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2009年11月15日 (日)

「セバスチャン・サルガド アフリカ」生きとし生けるものの未来へ

覚書
「旅」シリーズと異なり、これは衝撃的な展示。東京写真美術館で「セバスチャン・サルガド アフリカ 生きとし生けるものの未来へ」をみる。
セバスチャン・サルガド(Sebastião Salgado、1944~)は、今もなお精力的に新作を発表し続けているフォト・ドキュメンタリーの先駆者だそうです。
住むところを追われ、全財産を頭に担ぎ砂漠を歩く親子。安住の地を探すというより、その日を送ることのできる場所を求めて歩く。頭の上に荷物のあるものはまだいい。骨がはっきりわかる小さな小さな子供の手を引き、砂漠を歩く母親。胸にはまた骨の形がわかる赤ん坊を抱いている。子供など、服も着ていない。作品の日付をみると2~3年前のもの。今 現代 起こっていることなのかとがく然とする。マルマルと太った赤ん坊に乳を与える女性の写真をみるとほっとした。 家族がいる。食べ物がある、雨露をしのぐ屋根がある。それだけでどんなに幸せなことか。
アフリカの現実に衝撃を受けた。とにかく知るということが必要だと思った。写真というのは言葉を必要としない、非常に有効な手段なのだ。

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