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2009年9月 3日 (木)

『初恋温泉』

9月になった。秋になった感じがヒタヒタとしてきた。
これは、温泉ねと思い、吉田修一の『初恋温泉』(集英社文庫)を読む。温泉恋愛は、ハードルが高い、ような気がする。温泉は、独特の雰囲気があるところ。家族と、女同士と、男女とじゃ、温泉の意味がかわってくる。
温泉での出来事というより、温泉にいくことになったために起こった出来事、(+心の出来事)という設定が、うまいこと作用している。
結婚して何年も経った夫婦が温泉にいくことになる。憎んでいないのに寄り添っていかない心とかに、どうしようもなくなり眉間にしわをよせつつ読む。最後は若者。まだ高校生。青臭いといえばそれまでだけど、最後の一言にまいった。きもちのいい まいりかた。人生にすれてる場合じゃないわと思った。

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