたくさんある。考えろ考えろ。
読みながら、とても多くのことを考えた。ここが一番大切なところだ。
弟 潤也くんの岩手山が好きという気持ちや、彼女 後の潤也くんの妻 詩織ちゃんの言葉 消灯ですよがいい。落ち着く。地に足がついた言葉だなと思う。言葉の持つ魔のような強い力を感じた後に、この2人の言葉には、別の力を感じた。
言葉の持つ力。それは、自分の気持ちか。流されていないか。自分で考えてしたことなら、うまくいかなくても仕方がない。それを乗り越えることができる。みんながいったからでなく、自分の言葉に責任をもとう。
ファシズムについても、ちゃんと知りたいなと思った。
どうせインターネットで仕入れた情報だろう。そこに自分の考えがあるのかという問いかけには、ひやっとした。犬養の言うことは、恐ろしくもあり、同感するアイデアでもある。
集団と同様に、便利ということが何にも勝るという考え方にも、ひっかかるものがある。それもこわい考え方だ。便利至上主義という考えがあってもいい。そうでない考えがあってもいい。自分にとっての考え、主義があるかどうか。大きな流れに押し流されそうになっても、最後まで抵抗する杭でいるという方法は、大発見だ。 熱く生きていなくとも、地球を救おうとか大きなことを考えていなくても、突然 自分のすべきことを思える戦いに挑むことがあるかもしれない。
蜜代っちの言うことが好きです。
プツっとした終わり方がよかった。
この本もすごかった。

最近読んだ、海老蔵さんも雑誌のインタビューでの答えで、妙に心に残った言葉と、はからずも係わりがあるような気がした。
「孤独でなければなんの意味もないですよ。団体行動ほど人を弱くするものはない。」
考えろ考えろ、マクガイバー。

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2009年8月 5日 (水)

『グラスホッパー』

あっつい時に泳ぐと気分いい。水曜は、仕事帰りにスイミング。
ローマの世界水泳でも水着のことが話題になりました。こちとらのようなズブの素人スイマーでも、足首までの水着を着た日の方が、タイムがいいです。普通の競泳用では、ギリギリ メニューをこなしていますが、足首までの競泳用の時には、5秒くらい余裕がある時もある。というはずだったのに・・・今日は全然ダメでした。 しかし、 水着恐るべしである。まぁ、つづけることが一番大事ですがね。

伊坂幸太郎『グラスホッパー』(角川文庫)を読む。
残酷さがいい。意味のない残酷と意味ある残酷。
わかるなぁという感情移入型の話でない。別次元だけど、そう遠くない世界。殺し屋なんて職業だけど、そう荒唐無稽ではない世界。
いかにも非合法な企業で働く「鈴木」。実践派の殺し屋「蝉」、誘導派の殺し屋「鯨」。 何もかかわりのなかったはずの人間が、関係してくる。
殺し屋に接することなんてないのに、そんな職業の人がいることが当たり前のようにも思えてくる。人を追い詰める殺し屋と意識に追い詰められる殺し屋。その感情のゆれを考えていると、感覚の一部が妙に研ぎ澄まされ 冴えてきてしまい、変な感じがしてくる。仕事に対する、プロ意識の高さは、いいなとまで思う。静かさ、絶望の深さ、背負ったものの重さ、そういう感覚を描くことがなんてうまい人だろうと思う。
こんなに重い主題なのに読みやすいのもすごい。

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2009年8月 4日 (火)

『見仏記4 親孝行篇』

見仏記 ゴールデンガイド篇』を読んだら、読みかえしたくなった。
いとうせいこう&みうらじゅんの『見仏記4 親孝行ド篇』(角川書店)を読む。それぞれの親を孝行する見仏の旅に、仏友が同行するという趣向。 自分の両親よりも、相手の両親への方が素直に孝行できるところがなんとも甘ずっぱい。いつの日かくる親との別れを含め、親に対してのいとおしさと、素直さに対しての恥ずかしさが、ごっちゃまぜになっている様に、あたたかいものを感じる。男ってヤツはとかわいらしくもなる。仏もいい。あーここ行きたい。ここも。と思う。
そろそろ、歌舞伎観劇なしの純粋な旅(御朱印帳片手)に出る 時分なのかもしれない。

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2009年8月 3日 (月)

『見仏記 ゴールデンガイド篇』

今日は蜂蜜の日らしい。8月3日だから。 8月2日でもいいじゃん。(ハニーだから。)

おさるに、(見仏記上)最高傑作よと言われ、文庫化が待ち切れずおかりする。いつもメルシー。
いとうせいこう&みうらじゅんの『見仏記 ゴールデンガイド篇』(角川書店)を読みました。なんとまぁ、7年ぶりとのこと。インターネットは便利だけど、印刷という便利を超えた形体に勝るものなし。魂の宿り方も。もはや、小説の主人公のようなお二人。シリーズもののこの個性がたまらないという風情でうらある。実存の方なのに。
ゴールデンガイドと銘打って紹介という企画なのだけど、ゴールデンって何ってことよね。フフとほほ笑んだり、ジーンとしたり、むむとうなったり。優しい気持ちになりました。悟りかしらん。
お寺の方が、案外お2人のことを見破ることが好き。愛って伝わるのね。ちょっと勉強しかけたのに。また研究しようかな。衣文がどうこうと、つぶやきたい。ウンチクさんになりたいのでなく、気になるから。確認のつぶやき。 平等院のグッズ売り場の人に今後のグッズについてアイデアを聞かれたならば(ありえないけど)、雲中供養菩薩像チェス。和洋折衷。雲中供養菩薩像は52体だけど。チェスも将棋も駒は32らしい。トランプはもうあるからね。神経衰弱したい。 興福寺の売り場の人にアイデアを聞かれたならば(ありえないけど)、クリアフォルダーの片面づつにプリントされた阿修羅像の前身ごろと後ろ身ごろを合わせたヴァージョンを出すと言うわ。(微妙にずれているのが惜しい。)
わたくし和歌山の道成寺に行きたいです。同行者(仏友)はいるの。求 パトロン。

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第47回野村狂言座

金曜の覚書。
会社移転後、初の野村狂言座。会社の前の坂をおりたら、もう水道橋の駅前。10分ちょっとで到着。近いわぁ。恒例の野村狂言座にいってきました。今回はたっぷり 5演目と 豪華。
『蚊相撲』
久しぶりに前の方の席がきました。3列目。そうでした。このくらいの位置は音の響きがよいのでした。声の響きもよかったです。 近江八幡の者を使用人にやとったら、江州守山の蚊の精だったという話。近江八幡は蚊帳の産地だからそこからきたものは蚊の精になるという展開があっぱれ。あそこは蚊は、大きいものだと人程もあるそうだからと言う。そんなぁ。狂言の世界ってすばらしい。石田師の相撲の負けっぷりと、高野師のまきこまれっぷりが いい雰囲気でした。
『重喜』
大好きな演目。裕基くんの重喜に、万之介師の住持。ワンダフル。
住持が、弟子の重喜に明日の法要の準備のため、頭を住持の頭を剃るように命じる。小方(子役)の演じる重喜の可愛らしいこと。かわいいだけでなく立派。愛くるしさがあふれていました。「弟子七尺去って師の影を踏まず」としかられると、剃刀を長い柄に結びつけ、離れて剃り始める。一休さんのとんちばなしみたいです。これをきちんと型にのっとって演じるところが、すばらしい。おふたりの組み合わせは最強です。あれこれうるさく言う万之介師。もうひとつ上手の弟子 裕基くん。いいなぁ。ちゃんとのどかさも出ていて参りました。
『吹取』
楽しみにしていた演目。笛を吹く必要があるので演者が吹くことができないとかけられないそうです。萬斎師は、笛も吹かれるのですね。かっこいい。 独り身の男が、妻が欲しいと観世音にお願いする。お告げどおりにすると妻を得ることができる。最後の落ちはお顔に問題がある女性だったというパターン。ひどいわ。「こちの人の好くのはここ(顔)じゃない。ここ(心)でござんす」じゃないの! 名月の夜、五条の橋で笛を奏でる。ロマンチックなシチュエーションではありませんか。いろいろ想像させる演目です。 お告げの男(深田師)は笛を吹くことができないので代理の男(萬斎師)に頼む。私の人生がかかっているのだからとおおまじめに頼む様や、女(高野師)が笛を吹く代理の男にすりよるところ。女の顔をみたら、男同士、相手に押し付けるところ。まったく格好を付けず本能のままの行動をとる。 あっぱれ。
素囃子『黄鍾早舞』
『祐善』
最後に万作先生の祐善。夢幻能の形式を模した舞狂言と呼ばれる部類の作品だそうです。形式的で重厚なのですが、謡をよくきくと面白い。傘職人の祐善はあまりにも傘張が下手で(雨が降ると 紙は紙 竹は竹になる と言っていたような気がします) 誰も買わないことに腹を立て、狂い死んだ 我は その祐善の霊である という。 中身はこんなに面白く万作師の舞は美しい。おおまじめさがすばらしい



お稽古仲間と帰宅。今回は3列目だったのでいつもの「連獅子」(あだ名)がわからなかったわねと言われ おかしかった。今回も どこかの席で、盛大に首を回していたのでしょうね・・・

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2009年8月 2日 (日)

友人祭

学友と久々に逢い、アフタヌーンティと洒落こみました。崎陽軒ティーサロンアボリータイムにて。1370円で3段のアフタヌーンティを楽しめました。とにもかくにも、ゆっくりできるところが嬉しい。何せ話がつきないので。驚いたり、笑ったり、感心したり、憤ったり。相変わらずのパワフルさとマイペースさに、あこがれを覚えます。すばらしい。あたくしも負けずに、いっちょがんばるかと、逢う度に思います。後ろ髪を引かれるつつ、その集いを早退。
今度は、プール仲間の晴れ舞台へ駆けつける。といっても違う分野での活躍ですが。ライブハウスに歌声を聴きにいってきました。お稽古ごと好きなので発表の場に、興味津々。我が友はキレイでした。(自慢。) いろいろな出演者の様子に いろいろな妄想をし楽しみました。(変態。)
友っていいものです。

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祝・菊之助丈誕生花火大会

昨日、横浜の花火大会にいってきました。神奈川新聞花火大会。
毎年7/20と8/1は花火というのが浜っ子のお決まりだったのですが、今年は7/20の国際花火大会は、中止だったそうです。開国博Y150の開催などにより、2009年は中止となりました。という理由は、意味がわからない。
8/1は神奈川新聞花火大会。でも、気分は祝・菊之助丈誕生花火大会。なんとかお天気は持ったのですが、煙で一部みえなかったりもしました。 おなかにドーンと響く音を聞きながら、花火をみるのは最高です。ばんざーい。

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アマルフィー 女神の報酬

昨日、フジテレビ映画「アマルフィー女神の報酬」をみてきました。
どうなのと思いつつも、世界遺産ロケにひかれてみてきました。案外面白かった。娯楽作品。イタリアいいなぁ。行きたくなりました。
外交官黒田は、最初から最後まで格好つけ続ける。立派だ。「邦人を守ることが自分の仕事」。法人かと思ったわ。天海祐希さんの母親としての強さと女としての頼りなさ具合がいい。
G8とか、テロとか、サスペンス度合はあまり感じませんでしたが、割と面白かった。あれ、全然ほめてないみたい。おかしいなぁ。ん?ここで英語?とか、ちょっとずつおかしいのも面白かった。またほめてない。結構、楽しく映画館を後にしたのになぁ。
映画館の大きなスクリーンでゆったりとみるイタリアは、素晴らしかった。アマルフィーというところは、本当に美しい街。
この映画、クリスマスにあてて上映してもよかったのではないでしょうか。クリスマスにフジテレビで放映か。

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2009年8月 1日 (土)

プチ夏休み ~文月~

覚書
あれれ。いつの間にか1週間たっちゃいました。
先週末&月曜もおやすみし、プチ夏休みと洒落こみました。
我が町の夏祭りがありました。全然参加しなかったけど、賑わっている様子は家の中にいてもウキウキします。祭りの日恒例の御食事会にお邪魔し、満腹に。
映画「剱岳」をみて、自然の壮大さ過酷さに驚きました。
勇気を出して、白瀧呉服店にいって小倉さんご本人とお話する機会を得ました。
おさると、日傘を片手に千代田区散策。 老舗めぐり&お参り。なんともいい風情の建物。お蕎麦と甘味に舌鼓を打つ。平次親分に会えなかったけれど、暑い日でも 神社にいくと 少し暑さが和らぐ感じがします。お願いごともたっぷりしてきました。
大好きな歌舞伎座にも行きました。千穐楽を最前列、しかも花道近くで鑑賞。息をするのも忘れる程、ドキドキし うっとりする。
嗚呼、なんてすばらしい夏休みなのでしょう!!!
これはプチ夏休み。 まだまだ、続くのであーる。

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剱岳 点の記

覚書
木村大作カメラマンが映画人生をかけた初の監督作品というものすごく力の入った誘い文句にも、大いに納得。壮大な映画でした。ザ映画って感じ。みてよかった。
地図を作るために、山に登る。その作業は地道を絵に書いたよう。自分の目で数値を読み取り、記録する。測量とは、確認の嵐なのですね。こういう地道なことが、どんなに大切かわかる国民でよかったと思う。
軍の命を受け、剱岳の測量をせねばならなくなる。誰もが、なしえなかった難関不落の山。軍の命令は勝手きわまるもの。大切なのは面子。軍人ちっちぇー。 これはそんな面子の問題でなく、山への挑戦なのである。登るだけでなく、測量をしにいくのである。
山岳信仰という壁(あの山にいくことは地獄へ向うこととされる)がある。同じく剱岳登頂を目指す、日本山岳会とどちらが先かと 競争のように新聞に書き立てられる。
けれども、ズルをせずしっかり生きている男達は、しっかりとした心を持っている。焦ったり腹をたてたりするけれども。しっかりとした心はいい。きちんと暮らす。その感覚を忘れてはいけない。いい思いをしようとか、あぶく銭を得て喜んでいるいると大切なことをなくしてしまう。季節を感じる嗅覚を無くしてはいけない。朝顔やひまわり咲くことを楽しみ、金木犀やくちなしの香りを嗅ぎ、葉が色づくのをみたり、入道雲をみたり。まっとうなことの美しさに、はっとした。
自然は途方もなくすごい。手に負えない。美しさ、恐ろしさ、全部含めて圧倒された。
大きなスクリーンで味わうことを強くお勧めしたい映画です。長さもちっとも感じなかった。
軍の司令を受け、山へ向う柴崎芳太郎は浅野忠信。山の案内人の香川照之のうまいこと。若さで走ってしまう松田龍平の生意気さもいい。ボンボンの道楽みたいな扱いの小島烏水には仲村トオル。キザさがぴったり。コジマウスイってもしかして横浜美術館でコレクション展をしていた時の人かもと思い、自分のブログで確認。その人でした。山の絵の絵葉書もあった記憶が。銀行家でアルピニストでコレクター。この人だったのね。よりこの映画に愛情を覚えました。アイツも悪いやつじゃない。真剣に生きているから。
自然と、しっかり生きている人の心の強さと、香川照之のうまさに、乾杯。
ハリウッド映画なんかちょろいね。(偏見のカタマリ)

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ドキドキ体験記

覚書
小倉充子さんからお知らせいただいた、白瀧呉服店での展示に行ってきました。練馬は遠いけれど、個人的には ありがたい地。ちょうど落語会がはじめる時間にうかがったので、店頭に人が多くお店に入りやすかったです。呉服店は、敷居が高い。 こちらは、落語会などいろいろな催しがあるようです。
五月に、イオグラフィック ショップ・アンド・ギャラリーで開催された作品展で、その「粋」にうっとり。そして今回は、小倉充子さんとお話することができました。今を生きている人のものに惚れると、実際に会うことができるのですね。雲の上をあるいているような気分でした。
やっぱり、話しかけることはできないなぁと思って、ただ作品をながめていると助け舟(御店主)があらわれ、お話する機会を得ました。するといかしたアロハ(小倉さんの作品だそうです)を着たお友達や お知り合いの方が ぞくぞくと。なんだかいいなぁ。雰囲気がいい。この台にこの鼻緒をなんてお話しされているのを聞いているのも楽しかった。
小倉さんのデザインの、猿が水に映る月を取ろうと手を伸ばしている絵柄の手ぬぐいを購入。身の程を知れと解説なさっていたのを聞いて決定。かっこいい。
図柄だけでなく人柄にも惚れて、そんな方の浴衣を手に入れる日がくるといいなあ。

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千代田区ぶらぶら散歩

覚書
プチ夏休み中に、おさるとお茶の水界隈散策してみました。
池波さんの愛した老舗のお蕎麦やさん「まつや」で、ざる蕎麦を食べる。前の席のおじさまの支払い方法をみて、お金を払う。(席で払って、ごちそうさまとお店を後にする。) ステキなものしか置いていない小物やさんをのぞく。パスモケースに強く惹かれる。ちいちゃなかんなが付いているのがたまらない。 これまた老舗のなんともいいたたずまいの甘味やさん「竹むら」で氷志るこを食べる。あんこがおいしい。(普段は、あんこはうっすらついているぐらいがちょうどいいのですが、ここのはおいしかった。) どちらも、すてきな建物。近くにあった神田藪そばもいかしてる。外見のいいものは、なんとかそのまま残してほしい。歌舞伎座も!維持する大変さも知らず、勝手な意見だとは思うのですが。日本人の財産だと思う。 
暑い中、湯島聖堂へ。神田明神に行き 平次親分の面影をさがす。もっと寛永通宝をモチーフとしたグッズを用意していただきたい。十手とか。神田明神にいた外人アベックが、ガイドブックを持っていたので次は湯島天神に行くに違いないというおさるのするどい観察。2人のあとをついていき、無事到着しました。
楽しかったけど、いかんせん暑い。
次回は、もうちょっと涼しくなってからまた散策したいな。蔵前を狙っています。

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夏祭近所大騒

覚書
先週末は、我が町の夏祭でありました。おさると団七・義平次ごっこをしようかと思ったが、近所の目に負ける。口惜しい。(おさるは、この企画から知らないと思うけど) ちびっこ神輿にまざって、あの修羅場を演じようと思ったのだが。ちびっこ泣いちゃうかもね。
ナイアガラ花火(文字にすると、諏訪の花火のような立派なもののような気がします)もあるお祭り。ちいさなものでですが、子供のころはうれしくってしかたのない お祭でした。おさる実家に御邪魔して美食三昧。毎年ありがとうございます。美味しい食事と、とっておきのお酒と、笑顔。最強です。おまけに、ケンケンしながらでも帰ることのできる距離。最高です。ごちそうさまでした。

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7月大歌舞伎見納め

覚書
ものすごーくよくなった。一か月って、大事にすごすとこんなに違うのか。はっとする。
とにかく面白かった。
「夏祭浪花鑑」勘太郎さんの登場から、どんどん舞台がしまってきました。うまいねえ。 海老蔵さんも力いっぱい。150%で全力疾走。芝居の雰囲気が出て、とても面白かった。義平次 市蔵さんが、琴浦  春猿さんを無事に駕籠に入れ、花道七三ですっと肩を竦める。それだけなのに、いやらしくシメシメと思うさま丸だし。いいねぇ。 こういう、今のいいねぇ!という場面がたくさん。最後の大詰 長町裏の場。壮絶な場面は、すごい迫力でした。面白かった!
「天守物語」玉三郎ワールドにひたる。ヒタヒタ。富姫と亀姫の浮世離れした遊びがいい。こんな空気を味わうことができる。ああ、来てよかった。毅然として美しい富姫 玉三郎さん。凛々しく真っ直ぐな心の姫川図書之助 海老蔵さん。素直に話に入り込み、素直に楽しむ。
最前列、しかも花横で観劇し、なんども卒倒しそうになりました。だって、あなた・・・・

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