7月大歌舞伎見納め
覚書
ものすごーくよくなった。一か月って、大事にすごすとこんなに違うのか。はっとする。
とにかく面白かった。
「夏祭浪花鑑」勘太郎さんの登場から、どんどん舞台がしまってきました。うまいねえ。 海老蔵さんも力いっぱい。150%で全力疾走。芝居の雰囲気が出て、とても面白かった。義平次 市蔵さんが、琴浦 春猿さんを無事に駕籠に入れ、花道七三ですっと肩を竦める。それだけなのに、いやらしくシメシメと思うさま丸だし。いいねぇ。 こういう、今のいいねぇ!という場面がたくさん。最後の大詰 長町裏の場。壮絶な場面は、すごい迫力でした。面白かった!
「天守物語」玉三郎ワールドにひたる。ヒタヒタ。富姫と亀姫の浮世離れした遊びがいい。こんな空気を味わうことができる。ああ、来てよかった。毅然として美しい富姫 玉三郎さん。凛々しく真っ直ぐな心の姫川図書之助 海老蔵さん。素直に話に入り込み、素直に楽しむ。
最前列、しかも花横で観劇し、なんども卒倒しそうになりました。だって、あなた・・・・
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