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2009年8月 5日 (水)

『グラスホッパー』

あっつい時に泳ぐと気分いい。水曜は、仕事帰りにスイミング。
ローマの世界水泳でも水着のことが話題になりました。こちとらのようなズブの素人スイマーでも、足首までの水着を着た日の方が、タイムがいいです。普通の競泳用では、ギリギリ メニューをこなしていますが、足首までの競泳用の時には、5秒くらい余裕がある時もある。というはずだったのに・・・今日は全然ダメでした。 しかし、 水着恐るべしである。まぁ、つづけることが一番大事ですがね。

伊坂幸太郎『グラスホッパー』(角川文庫)を読む。
残酷さがいい。意味のない残酷と意味ある残酷。
わかるなぁという感情移入型の話でない。別次元だけど、そう遠くない世界。殺し屋なんて職業だけど、そう荒唐無稽ではない世界。
いかにも非合法な企業で働く「鈴木」。実践派の殺し屋「蝉」、誘導派の殺し屋「鯨」。 何もかかわりのなかったはずの人間が、関係してくる。
殺し屋に接することなんてないのに、そんな職業の人がいることが当たり前のようにも思えてくる。人を追い詰める殺し屋と意識に追い詰められる殺し屋。その感情のゆれを考えていると、感覚の一部が妙に研ぎ澄まされ 冴えてきてしまい、変な感じがしてくる。仕事に対する、プロ意識の高さは、いいなとまで思う。静かさ、絶望の深さ、背負ったものの重さ、そういう感覚を描くことがなんてうまい人だろうと思う。
こんなに重い主題なのに読みやすいのもすごい。

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